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投稿者 スレッド
りきりきアタッカー レフトからのストレートスパイク(ライトからのクロススパイク)の打ち方について  /  投稿日時: 2006-9-21 0:32
へりくつ道場黒帯
登録日: 2006-9-21
投稿: 37
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
バレー暦15年で社会人でレフトやってます。
レフトからのストレートスパイク(ライトからのクロス)がうまく打てません。
ストレート(ライトからのクロス)を打とうとすると、
ボールの左側をヒットしてしまい、スライダー系のボールになり
アウトまたは、コート内に入っても力のないスパイクになってしまいます。
特に二段トスはまったく打てません。
ボールの中心をたたくと中途半端なストレートになってしまい、
よくブロックされます。

自分のスパイクフォームを分析すると
最高到達点315cmくらい。左肩が下がっていて少々かぶり気味で打ちます。
レフトからのクロススパイクは普通に打てます。フォームは、サーキュラー気味です。
恐らくD型サーキュラーだと思います。

自分のフォームは左肩が下がります。
ストレートを打つ際には、左肩は下げないほうがいいのでしょうか?

また、以前何かで見たのですが、レフトからのストレートやライトからの
クロスでも良いスイングをするとボールヒット後の手の甲は自分の体を向く
(親指が下)というのを見たことがあります。
確かにブラジルのジバ選手のライトからのクロスは綺麗にそうなってました。
実際に練習で実践してみても、どう考えても無理でした。
レフトからのクロスはまだしも。

スイングについてもサーキュラーだと難しい技術ではないかと個人的に思います。
ストレートアームだと威力はないですが、そこそこ打てるので。

何かいいアドバイスがあればよろしくお願いします。

Re: レフトからのストレートスパイク(ライトからのクロススパイク)の打ち方について  /  投稿日時: 2006-9-22 23:33
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-9
投稿: 339
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
こんばんは

引用:
ストレート(ライトからのクロス)を打とうとすると、
ボールの左側をヒットしてしまい、スライダー系のボールになり
アウトまたは、コート内に入っても力のないスパイクになってしまいます。

ボールの「左側」ですか?それだとシュート系になりませんか?

引用:
自分のフォームは左肩が下がります。
ストレートを打つ際には、左肩は下げないほうがいいのでしょうか

ヒットの瞬間は下がっていた方がいいと思います。
テイクバックのときから左肩が下がってはいけませんが。

ストレート強打のお手本といっても良さそうな画像です。FIVBのHPから、今年のワールドリーグ韓国ブルガリア戦です。
http://www.fivb.org/EN/Volleyball/Competitions/WorldLeague/2006/Photos/PhotoGallery.asp?Tourn=WL2006&No=29
ここの、”Korea's Moon Sung-Min attacks”を見てください。


引用:
また、以前何かで見たのですが、レフトからのストレートやライトからのクロスでも良いスイングをするとボールヒット後の手の甲は自分の体を向く(親指が下)というのを見たことがあります。
確かにブラジルのジバ選手のライトからのクロスは綺麗にそうなってました。
実際に練習で実践してみても、どう考えても無理でした。

この件についても画像が参考になると思いますが、この話は、「ストレートに打つからといって、スライダー回転をかけようとして手の甲を右へ向けたりはしない方がいい」ということであって、逆に「手の甲を自分の方に向けようとする」のもよくないと思います。自然にそうなることを知っていればいいのです。

「ボールの中心を叩くとブロックされる」というのは、ヒットポイントがクロス打ちと同じところになっているためだろうと思います。左側にポイントをずらせば、フルスイングしてボールの中心を叩き、きれいにライン上に打つことができます。

モデル画像で、重心の位置とヒットポイントが、左右にどのくらいずれているか、想像してみてください。
りきりきアタッカー Re: レフトからのストレートスパイク(ライトからのクロススパイク)の打ち方について  /  投稿日時: 2006-9-25 9:05
へりくつ道場黒帯
登録日: 2006-9-21
投稿: 37
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
Tさんありがとうございました。

