メイン >  1 - バレーボール技術戦術掲示板  > レシーブのスイートスポット投稿するにはまず登録を
ツリー表示 | 新しいものから 前のスレッド | 次のスレッド | 下へ
投稿者 スレッド
TUBE レシーブのスイートスポット  /  投稿日時: 2006-9-1 1:01
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-3-16
投稿: 159
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
ボールの重い・軽いの話の中で
レシーブが芯をずれた時ということを書いたんですが?

ちょっと疑問が?

アンダーハンドパスのスイートスポットって何所???
以前、肘に近いほうが質量が上がるという話や

月間バレーボールの桜井さんの連続写真など話題になりましたが?

まんなかというのは判りますが、具体的にはどのあたりなんでしょう?

わたしは、桜井さんの写真を見てから、かなり肘よりで指導してますが?


あと、手の組み方はどうされてますか?

私は右手指先を左手で挟む感じで指導してますが、
意外と左右がずれてる子を見かけます。

親指を揃える様に、何度も注意しますが・・・

また、指を交互に挟み込む形もみかけますが、どれが今の主流ですか?

スイートスポットを作るうえでも重要ですよね?

教えてください。
たれいらん Re: レシーブのスイートスポット  /  投稿日時: 2006-9-2 2:04
管理人
登録日: 2005-12-8
投稿: 391
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
TUBEさんこんばんは。

「スイートスポット」という表現のほかに「芯」という表現もお使いになっていますね。別スレッドでは野球の話もされていましたから、この「芯」という言葉はバットの芯を意識していると思います。

またまた物理の話で恐縮ですが、バットの芯の位置を説明する上で二通りの説明方法かあるようです。ひとつはバットを変形しない物体(=剛体)とみる方法で、もうひとつはバットを変形し、振動する物体(=弾性体)とみる説明法です。以下参考リンクを挙げますが、今は内容を理解する必要はありません。

前者の説明法・・・打撃(の)中心がキーワード。動画が見られます
http://www.mech.usp.ac.jp/~hnw/model/goutai/goutai.html

後者の説明法
http://jvsc.jst.go.jp/find/sports/s03_ball/b12_bat/b00_fr.htm

いずれの説明法も、そのバット固有の「芯」があるということが共通しています。とりあえずそれだけ理解すれば良いでしょう。

ただし、バットの形状によって上の二種類の説明法から導かれる「芯」というのは一致する場合もありますし、一致しない場合もあります。市販されているバットはおそらく両者の「芯」がほぼ同じ位置になるように工夫されているものと思われます。

なぜ「芯」の位置が必ずしも一致しないか。その理由のひとつは、「芯」の定義が違うということです。前者の「芯」とは「そこで打てば手がしびれない場所」を言い、後者の「芯」は「ボールとバットの運動エネルギーを振動エネルギーに変換しない場所、無駄にしない場所、すなわちボールを飛ばせる場所」ということです。


では、アンダーパスのスイートスポットはどのように定義すればよいのでしょうか。
わたしの意見は「パスをコントロールしやすい場所」です。

ではどこが一番パスをコントロールしやすいかというと、それは人によると思われます。

身体上の特徴に関してアンダーパスで得だなぁと私が思うのは、両肘の間がくっつくほど狭い面を作れる人です。この特徴は「さる手」と呼ばれるようです。このようなプレーヤーなら櫻井選手のように肘に近い位置でレシーブすると面が広くてコントロールしやすいでしょう。

さる手ではない私のようなプレーヤーが真似をすると、右腕に当たってから左腕に当たったりするなど、かえってコントロールが難しくなります。ですからもう少し手首よりのほうが私には合っているようです。
TUBE Re: レシーブのスイートスポット  /  投稿日時: 2006-9-2 12:49
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-3-16
投稿: 159
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
ありがとうございます。
参考になります。

私が、スイートスポットという言葉を使ったのは、
芯という言葉は1点を指し示しますが、
バレーボールのレシーブの腕を例えるなら棒よりは板。

バットよりはラケットのほうが適切かな?と思ったからです。

そして、スイートスポットはラケットにより、広いものと狭いものがあります。

そうした意味でも、手の組み方も重要かな?と思ったわけです。

一般的には手がずれないということ。
そろうということが前提かとは思っていますが?

さて、猿腕ですが、レシーブに良いといわれてますよね!

