基本から戦術まで バレーボール

初心者から指導者まで、子供から大人まで、万人に広くオススメできるバレーボールの教科書です。私は小学4年からバレーボールを始めましたが、当時の自分にプレゼントしてあげたい。

従来の指導書では、写真を静止した状態で撮っていることもよくあり、モデルが実際のプレーからかけ離れたポーズをとっていることがよくありました。いや、現在でもよくあります。名選手や名監督の肩書きだけの本にありがちです。

さらに、せっかく実際のプレーの連続写真を用いているのにもかかわらず、解説が的外れである場合も多いです。

本書はもちろんそのようなことはありません。

さらに特筆すべきことは、戦術面の解説が他書と比べて非常に充実していることです。その点では観戦専門の方にもおすすめ出来ますね。チーム戦術を考えるうえで、選手にも指導者にも役立ちます。

本屋での入手難易度:☆☆☆ 易

★★★ 難:地方中枢都市の大きな本屋でもほとんど見かけない
★★☆ 中:        〃             たまに見かける
★☆☆ 易:        〃             よく見かける

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投稿者 スレッド
オリビア
投稿日時: 2006-4-13 1:05  更新日時: 2006-4-13 8:30
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-5
居住地:
投稿数: 352
 Re: 基本から戦術まで バレーボール
物事を本から学んでいく時に基本的なことを丁寧に解説する本がまず必要です。多くの日本のバレーボールの教科書がそのような作りになっていて、入門者をターゲットとしています。良く言えば分かりやすいのですが、悪く言えばどれも似たりよたりで深みがありません。その上の事項を知りたければ、せリンジャーさんの本やマクガウン先生の「バレーボール コーチングの科学」で学ばなければなりません。

「一歩前進」したい選手で参考になる本としては日本の本ではこの本しかないと思います。他の本では無いようなレシーブの細かい分類などが載っています。また「早いクイック」と「速いクイック」の違いなど考えて面白い知識も一杯あります。

買って絶対に損にはならないと思います。
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一見すると本書は、書店でよく見かける、大昔の常識をそのまま載せた入門書の仲間ようにも見えます。しかし、内容の誠実さは群を抜いて素晴らしいものがあります。

肩書きだけの入門書(元全日本など)とこの本とを同じようなものだと考えると、バレーボール人生において損をすることになるでしょう。

書店にも良く置いてありますのでぜひ一度手にとってご覧下さい。

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