引用:
ストレート(ライトからのクロス)を打とうとすると、
ボールの左側をヒットしてしまい、スライダー系のボールになり
アウトまたは、コート内に入っても力のないスパイクになってしまいます。

ボールの「左側」ですか?それだとシュート系になりませんか?
すみません。ボールの右側です。

引用:
「ボールの中心を叩くとブロックされる」というのは、ヒットポイントがクロス打ちと同じところになっているためだろうと思います。左側にポイントをずらせば、フルスイングしてボールの中心を叩き、きれいにライン上に打つことができます。
それも周りの方からいわれているのですが、ポイントを左側にすると打点がさがります。ボールを引きつけすぎて、肘が曲がるからです。(押し出すような感じ)ストレートに決め打ちの場合は可能かもしれませんが、空中で判断するときにどうしても肘が曲がってしまいます。ジャンプの踏み切り位置が良くないのでしょうか?

また、ライトのクロススパイクに関しても、やはりポイントは体の左側に持ってくるべきなのでしょうか?

よろしくお願いします。
Re: レフトからのストレートスパイク(ライトからのクロススパイク)の打ち方について  /  投稿日時: 2006-9-27 0:01
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-9
投稿: 339
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
引用:
ストレート(ライトからのクロス)を打とうとすると、
ボールの左側をヒットしてしまい、スライダー系のボールになり
アウトまたは、コート内に入っても力のないスパイクになってしまいます。
ボールの右側です。

やはり、ボールの中心を叩いてストレートに飛ぶ位置よりも、ボールは右側にあるようです。

引用:
ポイントを左側にすると打点がさがります。ボールを引きつけすぎて、肘が曲がるからです。(押し出すような感じ)ストレートに決め打ちの場合は可能かもしれませんが、空中で判断するときにどうしても肘が曲がってしまいます。

十分な打点でクロスに打てるような感じでボールを迎え、ボールがそこから左に来るのを待ってとらえれば、その間にボールは落ちてくるので、打点が下がるのは当然ですね。それが、「引きつけすぎて肘が曲がる」という現象ではないでしょうか?

引用:
ジャンプの踏み切り位置が良くないのでしょうか?

そうですね。踏み切り位置で修正することもできます。いつもの関係よりも(たとえば)50cm右でジャンプすれば、ちょうど最高打点にボールが落ちてきたときに、体のやや左側に来ているはずですね。

決め打ちならできるということであれば、こういうことができるだろうと思います。
クロス打ちのような角度で助走・踏み切りをしながら(位置は、ずれている)、ボールヒットのタイミングには、ストレート決め打ちするときと同じ位置にボールがあるようにする。

そのタイミングでその位置にあるように「ボールを呼び込む」ということですね。
体の位置をどうコントロールすればいいか、とも言えます。
ジャンプまで(どの方向に飛ぶかも含めて)でほとんど決まってしまうわけですから、「空中で判断して」では、なかなかストレートにブロックを抜いて強打することはできないと思います。

下の画像はいかがでしょうか?左脚太ももの真上辺りでとらえていますね。

りきりきアタッカー Re: レフトからのストレートスパイク(ライトからのクロススパイク)の打ち方について  /  投稿日時: 2006-9-30 0:30
へりくつ道場黒帯
登録日: 2006-9-21
投稿: 37
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
Tさんいろいろありがとうございました。
写真のストレート打ちはすばらしいですね。
自分の理想としている打ち方です。

さて、ひとつだけ気になることがありました。
引用:

ジャンプまで(どの方向に飛ぶかも含めて)でほとんど決まってしまうわけですから、「空中で判断して」では、なかなかストレートにブロックを抜いて強打することはできないと思います。

本当にジャンプまででほとんど決まるものなのでしょうか。
全日本の高橋みゆき選手などのスパイクをみていると
ブロックを見て打ってますよね。

最初は決め打ちして、空中で修正しているのでしょうか?