ところが、せんじつ入部してきた子ですが、
すごい猿腕なんです。

何がって、肘がくっつくだけでなく、肘のほうが7〜8センチは前にでるんです。

しっかり腕を伸ばせばもっと・・・。

正直、あまりに肘が出てくるので、違和感があるくらいに。
そのため、他の指導者に相談したんですが、

大丈夫と言われましたが、どうなんでしょう??

余談ですが、ぽっちゃりした猿腕の子って、
レシーブすると「ベチッ」って音がしますよね?
ざぶたねこ Re: レシーブのスイートスポット  /  投稿日時: 2006-9-4 3:51
へりくつ道場師範代
登録日: 2006-1-6
投稿: 213
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
私の恩師はレシーブ、サーブレシーブが自慢の先生でしたが、速いボールは少し肘に近いところで受けるといいと教えてくれました。(はずです、かなり昔の事なので記憶が曖昧ですが)。子供には教えませんが、私はそれを信じてそうしています。野球でいうと芯をわざとずらして弾まなくするバントのようなものでしょうか。
TUBEさんのおっしゃるテニスラケットの芯の広さとちょっと意味合いは違うかもしれません。野球のバットやテニスボールのスイートスポット=芯は飛ばすためのものですけど、レシーブの腕は必ずしも飛ばすためのものじゃないですもんね。

それから、床すれすれの低いボールをあげる時など、手首を返して組んだ掌部分で上げたりします。歳とって低い体勢を取るのが間に合わない事が多くなった最近は特に。。。

お話したかったのは、つまり、スイートスポットって言っても、その時々の状況、ボールによって変わってくるんじゃないかという事なんですが、いかがでしょう。

手の組み方ですけど、組まないで、掌開いて上向ける方法もあるようです。
ダブルコンタクトに甘くなってからなんでしょうか。組むより速いからそうしているという方も回りに何人かいらっしゃいます。

余談にもコメント。
私、猿腕じゃないですけど、太ってからは、ベチッって音がしますよ(笑)
フジやん Re: レシーブのスイートスポット  /  投稿日時: 2006-9-4 10:55
へりくつ道場師範代
登録日: 2006-1-11
投稿: 207
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
>指を交互に挟み込む形もみかけますが、どれが今の主流ですか?

コレ、県の某高校女子代表チームの選手がこの組み方でプレーしています。ほとんどこの組み方です。

左右の腕のずれがなく腕を伸ばす?親指を下にする?事をすれば「面の形」が完璧?理想的にできるため、正面でボールをとらえる指導法方の方はとても参考になれる組み方になります。
ざぶたねこ どうも納得できない。  /  投稿日時: 2006-9-7 3:24
へりくつ道場師範代
登録日: 2006-1-6
投稿: 213
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
題名どおりなので、戻ってきました(^^)

引用:

たれいらんさんは書きました:
身体上の特徴に関してアンダーパスで得だなぁと私が思うのは、両肘の間がくっつくほど狭い面を作れる人です。この特徴は「さる手」と呼ばれるようです。このようなプレーヤーなら櫻井選手のように肘に近い位置でレシーブすると面が広くてコントロールしやすいでしょう。

さる手ではない私のようなプレーヤーが真似をすると、右腕に当たってから左腕に当たったりするなど、かえってコントロールが難しくなります。ですからもう少し手首よりのほうが私には合っているようです。


たれいらんさんにとって、少し手首よりのほうが合っているという部分には異存はないのですが。

猿手って本当に面ができて有利なんでしょうか?
腕が3本以上あるならそれも言えるかもしれませんけど。
見た目に隙間がない板っぽいものができるというだけのことのように思います。

腕を両端と考えてその2点を結んだものが面と考えるならば、重要なのは角度で、実際に腕が並んで面になるかどうかはあまり関係ないように思うのですけど。
猿手で面(板)ができても、その板の角度が間違っているなら、右腕に当たってから左腕に当たるのと、結局同じことではないでしょうか。

面の角度がきっちり出来るのであれば、猿手でないほうがむしろ面=板が大きくて有利なように思うのですが、いかがでしょうか?
TUBE 皆さんありがとうございます。  /  投稿日時: 2006-9-7 10:24
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-3-16
投稿: 159
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
猿腕ですが、私も得な気がします。
まさに、スイートスポットが大きい手かな?
引用:
引用:

さる手ではない私のようなプレーヤーが真似をすると、右腕に当たってから左腕に当たったりするなど、かえってコントロールが難しくなります。ですからもう少し手首よりのほうが私には合っているようです。


腕を両端と考えてその2点を結んだものが面と考えるならば、重要なのは角度で、実際に腕が並んで面になるかどうかはあまり関係ないように思うのですけど。
猿手で面(板)ができても、その板の角度が間違っているなら、右腕に当たってから左腕に当たるのと、結局同じことではないでしょうか。

面の角度がきっちり出来るのであれば、猿手でないほうがむしろ面=板が大きくて有利なように思うのですが、いかがでしょうか?


