はじめまして。この度、こちらのメンバーに登録させて頂きました。どうぞよろしくお願い申し上げます。

早速質問、の前に少し脱線します。
最近、ボストンレッドソックスに移籍した松坂大輔投手の『ジャイロボール』が話題になってるのはご存知でしょうか？
ジャイロボールって何ぞや？　と仰る方は、こちらを参考にして頂ければと思います。
http://baseballers.fc2web.com/pitching/jairo-index.html

何故このジャイロボールが出てくるのか、と思われる方もいらっしゃるでしょうが、私は似たようなことをサーブの時にやっていたのを思い出したからです。

現在主流になっているサーブと言えば、ジャンプサーブ、ジャンピングフローター、フローターサーブと言っていいかと思いますが、私は高校時代バレー部に所属していましたが、ジャンプサーブが打てるほど上手ではありませんでした。ですのでフローターサーブばかり練習していたのですが、もっと他に効果的なサーブがないものか考えたのです。
そこで、野球のカーブやシュートのように、意識してサーブに回転を加える、スピンサーブの練習も始めました。初めはなかなかうまくいきませんでしたが、ボールの回転の向きを変えたり、後ろに構えて助走して打つことで勢いをつけたり、コートの対角線を狙って足の長いボールを打ったりと、いろいろな打ち方を試すうちに、少しずつボールの軌道に変化が現れたように思いました。
その中の一つで、このジャイロボールのような軌道を描く打ち方も試したと思います。当時はジャイロボールのジャの字も知りませんでしたので、最近になってジャイロボールがどんなものか知って、少し驚いたのと同時に、昔こんなことやったなあと思いました。言うなればジャイロサーブですかね？（笑）

かなり前フリが長くなってしまいましたが、最近のバレーボールではスピンサーブを打つ選手を見なくなってしまいました。天井サーブもトップスピン、もしくはバックスピンをかけることを考えればスピンサーブと言っていいかと思いますが、それも見かけません。
ジャンプサーブが打てる選手ならまだしも、そうでない選手ならスピンサーブを取り入れて、フローターサーブと織り交ぜれば、ゲームでの持ち札が増やせると思ったりもするのですが、どうしてスピンサーブは悪く言えば廃れてしまったのでしょう？　それともスピンサーブはよくないサーブなのでしょうか？
皆様のご意見を頂戴できれば幸いです。

ジャイロはとりあえず後で書くとして、まずスピンサーブです。ジャンプサーブもトップスピンをかける場合が多いですから、そういう意味ではスピンサーブですよね。決して廃れてないと思います。ただし、ジャンプサーブの場合はスピンによる変化でというよりはボールの速さで相手を崩すためのサーブであると私は認識しています。

さて、スピンサーブがあまりはやらないのは（ある程度の能力があれば）サーブレシーブが比較的楽だからだということにつきると思います。なぜ楽かと言えば（打たれた後だけでなく、打つ前も含めて）変化が予測しやすい事と、（少なくともトップスピンや、右利きのカーブくらいなら）スパイクレシーブの練習で慣れている事が理由だと考えます。逆に言えば、フォームから変化が読みにくいようなスピン、あるいは経験したことのない方向や回転数のスピンであれば相手は崩しやすくなるでしょう（実際左利きのカーブは結構効きます）。また、サーブレシーブが発展途上なチームに対しては単なるトップスピンや右利きのカーブでも十分効果的だと思います。

最後にジャイロの件です。個人的にはおもしろいと思いますが、直感的にはバレーボールで相手がとまどうような変化を得るのは難しいのではないかと思います（科学的根拠はゼロです）。