決め打ちをしているとすると、レフトからのスパイクの場合
普通最初はクロス、ストレートどちらを狙っているものなのでしょうか?
(さまざまな状況が考えられますが・・・一般的に)

Re: レフトからのストレートスパイク(ライトからのクロススパイク)の打ち方について  /  投稿日時: 2006-9-30 0:40
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-9
投稿: 339
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
引用:
写真のストレート打ちはすばらしいですね。
自分の理想としている打ち方です。

それはよかったです。

さて、
>>ジャンプまで(どの方向に飛ぶかも含めて)でほとんど決まってしまうわけですから、「空中で判断して」では、なかなかストレートにブロックを抜いて強打することはできないと思います。

引用:
本当にジャンプまででほとんど決まるものなのでしょうか。
全日本の高橋みゆき選手などのスパイクをみていると
ブロックを見て打ってますよね。

最初は決め打ちして、空中で修正しているのでしょうか?

ここが一番大事なところだと思います。
(というか、この質問をお待ちしていました)

ブロッカーの目からは、クロスに打つように見えるわけですね、少なくともジャンプするまでは。ブロッカーをその位置に跳ばせておいて、ストレートに抜けるところにボールを呼び込んで、そこでしっかりボールの中心を叩くのです。

問題は、「どうやってボールをその位置に呼び込むか」ですが、空中で身体重心の軌道を変えることはできませんから、「ジャンプで」決まるわけですね。(「理想的な平行トス」では自分の打点を右から左へ水平に動いてくれるかもしれないので、空中での体の回転だけでもかなりやれますが)

もちろん、高橋選手のようにコース打ちの上手い選手は、最後までブロックがしっかり見えていると思いますが、それは、想定したとおりにブロックがあるかを見ており、もし位置が違えば違う決め方をするということで、やはり、「どこを抜くか」は(ある程度〜かなりの程度)助走から想定していると思います。

引用:
決め打ちをしているとすると、レフトからのスパイクの場合
普通最初はクロス、ストレートどちらを狙っているものなのでしょうか?
(さまざまな状況が考えられますが・・・一般的に)

これは、「クロスを向いてアプローチし、そのまま打つか、ボールが左に来るのと、体が左に回転するのを利用してストレートに打つ」のが自然ですね。
「最初はどちらを狙っているか」というのとはちょっとニュアンスが違いますが、ご質問の答えになっているでしょうか?

「クロスにアプローチしてストレートに打つ場合も、最初からストレートの打点を想定(イメージ)していなければ、しっかり打てない」と言えばいいのかもしれませんね。
りきりきアタッカー Re: レフトからのストレートスパイク(ライトからのクロススパイク)の打ち方について  /  投稿日時: 2006-10-3 14:29
へりくつ道場黒帯
登録日: 2006-9-21
投稿: 37
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
Tさんいつもありがとうございます。

いろいろ考えを思いめぐらせて!?いたので返信遅れました。
どうも自分で実践しないと気がすまないもので・・・。

実際、クロスの助走で決め打ちストレート打ってみたのですが、(決め打ち)
確かにストレートは、打ちやすいのですが(まだ完全に習得していませんが)、クロススパイクがふかし気味になってしまうのです。クロスを打てる体勢でストレートに打てるまでボールを呼び込むというのは、頭で分かっていても実際プレーするのはなかなか難しい感じがしました。練習あるのみですね。


Tさんがおっしゃていた
引用:
「高橋選手のようにコース打ちの上手い選手は、最後までブロックがしっかり見えていると思いますが、それは、想定したとおりにブロックがあるかを見ており、もし位置が違えば違う決め方をするということで、やはり、「どこを抜くか」は(ある程度〜かなりの程度)助走から想定していると思います。」
この場合、助走の段階で(セッターがトスを上げる前)ブローカーの位置を確認しておくと言うことでしょうか?