問題はここではないでしょうか?

同じ、角度で捕らえた時に腕が離れている場合は、ラケットは大きいのですがスイートスポットは極めて狭いと思います。

逆に、腕がついている場合、ラケットは小さいがスイートスポットが大きい。
ん〜スイートスポットというよりは、
芯を外しても『大きなミスになりにくい。』
コントロールできる範囲が広いと考えられるのでは?
ざぶたねこ 猿手でない人のためにも。  /  投稿日時: 2006-9-7 11:58
へりくつ道場師範代
登録日: 2006-1-6
投稿: 213
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
もう少しがんばっちゃいます。

引用:

TUBEさんは書きました:
猿腕ですが、私も得な気がします。
逆に、腕がついている場合、ラケットは小さいがスイートスポットが大きい。
ん〜スイートスポットというよりは、
芯を外しても『大きなミスになりにくい。』
コントロールできる範囲が広いと考えられるのでは?


もう一度考えてみました。
猿手で作ったラケットは猿手でないプレーヤーに比べて細長く、幅はせまい。という事ですね。
細長い板ができる分、猿手はコントロールできる部分が多い、大きいということなのでしょうか。
でも手首から肘までの部分であれば、猿手でなくても、そんなにそのことに関して差はないと思います。
がに股の腕ならば問題ありそうですけど。
前のレスの繰り返しになってしまいますけど、たとえ一枚の板になった猿手のラケットでも角度(前後のでなくて左右の高さのズレの事を言っています)が間違えば同じではないでしょうか。

むしろ、狭い方がデメリットがありそうです。特に私の教えている小学生など腕が細い。猿手の子などボールの中心に揃えた腕をもってこないといけないわけです。

それからもう一つ。
猿手でないプレーヤーの作る三角形は、両肩と手首を結んだ二等辺三角形
。猿手の場合は両肩と肘を結んだ二等辺三角形ですよね。
手の長さ、肩幅が同じならば、当然肩の部分の角度は猿手でない方が大きくゆるくなります。つまり猿手はきゅうくつ。
自然にそれができているといっても肩の部分では猿手でないプレーヤーより無理が大きいと思います。
身体の横のボールをレシーブする時など、したがって猿手の方が下になった腕の肩の角度を大きくしなければならず、可動域がせまくなります。と考えます。

下に下げた腕が一番コントロールしやすいのは体側にそって下ろした時ではないでしょうか。(下に下ろした手にもゼロポジションがあったっけか?)普通に歩くときに降っているところ、初心者のアンダーサーブをするその角度。
それから肩の角度が大きくずれるほど、コントロールは難しくなるように思います。
片手じゃなくて両手を組むから、肩のゼロポジションは当然無理ですけど、両手で一番無理のないのが二等辺三角形を作ったところ、それなら2つの肩の角度の広い方がコントロールしやすいというわけです。
TUBE Re: 猿手でない人のためにも。  /  投稿日時: 2006-9-7 13:04
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-3-16
投稿: 159
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
ん〜。難しいですね!
ただ、三角形の面ですが?
現実的には腕の間に空間が開いてるのがポイントです。

腕に当たる確率が高いのは、確かに猿腕ではない人でしょう。
また、片腕でも芯に当たれば、コントロールできますから、
ある意味ではスイートスポットは広いといえるかもしれません。

ただし、私は広いのではなく分散されていると考えるべきかな?
と思います。

ざぶたねこさんの書き込みを参考に、
以下のように推察します。

二本の腕がくっついている場合と離れている場合で、
コントロールポイントは、同一面積存在する。

ただし、その面が集中しているのが前者であり、分散しているのが後者である。

人は、最適ポイントで捕球をするように心がけるが、
少しずれた、時にミスになる。

手が離れていれば、次のスイートスポットまでに間が開いているため、
多少のずれにより、飛んでいく方向が大きくずれる。

くっついていれば、ずれが少なくてすむ。
ただし、腕が太ければ太いほど、この誤差は小さくなる。

このことを考えれば、腕はくっついていたほうが良く、腕は太いほうが大きなミスにはなりにくい。

どうでしょう。

因みに、イチロウ選手のバットは普通より細いという話を知っていますか?