とんと様

返答ありがとうございます。
うーむ、やはりレシーブされやすいからそういうことになってしまうのですか。
以前、何かの参考書で（セリンジャーのパワーバレーボールだったかな？）、これまでにない新しいサーブを編み出すなら、スピンサーブに鍵があるかもしれないみたいなことが書かれているのを読んだ記憶がありますので、それでジャイロ回転するサーブが打てたらどうなるのかと思ったのです。
私が部活でジャイロ回転を試したのは、単に普通のスピンサーブとは違う回転をするサーブを打てればと思ったからで、本当に思いつきでやり始めました。
今までにない回転を与えれば、それまでにない変化をするだろうという安直な発想です。
でも、実際はうまくいかなかった記憶があります。考えれば当然ですかね。ジャイロに限らず、スピンによるボールの変化は球速や回転数が高いほど大きく現れるわけで、たかがジャンプしない普通のサーブの威力で与えられる程度の球速や回転数ではそこまで変化するわけもないわけで。
それでも、仮に越川選手みたいに１２０?舛鯆兇┐襯好圈璽匹如△覆?かつジャイロ回転するサーブが打てれば、きっとそれまでのジャンプサーブでは得られないような変化が見られるのではないかと夢見ております。越川選手、やってくれないかなぁ？（笑）

引用：

こんにちは
ジャイロボールは野球関連の著書が多いトレーナーの方が提唱はじめた変化球だと思います。物理の専門家が流体力学のシュミレーションをして、科学的にも後押しをしております。ジャイロボール推奨派の方々の眼から見ると、プロ野球ではロッテのアンダースローの渡辺投手であるとかレッドソックスに行った松坂投手などが、ジャイロボーラーだそうです。

さて、最近のプロ野球中継ではスロー再生などが非常にきれいに放送してくれます。ピッチャーの投げたボールの回転もテレビの画面からもわかります。ぜひ注目して欲しいのは「ジャイロボーラー」と呼ばれる投手ではなくともジャイロ回転のボールを投げる投手がかなりいることです。特にスライダーを投げるときの回転などはボールの進行方向を軸にした回転であることが結構あります。テレビ中継を見るたびに巷に言うほど「ジャイロボール」が特別な球種ではないように思えてなりません。また、投手も意識せずにジャイロ回転のボールを投げていることが多いように思います。

ことぴーさんもぜひ野球中継などをご覧になり、ご自分の目でボールの回転を確認されることをおすすめします。

オリビア先生の書き込みを読んで思った事は、少なくてもジャイロと言われるボールを投げるフォームは理想に近い投げ方なのではないかって事です。科学的根拠はゼロです。
　　バレーは、ボールをヒットしますので回転方向の決定（こういった表現でいいのかどうか判りませんが）の仕方が握って離す野球とは違うと思います。
　　ラグビーを大学時代に少しだけかじりましたけど、あのボールもジャイロ回転です。でないとコントロールできないし飛距離も出ない。同じ投げ方をすると確かに気分はジャイロの使い手になれます。
　　でも、バレーボールであの回転を打って出現させるのは先程5分ほど庭でチャレンジしましたけど、ど〜も巧くいきません。
　　しかし、チャレンジして巧くできるのであればいい発想だと思いました。
　　駄ですけど、ジャイロって『メジャー』から一気に広まってきたような感じがします。勿論、野球のトレーナー氏が最初にその表現をしたのだとは思いますけど。もっと昔に、初速と終速が殆ど変わらない球を投げる少年のアニメがありました。その時も回転はドリル状、今で言われるジャイロでした。
　　男どあほう甲子園の藤村甲子園のボールもドリル回転。黒い秘密兵器の椿林太郎も同様。表現は違いますが野球の世界ではかなり昔から知られている『魔球』もしくは『剛速球』の秘密なのでしょうね。
　駄ですみません・・・。
　お詫びにカジスキー選手の高速サーブの回転を分析して後日報告いたしやす。