ジャンプの前にある程度コースを決めておくというのはオープン攻撃においては納得できました。
実際自分の経験から言うと、ジャンプの前にコースを決め打ちしますが、
自分が打とうするコースがよほどブロックでコースをふさがれている場合以外は、そのまま打ちます。
思ったよりブロックがコースをふさいでいて、その結果ブロックされてしまうこともあります。
最初に決めておいたコースの思いこみが強いためです。

私のチームでは速い平行トスが主体です。
決め打ちしておいて思ったよりブロックが来ていたときに一瞬の判断での切り替えがむずかしいのではないか、と思います。
(どうしても最初に決めていたコースが頭から離れない)
ストレートに決め打ちしておいて1枚ブロックにワンタッチされてチームメイトから怒られることもしばしば。
(自分が経験不足なだけかもしれませんが)

私の理想は、どちらでも打てる体勢で(これが難しい)空中で判断してコース打ちをするです。
以前全日本男子の青山選手は、「調子がいいときはスパイクするときコート全体が見える。」と言ってました。
今でも青山選手を越えるテクニシャンはいないと個人的に思います。
まあ、極端な例を出しましたが、やはり青山選手レベルになると空中で判断しているのでしょうかね〜。
コート全体が見えるには、どんな視点でどんなボディバランス(空中姿勢)をしているか興味があるところです。

蛇足になりますが
知り合いに東レに在籍した人がいるのですが、その人は、ブロックを最初にとばせておいてその後コースを決める、
と言っていました。(オープンスパイクの時)
自分もやってみようと思ったのですが、どう考えても、自分の最高打点では打てませんでした。
このようなスパイクの技術はあるのでしょうか?
Re: レフトからのストレートスパイク(ライトからのクロススパイク)の打ち方について  /  投稿日時: 2006-10-4 1:34
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-9
投稿: 339
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
りきりきアタッカーさん、こんばんは

引用:
実際、クロスの助走で決め打ちストレート打ってみたのですが、(決め打ち)確かにストレートは、打ちやすいのですが(まだ完全に習得していませんが)、クロススパイクがふかし気味になってしまうのです。

??
クロス助走でクロスを打つとふかすようになってしまったということでしょうか?

引用:
クロスを打てる体勢でストレートに打てるまでボールを呼び込むというのは、頭で分かっていても実際プレーするのはなかなか難しい感じがしました。

クロスを打てるようなジャンプをしておいて、ストレートに打てるところまでボールを呼び込むとしたら、かなり難しいですね。

>>理想的な平行トス」では自分の打点を右から左へ水平に動いてくれるかもしれないので、空中での体の回転だけでもかなりやれますが

と書いたとおりです。

引用:
この場合、助走の段階で(セッターがトスを上げる前)ブローカーの位置を確認しておくと言うことでしょうか?

自分がジャンプの位置と方向を決めると、それを見てブロッカーが位置取りをするわけですから、ブロッカーの位置を確認するのはその後ですね。

『「どこを抜くか」は(ある程度〜かなりの程度)助走から想定している』というのは、「この助走をすればブロックはクロスに跳ぶだろうから、このトスならストレートに強打できるだろう」というような想定ですね。


引用:
実際自分の経験から言うと、ジャンプの前にコースを決め打ちしますが、自分が打とうするコースがよほどブロックでコースをふさがれている場合以外は、そのまま打ちます。
思ったよりブロックがコースをふさいでいて、その結果ブロックされてしまうこともあります。

今話している段階では、それで十分だと思います。
「思ったよりブロックがコースをふさいでいるときどう打つか」は、次の段階の技術です。

引用:
私のチームでは速い平行トスが主体です。
決め打ちしておいて思ったよりブロックが来ていたときに一瞬の判断での切り替えがむずかしいのではないか、と思います。
ストレートに決め打ちしておいて1枚ブロックにワンタッチされてチームメイトから怒られることもしばしば。

私の理想は、どちらでも打てる体勢で(これが難しい)空中で判断してコース打ちをするです。
以前全日本男子の青山選手は、「調子がいいときはスパイクするときコート全体が見える。」と言ってました。
まあ、極端な例を出しましたが、やはり青山選手レベルになると空中で判断しているのでしょうかね〜。

クロスに決めれるトスでありブロックであるのか、ストレートに決めれるトスでありブロックであるのか、つまり、どう打てば決まるのかを空中で判断しているのでしょうね。(さらにレシーバーの位置も判断材料になるとすれば、「強打で抜く」以外の決め方も必要になるでしょう)

ここで重要なのは、クロスに打つべきかストレートに打つべきかは、状況によるということです。同じトスの位置、同じブロックの位置でクロスにもストレートにも(強打で)決めれなければならないというわけではありません。

引用:
知り合いに東レに在籍した人がいるのですが、その人は、ブロックを最初にとばせておいてその後コースを決める、
と言っていました。(オープンスパイクの時)
自分もやってみようと思ったのですが、どう考えても、自分の最高打点では打てませんでした。
このようなスパイクの技術はあるのでしょうか?