イチロウいわく、バットを太くすれば当たる確立は増えるが、凡打も増える。

バットの太さに関わらず、
芯は一つですから、いたずらに凡打を増やすのは間違いだ。という考えからです。

逆転の発想!納得です。

あと、可動域についてですが、正直判りません。
猿腕の方は、無理なく間接の可動域が広いので、
凡人の私には、そこが動きづらいのかは理解できません。

ただし、無理やり腕をくっつけると、問題は大きいでしょうね?

最後に、この問題は腕の先端に行けばいくほど差は無くなりますので、
たれいらんさんが、書いたように肘に近いポイントで捕球しない限り
問題には、ならないと思います。

逆に猿腕のほうが、縦にスイートスポットが広いということかな?
ざぶたねこ イチローは間違っている。  /  投稿日時: 2006-9-7 14:41
へりくつ道場師範代
登録日: 2006-1-6
投稿: 213
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
すごい題名つけちゃいました。

引用:

TUBEさんは書きました:
くっついていれば、ずれが少なくてすむ。


そうでしょうか?
左右の角度の話ですが、右腕が左腕より少し高くなったとします。例えば肘の部分で2センチ。その時、右腕と左腕の間隔が狭いほうが広い方より角度のズレは大きくなるのではないでしょうか。
つまり猿腕においては、ほんの少しの左右の腕の高低の差が大きな角度の違いになります。
同時に、猿腕でない人は同じ2センチの高低差で微妙な角度の調整ができるということです。

このスレッドの最初は手の組み方のお話でした。
手の組み方からくるズレにしても上記の理由で猿手の方が角度にした時は大きくなるように思います。

引用:

TUBEさんは書きました:

因みに、イチロウ選手のバットは普通より細いという話を知っていますか?
イチロウいわく、バットを太くすれば当たる確立は増えるが、凡打も増える。
バットの太さに関わらず、
芯は一つですから、いたずらに凡打を増やすのは間違いだ。という考えからです。


イチローのこの言葉は、芯に当たらないなら芯を外れたところにあたるより空振りの方がいいと言っているように聞こえます。
野球はそうかもしれませんね。
でもレシーブは空振りしたら意味がありません。
イチローが間違っているというより、イチローの話はこの場合そぐわないかなと思います。

TUBEさんも9/4の書き込みで
引用:

私が、スイートスポットという言葉を使ったのは、
芯という言葉は1点を指し示しますが、
バレーボールのレシーブの腕を例えるなら棒よりは板。

バットよりはラケットのほうが適切かな?と思ったからです。

っておっしゃってますもんね。
そんな意味でも、バットを思わせる猿手よりも広い面積をもつ猿手以外のプレーヤーの方がやはり有利です。

引用:

あと、可動域についてですが、正直判りません。
猿腕の方は、無理なく間接の可動域が広いので、
凡人の私には、そこが動きづらいのかは理解できません。


肩幅ほどの板を持ってボールを受けることをイメージします。
板の持ちやすさを考えないとしても、一番ボールをコントロールしやすいのは両手を平行に(まえならえの様に)して板を持った時だと思います。
猿腕は肘が凡人と異なっているのかと思います。肩は同じなんではないかなぁ。ここはちょっと自信がありませんが、もし同じ肩なら角度が窮屈になる猿手は不利です。

引用:

ただし、無理やり腕をくっつけると、問題は大きいでしょうね?


まったくその通りだと思います。

猿腕の方がレシーブに有利というなかば常識に反対するために。猿腕でない方が有利のように主張してきましたが、基本的には、角度さえ間違わなければ、どちらでもさほど違わないというのが私の考えです。


ところで、その猿腕の子が、もし私の教え子だったら、「君は猿腕だからレシーブがうまくなるよ、素敵な腕を持っていてラッキーだね」とやっぱり言ってあげると思いますよ(^^)



たれいらん Re: イチローは間違っている。  /  投稿日時: 2006-9-7 15:38
管理人
登録日: 2005-12-8
投稿: 391
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
ざぶたねこさん、TUBEさんこんにちは。盛り上ってますね。
この話題に関しては私はTUBEさんと同意見ですし、TUBEさんのご説明に「ふむふむ」「なるほど」と納得しています。

引用:
ざぶたねこさんは書きました:
引用:

