新米コーチさんはじめまして。
私も今年度，勤務先の私の母校でもある地元の中学校の女子バレー部顧問の先生の転任を契機に，内部コーチとして週４日（月水土日），代表を務める他市のスポーツ少年団の活動に支障のない空き曜日と空き時間にお手伝いを始めました。
顧問・副顧問が新任の若い女の先生，土曜日は高度なバレー経験のある保護者（部員の母親）が継続してコーチに入る，男子バレー部顧問にアドバイスを求められるという恵まれた状況です。

部員となる女の子達は，少年団や学校生活などを通して顔見知りですが，いざ，直接コーチとして関わることになると，お互いに身構えてしまいます。
特に前顧問が全力をあげ関わってきた３年生は，当然のことながら自然にガードを固めています。お互いに「観察しあっている・試しあっている」という感じです。新人戦以降それなりの結果を出しているチームなので余計にそうかもしれません。
これまでやってきたことは，
・今までやってきた練習の流れの中でアドバイスできることがあればする。
・言動など心や態度，連絡事項については顧問や副顧問が厳重に行う。
・部活・スポーツ・バレーボールについての知識・理解を深める資料（「未来−あした−のために」１〜３）の作成配布。
・控え選手の積極的起用と戦力化・試合出場の保障。
・２年生には２年生の，１年生には１年生のチーム作りが既に始まっていることの説明と練習時間・試合時間の保障。

「少しでも子供の役に立てばよい」くらいの気持ちでよいのではないでしょうか。

＞選手達は県大会で1番になることを目標にしているのですが、きつい練習は嫌だ。基礎の練習は楽しくないからいやだ等とへりくつをならべてばかりで、何のために自分がいるのか分からない状況です。

部員に練習メニューを作らせ，その中でアドバイスする。
それで十分か？　足りないところはないか？　このままで大丈夫か？　問いかける。
高校生の練習に参加させてもらう。（ショック療法）
部活運営にかかわる「まとめる」は顧問を中心にやってもらう。