それはあると思いますし、私の薦めることと矛盾しないと思いますが、・・・。
ナゾノヒデヨシ 関係ないかも知れませんけど  /  投稿日時: 2006-10-5 18:29
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-5
投稿: 715
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
  打点だとかスイングとかをいい状態でヒットしようとすれば、ジャンプしてから打つコースを変えることはできないと思います。
  言い換えれば、踏み切りの瞬間にコースは決まっている場合が殆どではないでしょうか?
  アプローチに対して踏み切りの角度を変化させることも一考されてもよろしいかと。
  あと、スパイクが決まるということと打点が最高打点であることは必ずしも相関関係が成立するとは言えないですよね。
  あまり固執する必要はないような気がします。けど。
  横入りすみません。
りきりきアタッカー Re: レフトからのストレートスパイク(ライトからのクロススパイク)の打ち方について  /  投稿日時: 2006-10-6 14:04
へりくつ道場黒帯
登録日: 2006-9-21
投稿: 37
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
Tさん詳しい回答ありがとうございました。
引用:
Tさんは書きました:
ここで重要なのは、クロスに打つべきかストレートに打つべきかは、状況によるということです。同じトスの位置、同じブロックの位置でクロスにもストレートにも(強打で)決めれなければならないというわけではありません。

私は、今まで「同じトスの位置、同じブロックの位置でクロスにも
ストレートにも(強打で)決めれなければならない」と思ってました。
それがアタッカーとしての幅!?だと思ってました。
ナゾノヒデヨシさんの投稿にあるのですが、どのコースにも決めることプラス
「最高打点で打たなければ」とずっと呪縛のように思ってました。
要するに決まればいいわけですから、一番決まる確率が高い方法を
選択すればいいと思いました。
今までのやりとりの中で、スパイクのコース打ちに関する考えが変わりました。
本当にありがとうございました。
りきりきアタッカー Re: 関係ないかも知れませんけど  /  投稿日時: 2006-10-6 14:11
へりくつ道場黒帯
登録日: 2006-9-21
投稿: 37
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
ナゾノヒデヨシさんアドバイスありがとうございました。
引用:
ナゾノヒデヨシさんは書きました:
打点だとかスイングとかをいい状態でヒットしようとすれば、ジャンプしてから打つコースを変えることはできないと思います。言い換えれば、踏み切りの瞬間にコースは決まっている場合が殆どではないでしょうか?

Tさんとのやりとりの中で、ナゾノヒデヨシさんの言うとおりだと思いました。
ジャンプの瞬間に周辺視野でブロッカー等の状況判断をしてるんですね。
実際、世界で戦っている選手達もこのような感覚で打っているのでしょうか。気になるところです。

引用:
ナゾノヒデヨシさんは書きました:
アプローチに対して踏み切りの角度を変化させることも一考されてもよろしいかと。

よろしければ、この部分もう少し詳しく教えてもらえないでしょうか?