TUBEさんは書きました:
くっついていれば、ずれが少なくてすむ。


そうでしょうか?
左右の角度の話ですが、右腕が左腕より少し高くなったとします。例えば肘の部分で2センチ。その時、右腕と左腕の間隔が狭いほうが広い方より角度のズレは大きくなるのではないでしょうか。
つまり猿腕においては、ほんの少しの左右の腕の高低の差が大きな角度の違いになります。
同時に、猿腕でない人は同じ2センチの高低差で微妙な角度の調整ができるということです。

ここでざぶたねこさんが問題にされている部分が理解できました。
ざぶたねこさんは、腕のつくる面の調節ではまず腕の位置を決め、そこから角度が決まるとお考えのようですね。
私はそう考えていません。まず角度を意識し、その角度の通りに腕を位置させるという順番だと思っています。
上手く説明できませんが、そのあたりが結論の違いを生み出しているように思います。

他には次のような説明はどうでしょうか。肘近くまで左右の前腕をくっつけることが出来る場合、触覚が利用できるので、「左右の腕の高低の差」が出来にくく、イメージ通りの角度を作ることがたやすいでしょう。
このことは、目をつぶって左右の人差し指を離した状態からくっつける実験と類似しています。目をつぶっていても人差し指以外の指を左右合わせていれば簡単ですが、どの指も離れた状態から人差し指だけをくっつけるのは骨が折れます。


引用:
引用:

TUBEさんは書きました:

因みに、イチロウ選手のバットは普通より細いという話を知っていますか?
イチロウいわく、バットを太くすれば当たる確立は増えるが、凡打も増える。
バットの太さに関わらず、
芯は一つですから、いたずらに凡打を増やすのは間違いだ。という考えからです。


イチローのこの言葉は、芯に当たらないなら芯を外れたところにあたるより空振りの方がいいと言っているように聞こえます。
野球はそうかもしれませんね。
でもレシーブは空振りしたら意味がありません。
イチローが間違っているというより、イチローの話はこの場合そぐわないかなと思います。
猿手よりも広い面積をもつ猿手以外のプレーヤーの方がやはり有利です。

これに関してもTUBEさんの「集中と分散」の対比に納得しています。

以前「幸せ家族計画」という和田アキ子司会の番組がありました。素人家族のお父さんが番組の出した課題に挑戦し、達成したら賞金がもらえるという番組です。
その中でダーツに挑戦する回がありました。
ダーツは、アーチェリーなどとは違い、必ずしも中心に近いほうが高得点とは限らないんですよね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%84
そのお父さんは初めてダーツをやるわけですから、当然狙った場所にダーツが当たりません。そこで練習開始当初は、狙った場所より多少はずれた方が高得点になる箇所に狙いを定めて練習していました。リンク先にダーツボード画像がありますが、たぶん7点のラインを狙っていたと思われます。するとちょっとずれてくれれば16点や19点が取れるわけです。
しかし、練習を続けていくうちにお父さんは上達し、狙い通り7点をとってしまうことが増えてしまいました。総得点も伸び悩んでしまいます。そこで作戦変更し、狙いを別の場所に変えていたのを覚えています。

私は、猿腕でないのに肘近くでレシーブするのはお父さんの最初の戦略に似たようなものだと思います。もしかするとトータルの面積では大きくなるかもしれませんが、「中心からちょっとずれるとミスになり、もうちょっとずれると上手く返る」というのは良くないと思います。


引用:
引用:
TUBEさんwrote:
あと、可動域についてですが、正直判りません。
猿腕の方は、無理なく間接の可動域が広いので、
凡人の私には、そこが動きづらいのかは理解できません。

ざぶたねこさんwrote:
肩幅ほどの板を持ってボールを受けることをイメージします。
板の持ちやすさを考えないとしても、一番ボールをコントロールしやすいのは両手を平行に(まえならえの様に)して板を持った時だと思います。
猿腕は肘が凡人と異なっているのかと思います。肩は同じなんではないかなぁ。ここはちょっと自信がありませんが、もし同じ肩なら角度が窮屈になる猿手は不利です。

肩が窮屈になるというのはおっしゃるとおりだと思いました。しかし不利と言うほどではないとも思います。
むしろ肩に関しても猿腕には利点がありそうです。猿腕でない場合、肩関節を外旋位にするための力を入れなければならないと思います。しかし猿腕の方のレシーブを見ていると外旋位にしていないように思います。そこに余分な力を加える必要がないので、両肘を近づける位置(肩の水平内転位)も楽に実現できます。
TUBE 私が間違っていた???  /  投稿日時: 2006-9-7 17:09
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-3-16
投稿: 159
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
イチロウの話は、違ったかな?
でも、コントロールの曖昧な場所が広いよりも、
コントロール可能な場所が、ある程度集中しているほうが良いのでは?
との意でしたが、不適切だったようですね。

あと、腕の段差については、猿腕は確かに角度がきつくなりますね?