オリビア様　ナゾノヒデヨシ様

ご返答ありがとうございます。
特に、ナゾノヒデヨシ様。実際にジャイロ回転を試していただけるとは、誠に恐縮です。
やはり、握った状態からリリースする野球と、インパクトで回転を与えるバレーボールでは勝手が違うのでしょう。私も、ジャイロ回転すればなんて思いながら、同時にそれは無茶がある……、なんて思いました。
ただ、一つ言い忘れていたことがあったのですが、私が試していたジャイロ回転のサーブは、野球やラグビーとは真逆だと言うことです。
野球やラグビーの場合は、右手で投げれば時計回り、左手なら反時計回りになると思いますが、バレーボールでそれと同じ回転を与えるのは、それも試しましたがかなり難しかったです。
右手でサーブすれば反時計回り、左手なら時計回り。外から内に巻き込むようにして、ボールに回転を与えるように。ボクシングのコークスクリューブローの応用のような感じでサーブしていました。私がジャイロ回転を思いついたのも、野球やラグビーからではなく、コークスクリューブロー、つまりピストルの弾丸が回転しながら放たれていることに着目してのことでした。
それでも、やはりうまくいきませんでしたね。回転数にこだわれば前に飛ばなかったり球速が死んだり。球速をあげれば回転数が落ちたり、思いっきりアウトになったり……。少なくとも、ジャンプしないサーブでジャイロ回転は不可能に近いと思い知っただけでした。
やはり、ジャイロ回転に活路があるとすれば、それはジャンプサーバーが使ってこそなのかもしれないという結論に至りました。
何故私がジャイロ回転にこだわるかと言えば、スレッドのタイトルの『新しいサーブ』を編み出したいという気持ちもありますが、もう一つ理由があります。
私は現在バレーボールを題材にした小説を書いています。その主人公、女の子なのでヒロインですかね、彼女にジャイロ回転するサーブを打たせたいんです。
完全に趣味で書いている話ですが、もし他の人（全くバレーに興味がない人も含めて）の目に触れても面白い作品にするなら、ちょっと現実にはないおもしろおかしい要素も取り入れて、しかし、あんまりデタラメなものを作るのは経験者として納得がいかない……。
その中の一つの手段として、いわゆるオリジナルの要素になりそうなものとしてジャイロに着目してみました。
野球の場合ほどではなくても、もしもバレーでジャイロ回転するサーブが打てれば、少なくともトップスピンのジャンプサーブとは違った変化をすると信じています。
もちろん、実際にそれが可能なのか、そうだととしてもどれだけの変化があるのかは全くの未知数なので、迂闊に作品に取り入れられない状況ではあるのですが……。もしも、このジャイロサーブが決して非現実的なものではないものであるならば、彼女の必殺技にしてあげたいと思っています。

そうか！逆もありですね！明朝早速試してみましょう（笑）。
　作品期待して楽しみにしております！

自分の経験ですが、サーキュラースイングでクロスもしくはインナー側に打つボールはジャイロになりますよ。

前にわがチームの選抜チームと対戦したときに選抜のレフトのスパイクをレシーブしようとしたら回転がジャイロになってました。
こんな球どうやってレシーブするんだ！なんて思いましたね。

ちなみに自分のスパイクの球もジャイロになりますよ。

あくまで経験上です

　自分もジャイロは試したことがあります。しかし、そのときはうまくいきませんでした。でも、理論上は可能なように思えます。ジャイロの場合空気抵抗が少なくなりマグナス力が発生しないのでフローターより高速で沈むサーブになるのでしょうか？
　自分はサーブでトスを上げる際にあらかじめジャイロ回転をかけて、その後回転軸にあたる部分を叩きました。でも、このとき回転軸をピンポイントに叩けなかったので回転が殺されてしまいフローターになってしまいました。つまり、うまくピンポイントで叩ければ完成する気がします。

はじめまして。ジャイロとは関係ないのですが、タイトルが「新しいサーブ」ということでちょっと書き込みたくなりました。

僕がたまに遊びでやっているサーブは逆回転サーブです。両手を使って逆回転をかけるようにトスアップして、ジャンプフローターのような感じでジャンプし、手で上から下へこするように打つサーブです。打ちかたの問題でスピードはほとんど出ないのですが、ネットすれすれを狙うことで、「ほぼ落ちずに伸びてラインすれすれに落ちるサーブ」を打つことが可能です。サービスエースはまず狙えませんが、うまく強い回転をかけられたらセッターに返すのは相当難しいですよ。低く伸びるので前衛がとるケースが多く、高い位置でのアンダーでしかもぜんぜん前に飛ばないですから！

ただ異常に難しくて成功率が低いし、サービスエースもとれないので実践向けではなくあくまで遊びです。

こういう邪道（？）なサーブも入れたら新しいサーブっていうのももう何種類かありそうですよね。

関係ない話題ですいませんでした〜