引用:
ナゾノヒデヨシさんは書きました:
あと、スパイクが決まるということと打点が最高打点であることは必ずしも相関関係が成立するとは言えないですよね。 あまり固執する必要はないような気がします。けど。

Tさんのレスにも書いたように、そのとおりだと思いました。今まで最高打点で打つことが一番いいことだと思ってました。(それで決まれば一番いいのかもしれませんが)要するに決まるスパイクを打たなければ最高打点で打っても意味がないと思いました。
「アタッカーの幅」とは  /  投稿日時: 2006-10-6 18:48
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-9
投稿: 339
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
まず、ナゾヒデさん、加わっていただき、ありがとうございます。話が一気に進展できました。

りきりきアタッカーさんResありがとうございます。

引用:
りきりきアタッカーさんは書きました:

私は、今まで「同じトスの位置、同じブロックの位置でクロスにも
ストレートにも(強打で)決めれなければならない」と思ってました。
それがアタッカーとしての幅!?だと思ってました。

問題は、そこなんですね。
そう思ってしまうと、同じヒットポイントで何でもできなくてはいけないということになりますが、必要なのはむしろ、「ヒットポイントをいくつも持つ」ことです。

全身を使って、最高打点で、強打すれば、自分の体とヒットポイントの位置関係で、ボールがどこに飛ぶか決まります。そして、ヒットポイントを左右にずらすことができれば、それだけスパイクが違う方向に飛ぶことになります。つまり、ヒットポイントの幅が広ければ広いほど、幅広いコースに強打できるわけです。もちろん、左右に大きくずらせばそれだけ打点は下がりますが、損失が2〜3cmの範囲内で、かなり大きな幅を持てると思います。

また、ブロッカーはアタッカーとほとんど同時(少しは遅れますが)にジャンプするので、ブロッカーはアタッカーの体を基準にジャンプします。よって、ヒットポイントの幅が広いほど、ブロックを抜きやすくなります。同じヒットポイントからだと、どんなに広角に打てても、ブロックに当たる可能性が高くなります。

よって、まずは、決め打ちでも、クロスとは違う位置でボールをとらえることができるようになりたいわけです。そのイメージがしっかり自分のものになれば、空中で判断してストレートに打つような感じのこともできるようになるでしょう
(「ような感じ」と書いたのは、空中で判断していても、実はそうなることはジャンプの瞬間に決まっているからです)。
りきりきアタッカー Re: 「アタッカーの幅」とは  /  投稿日時: 2006-10-16 13:52
へりくつ道場黒帯
登録日: 2006-9-21
投稿: 37
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
引用:
Tさんは書きました:
全身を使って、最高打点で、強打すれば、自分の体とヒットポイントの位置関係で、ボールがどこに飛ぶか決まります。そして、ヒットポイントを左右にずらすことができれば、それだけスパイクが違う方向に飛ぶことになります。つまり、ヒットポイントの幅が広ければ広いほど、幅広いコースに強打できるわけです。もちろん、左右に大きくずらせばそれだけ打点は下がりますが、損失が2〜3cmの範囲内で、かなり大きな幅を持てると思います。


このことは、自分なりにですが、以前から認識していました。
確かにたとえ速攻でも、打つポイントをたくさん持っている方がいました。
あの一瞬の動作の中にも打つポイントたくさんあるのは、すごいなーと見ていました。
また、同じような高さの人でも、打つポイントがたくさんある人の決定率は、かなり高かったです。

ここで分からないのですが、同じ高さでも、打つポイントの多い、少ないがあるというのは、なぜでしょうか?
練習をたくさんしている、していない、は確かにあると思うのですが、打つポイントを増やすために注意すべき事は何なのでしょうか?
空中バランスやスイングなど様々な要素があるとは思いますが。

個人的には、空中バランスは非常に重要ではないかと思います。
打つポイントをたくさん持っている方は、大体フォームが安定しているアタッカーだったからです。
打つポイントが毎回一緒に見えました。(見えるだけ?)とにかく悪いトスでもフォームを崩さず打ちこなしていました。
いいトスの場合は、打つコースが広角でした。

今まで私が見た経験では、空中で肩が平行に近い(打つ瞬間は多少左肩が下がっていると思いますが)アタッカーが多い感じました。
この「へりくつ」にもありますが、たしかにスパイクの威力だけを考えるならば、左肩を下げる打ち方は有効だと個人的にも思います。
ただ、コースを広角に打つとか、打つポイントを増やすことを考えるならば、空中で肩が平行に近いほうが有利なのではないか、と疑問に思ってしまいます。

