中垣内祐一のファンダメンタルバレーボール

従来の指導書との違いは、DVDと中垣内さんのロングインタビュー記事が載っていることであり、それが大きな魅力となっています。Vリーグ選手のフォームがアップでスロー再生される動画はとても貴重です。私にはこれ以外思い当たりません。

DVDに登場する選手は全て堺ブレイザーズの選手です。甲斐裕之選手が(レフト)スパイク、杉山マルコス選手がバックアタック、澤畑雄一郎選手がクイック、千葉進也選手がライトスパイク、伊藤信博選手がブロック、小西健太選手がサーブ、市橋裕之選手がトス、増野彰選手がサーブレシーブ、大久保茂和選手がスパイクレシーブのモデルをされています。

DVDがオススメなのは当然ですが、私個人的には中垣内さんのインタビューも面白かったです。少し引用します。

引用:

p64〜p65より:
漫然と、体で覚えたままに100本のスパイクを打つよりも、考え、チェックしながら30本のスパイクを打つほうが、僕には合っていたようです。
(中略)
自分なりに納得のいくスパイクを打つためのメカニズムを知っていれば、調子が悪くなったときにも立て直しが早いと思うんです。体で覚えているだけでは、この部分で手間取ってしまうんじゃないかなあ。
当サイトにとっては心強い言葉です。

本屋での入手難易度:★★☆ 中

★★★ 難:地方中枢都市の大きな本屋でもほとんど見かけない
★★☆ 中:        〃             たまに見かける
★☆☆ 易:        〃             よく見かける

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一見すると本書は、書店でよく見かける、大昔の常識をそのまま載せた入門書の仲間ようにも見えます。しかし、内容の誠実さは群を抜いて素晴らしいものがあります。

肩書きだけの入門書(元全日本など)とこの本とを同じようなものだと考えると、バレーボール人生において損をすることになるでしょう。

書店にも良く置いてありますのでぜひ一度手にとってご覧下さい。

『基本から戦術まで バレーボール』についての詳しい書評やコメントの投稿はこちら

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