その点では、不利ですね?

あと、私のチームの子には、やはり「良い腕だよ」といいましたが、
肘がグッと前に出てくる形には、未だに違和感がありますが?

見るとビックリかも?
ナゾノヒデヨシ 横レスします  /  投稿日時: 2006-9-7 19:33
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-5
投稿: 715
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
 猿腕の医学的(解剖学的?)位置づけはどんな感じなんでしょうか?
 程度の差があると思いますが、極端な場合なんか必要な「力」が入らなくて困ったような記憶が・・・。肘のとんがった骨の部分の向きってどうなんでしょう?
 猿腕の反対で、肘と肘の間が20cmくらい開いてしまう男がいました。彼の選択肢は手首の近くでとるか、オーバーカットでした。
 結局、オーバーカットを選択してスーパーエースポジションをゲットしましたが、アンダーもそこそこ上げてました。
 猿腕だからと言ってあまり肘近くでカットすると失敗するような気がします。
 あくまで、個人で位置は違ってくるものではないでしょうか?要はあがりゃいいんですから。
 肩幅も違うし、視力も違うし、リーチも違い、筋力も違う。
 フォームとスィートスポットなるものは別物ですね。
 はい、脱出しま〜す。
TUBE Re: 横レスします  /  投稿日時: 2006-9-7 21:47
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-3-16
投稿: 159
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
ありがとうございます。
はい、猿腕の程度が強く、腕をしっかり伸ばせば
実は、肘がくっつくどころか内側に入ります。

よって、腕が板になってない。
棒にもならず、屈曲した感じです。

それで、腕を伸ばせと指導してきた私は、
戸惑っているのです。

腕を伸ばせといってよいのか?
ざぶたねこ たれいらんさんへ。  /  投稿日時: 2006-9-8 2:12
へりくつ道場師範代
登録日: 2006-1-6
投稿: 213
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
引用:

たれいらんさんは書きました:
ここでざぶたねこさんが問題にされている部分が理解できました。
ざぶたねこさんは、腕のつくる面の調節ではまず腕の位置を決め、そこから角度が決まるとお考えのようですね。
私はそう考えていません。まず角度を意識し、その角度の通りに腕を位置させるという順番だと思っています。
上手く説明できませんが、そのあたりが結論の違いを生み出しているように思います。


この部分、よく理解できません。私も、まず角度を意識し、その角度どおりに腕を位置するという順番については、そのとおりだと思いますが、なぜたれいらんさんに私がそう考えていないと思われたのでしょう?
私が言いたかったのは、例えば、TUBEさんが最初に言っていた手の組み方でずれた時などの場合なのです。
例えば、ゴルフクラブを握るように、右手を左手にかぶせて組む人がいたとします。その人が猿手ならば、そうでない人よりもズレの角度が大きくなるであろうという事なのです。

引用:

他には次のような説明はどうでしょうか。肘近くまで左右の前腕をくっつけることが出来る場合、触覚が利用できるので、「左右の腕の高低の差」が出来にくく、イメージ通りの角度を作ることがたやすいでしょう。

これは変です。構えた瞬間に触覚を利用してズレを修正する事はしない(瞬間的にできない)と思います。

引用:

このことは、目をつぶって左右の人差し指を離した状態からくっつける実験と類似しています。目をつぶっていても人差し指以外の指を左右合わせていれば簡単ですが、どの指も離れた状態から人差し指だけをくっつけるのは骨が折れます。


オーバーパスの場合を考えてみればわかりますが、左右の手は触れてなくても正しい角度を作ることは、練習すればさほど骨がおれる事ではないのでは。
そんなに骨が折れるのであればオーバーパスも左右の指を一箇所なり、くっつけた方がいいということになりませんか。

引用:

私は、猿腕でないのに肘近くでレシーブするのはお父さんの最初の戦略に似たようなものだと思います。もしかするとトータルの面積では大きくなるかもしれませんが、「中心からちょっとずれるとミスになり、もうちょっとずれると上手く返る」というのは良くないと思います。


「中心からちょっとずれるとミス」というのは右手にあたってから、左手にあたるというような位置のことですね。「もうちょっとずれると上手に」というのは、角度の合ったどちらかの腕のみに当たったワンハンドレシーブになった時という事でしょうか?