整理がついていない文章ですみません。
なんでも結構ですので皆様のご意見等お願いします。
Re: 「アタッカーの幅」とは  /  投稿日時: 2006-10-17 0:26
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-9
投稿: 339
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
りきりきアタッカーさん、こんばんは
引用:
確かにたとえ速攻でも、打つポイントをたくさん持っている方がいました。
あの一瞬の動作の中にも打つポイントたくさんあるのは、すごいなーと見ていました。
また、同じような高さの人でも、打つポイントがたくさんある人の決定率は、かなり高かったです。

ここで分からないのですが、同じ高さでも、打つポイントの多い、少ないがあるというのは、なぜでしょうか?

「最も高い位置」に限定すれば、ポイントは少なくなりますが、数センチの犠牲を払えば、幅広いポイントで打つことは可能です。

問題はそれを利用することを知っているかどうかだと思います。

「同じポイントから幅広く打てなければならない」と考えていれば、それを利用できるはずはありませんし、
「自分はこのポイントでとらないとしっかり腕を振り切ることができない」と考えていても同様ですね。
それと「知っている」というのは頭で分かっているだけでなく、体が知っている、つまりそういう体の使い方ができるということです。

引用:
打つポイントを増やすために注意すべき事は何なのでしょうか?
空中バランスやスイングなど様々な要素があるとは思いますが。

個人的には、空中バランスは非常に重要ではないかと思います。
打つポイントをたくさん持っている方は、大体フォームが安定しているアタッカーだったからです。
打つポイントが毎回一緒に見えました。(見えるだけ?)

「打つポイントをたくさん持っている方は」・・・「打つポイントが毎回一緒に見えました」う〜ん、どちらでしょう?

ちょっと意地悪でしたが、「毎回一緒に見える」というのは、体幹と腕の関係が一緒ということかもしれませんね。打つポイントがどこにあっても、体幹の動きで腕がしっかり振りきられていれば、そういうことになると思います。

引用:
今まで私が見た経験では、空中で肩が平行に近い(打つ瞬間は多少左肩が下がっていると思いますが)アタッカーが多い感じました。
この「へりくつ」にもありますが、たしかにスパイクの威力だけを考えるならば、左肩を下げる打ち方は有効だと個人的にも思います。
ただ、コースを広角に打つとか、打つポイントを増やすことを考えるならば、空中で肩が平行に近いほうが有利なのではないか、と疑問に思ってしまいます。

バランスの取れたフォームというのは、テイクバックで左肩が上がり、インパクトで右肩が上がるという左右の肩の入れ替えがしっかり行われているものです。結果として、どちらにも傾いていないという印象を与えるということかもしれませんね。

クロスに打つときとストレートに打つときと、両肩の位置関係は同じではありません。ワンパターンにただ高いところで強打しようというフォームに比べて、どちらかに傾いた印象は少なくなるでしょうね。

「空中で肩が平行に近い」=「両肩の入れ替えが小さい」ということだとすると、それは背骨や肩甲骨の自由度を、より少なく使うということになりますから、コース打ちにとっても絶対不利だと思います。
りきりきアタッカー スパイク時の左肩下がりについて  /  投稿日時: 2006-10-20 15:17
へりくつ道場黒帯
登録日: 2006-9-21
投稿: 37
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
Tさんいろいろありがとうございました。

引用:

バランスの取れたフォームというのは、テイクバックで左肩が上がり、インパクトで右肩が上がるという左右の肩の入れ替えがしっかり行われているものです。結果として、どちらにも傾いていないという印象を与えるということかもしれませんね。
クロスに打つときとストレートに打つときと、両肩の位置関係は同じではありません。ワンパターンにただ高いところで強打しようというフォームに比べて、どちらかに傾いた印象は少なくなるでしょうね。


前段は納得できました。たしかに体幹がきれいに回転しているような印象があります。
後段の「クロスに打つときとストレートに打つときと、両肩の位置関係は同じではありません。」をもう少し詳しく教えていただけないでしょうか?位置関係が違うのは何となく分かるのですが、具体的にどのように違うのでしょうか?