私は大きなミスになるのは腕の外側に当たった時だと思います。
そぐわないといいながらまた持ち出して申し訳ないのですが、イチローの言う
バットの凡打を生む部分ですね。猿手は幅の狭いスイートスポットなるものの外側はすぐにその部分になります。猿手以外では幅の広い面がありそれの面積に比べて外側の凡打の部分は狭いといえるのではないでしょうか。

引用:

肩が窮屈になるというのはおっしゃるとおりだと思いました。しかし不利と言うほどではないとも思います。
むしろ肩に関しても猿腕には利点がありそうです。猿腕でない場合、肩関節を外旋位にするための力を入れなければならないと思います。しかし猿腕の方のレシーブを見ていると外旋位にしていないように思います。そこに余分な力を加える必要がないので、両肘を近づける位置(肩の水平内転位)も楽に実現できます。


猿腕の方は身体の外側に来たボールを取るのに肩関節を外旋位にしていないというのが本当ならば、肩が窮屈になることはないでしょう。これはもうちょっと私、猿手のレシーブを観察してみないとわかりません。
でも文章だけ見ると矛盾しているようにも思えます。
肩が窮屈になるのと、肩の水平内転位が楽に実現できているというのは矛盾していませんか。肩が窮屈そうに見えるということならわかりますけど、私は、猿手の肩は窮屈そうに見えるだけでなく、実際に窮屈だと思っています。

ざぶたねこ Re: 横レスします  /  投稿日時: 2006-9-8 2:25
へりくつ道場師範代
登録日: 2006-1-6
投稿: 213
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
引用:

ナゾノヒデヨシさんは書きました:
あくまで、個人で位置は違ってくるものではないでしょうか?要はあがりゃいいんですから。
 肩幅も違うし、視力も違うし、リーチも違い、筋力も違う。
 フォームとスィートスポットなるものは別物ですね。


それを言っちゃぁ〜おしまいよ。であります(^^)
猿手でも私より下手でレシーブ苦手な人もいるでしょうし、猿手でなくてもきれいに面を作ってレシーブする人もいるでしょうしね。

左利きのセッターの話も一緒ですよね。左利きでも上手な人もいれば、下手な人もいる。要はあがりゃいいんですもんね。

たれいらんさんも、最初のレスで、「どこが一番コントロールしやすいかというと、それは人による」と書いてらっしゃいます。

ナゾヒデさんのように医学的な位置付けにも興味はありますが、私が知りたいのは、レシーブの上手な人に猿手が多いのかどうか。そこから猿手はレシーブに有利という話が生まれてきたのなら納得できるのです。
ただ頭で考えて、猿手の方が上手にレシーブができそうだ。というだけのことなら、違う考え方も出来るのではないかと思うのです。
たれいらん Re: たれいらんさんへ。  /  投稿日時: 2006-9-11 1:43
管理人
登録日: 2005-12-8
投稿: 391
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
ざぶたねこさん、お返事おそくなりました。

引用:
ざぶたねこさんは書きました:
引用:
たれいらんさんは書きました:
ここでざぶたねこさんが問題にされている部分が理解できました。
ざぶたねこさんは、腕のつくる面の調節ではまず腕の位置を決め、そこから角度が決まるとお考えのようですね。
私はそう考えていません。まず角度を意識し、その角度の通りに腕を位置させるという順番だと思っています。
上手く説明できませんが、そのあたりが結論の違いを生み出しているように思います。

この部分、よく理解できません。私も、まず角度を意識し、その角度どおりに腕を位置するという順番については、そのとおりだと思いますが、なぜたれいらんさんに私がそう考えていないと思われたのでしょう?
私が言いたかったのは、例えば、TUBEさんが最初に言っていた手の組み方でずれた時などの場合なのです。
例えば、ゴルフクラブを握るように、右手を左手にかぶせて組む人がいたとします。その人が猿手ならば、そうでない人よりもズレの角度が大きくなるであろうという事なのです。