引用:
「空中で肩が平行に近い」=「両肩の入れ替えが小さい」ということだとすると、それは背骨や肩甲骨の自由度を、より少なく使うということになりますから、コース打ちにとっても絶対不利だと思います。


言われてみれば、確かに肩が平行に近い方が肩甲骨の自由度が少なくなりますね。何で今まで気がつかなかったのか悔しいですね。
いろいろな指導者の方から、左肩は下げるな、と指導されてきて固定観念があったと思います。

ただ、一つ気になることがあります。
たしか月刊バレーボールの毎月いろいろな技術を特集してる記事(名前わからなくてすみません)の中で、「空中で左肩が下がってるのでボールに体重が乗らない」という解説がありました。
記事は結構前だと思うのですが、確かキューバの大砲カルデロン選手の写真が例で載っていました。空中バランスがいい選手の例としてイタリアのチゾーラ選手や甲斐選手が写真入りで載っていたと思いますが、自分にはそれほど違いがないように感じました。
へりくつにもありますがトップポジションまでは左肩は下げるなとありますが、カルデロン選手はトップポジション時には左肩が下がってませんでした。(たぶん)空中バランスのいい選手と悪い選手の左肩の下がり方の違いはどこにあるのでしょうか?
写真がなくて分かりづらいとは思いますが、よろしくお願いします。
Re: スパイク時の左肩下がりについて  /  投稿日時: 2006-10-20 18:44
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-9
投稿: 339
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
引用:
「クロスに打つときとストレートに打つときと、両肩の位置関係は同じではありません。」をもう少し詳しく教えていただけないでしょうか?位置関係が違うのは何となく分かるのですが、具体的にどのように違うのでしょうか?

ストレートに打つ方が左側でとらえるわけですから、右肩そのものも左側に寄ってきて、両肩を結ぶ線はより垂直に近くなります。つまり、左肩を下げる程度が若干大きくなります。
また、クロスに打つときは、フォロースルーで右肩が下がってきて左肩が上がってくるということもあるので、(たとえインパクトで十分左肩が下がっていたとしても)全体として左肩が下がらない印象を受けるということもあるかもしれません。

引用:
たしか月刊バレーボールの毎月いろいろな技術を特集してる記事(名前わからなくてすみません)の中で、「空中で左肩が下がってるのでボールに体重が乗らない」という解説がありました。
記事は結構前だと思うのですが、確かキューバの大砲カルデロン選手の写真が例で載っていました。空中バランスがいい選手の例としてイタリアのチゾーラ選手や甲斐選手が写真入りで載っていたと思いますが、自分にはそれほど違いがないように感じました。
へりくつにもありますがトップポジションまでは左肩は下げるなとありますが、カルデロン選手はトップポジション時には左肩が下がってませんでした。(たぶん)空中バランスのいい選手と悪い選手の左肩の下がり方の違いはどこにあるのでしょうか?

残念ながらカルデロン選手の記事というのを見ておりませんので、推測するしかありませんが、

「空中で左肩が下がってるのでボールに体重が乗らない」

空中には踏み切りから着地までの長い経過があるので、そのうちの何時かが問題ですね。テイクバック時は十分上がっていなければならないし、インパクトではその反対です。「テイクバック時に左肩が十分上がっていなかった」ため、ボールに体重が乗らないというのなら分かりますが。
「カルデロン選手はトップポジション時には左肩が下がってませんでした。」というりきりきアタッカーさんの観察の方が正しいのではないでしょうか。
(ところで、「トップポジション」とはどのタイミングのこととしてお使いでしょうか?)

バランスの良い「左肩の下げ方」ですが、「思い通りの位置でしっかり右腕を振り抜くことができる」のがそうだと思います。

左肩を「引く」には、背骨の運動として、左肩を下げる側屈以外に前屈と回旋の動きも関係しますし、肩甲骨の運動も関係します。さらに、動く量の問題よりも「いつ動くか」がさらに重要だと思いますので、「空中バランスのいい選手と悪い選手の左肩の下がり方の違い」は非常に難しい問題だと思います。
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