私が早合点していたようです。
私が「猿腕は有利」というような話をしたのは、サーブレシーブなどセッターに返せるボールを念頭においておりました。はっきりと自分で意識していなかったのでそうは書いておりませんが。
サーブレシーブは時間の余裕があるので手を組み損ねるミスは考慮に入れなくて良いと思います。なのでイメージした角度は正しいのに腕の位置をずらしてしまうというミスが想像できなかったわけで、前回のレスを書き込んだのもそれが原因です。

スパイクレシーブでは余裕が無く、手を組み損ねるミスというのも考えられますね。たしかにその場合はざぶたねこさんのおっしゃるとおり、猿腕の方が狙いが大きくずれるだろうと思います。
しかし胸元のボールを肘付近で受けることが出来るのは大きな利点だとも思います。差し引きで考えると、スパイクレシーブでも猿腕のほうがやや有利ではないかと考えています。


引用:

引用:

他には次のような説明はどうでしょうか。肘近くまで左右の前腕をくっつけることが出来る場合、触覚が利用できるので、「左右の腕の高低の差」が出来にくく、イメージ通りの角度を作ることがたやすいでしょう。

これは変です。構えた瞬間に触覚を利用してズレを修正する事はしない(瞬間的にできない)と思います。

やはりざぶたねこさんはスパイクレシーブを念頭においてらっしゃるようですね。

引用:
引用:
たれいらんwrote:
このことは、目をつぶって左右の人差し指を離した状態からくっつける実験と類似しています。目をつぶっていても人差し指以外の指を左右合わせていれば簡単ですが、どの指も離れた状態から人差し指だけをくっつけるのは骨が折れます。
ざぶたねこさんwrote:
オーバーパスの場合を考えてみればわかりますが、左右の手は触れてなくても正しい角度を作ることは、練習すればさほど骨がおれる事ではないのでは。
そんなに骨が折れるのであればオーバーパスも左右の指を一箇所なり、くっつけた方がいいということになりませんか。

オーバーは指が視界に入っていませんか?
それからオーバーは必ずしも左右対称でなくても良いと思います。
しかしそれほど大きなメリットでもないというのはざぶたねこさんの感じられている通りかもしれません。猿腕でなくとも手をしっかり組んで肘を張っていれば角度をしっかり合わせられますもんね。

引用:
引用:
たれいらんwrote:
私は、猿腕でないのに肘近くでレシーブするのはお父さんの最初の戦略に似たようなものだと思います。もしかするとトータルの面積では大きくなるかもしれませんが、「中心からちょっとずれるとミスになり、もうちょっとずれると上手く返る」というのは良くないと思います。

ざぶたねこさんwrote:
「中心からちょっとずれるとミス」というのは右手にあたってから、左手にあたるというような位置のことですね。「もうちょっとずれると上手に」というのは、角度の合ったどちらかの腕のみに当たったワンハンドレシーブになった時という事でしょうか?

そうです、そんなイメージです。

引用:
私は大きなミスになるのは腕の外側に当たった時だと思います。
そぐわないといいながらまた持ち出して申し訳ないのですが、イチローの言う
バットの凡打を生む部分ですね。猿手は幅の狭いスイートスポットなるものの外側はすぐにその部分になります。猿手以外では幅の広い面がありそれの面積に比べて外側の凡打の部分は狭いといえるのではないでしょうか。

これもスパイクレシーブを念頭においているか、サーブレシーブ(チャンスボール)を念頭に置いているかの違いでしょうね。

引用:
引用:
たれいらんwrote:
肩が窮屈になるというのはおっしゃるとおりだと思いました。しかし不利と言うほどではないとも思います。
むしろ肩に関しても猿腕には利点がありそうです。猿腕でない場合、肩関節を外旋位にするための力を入れなければならないと思います。しかし猿腕の方のレシーブを見ていると外旋位にしていないように思います。そこに余分な力を加える必要がないので、両肘を近づける位置(肩の水平内転位)も楽に実現できます。

ざぶたねこさんwrote:
猿腕の方は身体の外側に来たボールを取るのに肩関節を外旋位にしていないというのが本当ならば、肩が窮屈になることはないでしょう。これはもうちょっと私、猿手のレシーブを観察してみないとわかりません。
でも文章だけ見ると矛盾しているようにも思えます。

ご指摘のとおり、文章上矛盾していますね。失礼いたしました。
引用箇所の最初に「水平内転という面だけみると」と補うと私の意図通りになります。

引用:
肩が窮屈になるのと、肩の水平内転位が楽に実現できているというのは矛盾していませんか。肩が窮屈そうに見えるということならわかりますけど、私は、猿手の肩は窮屈そうに見えるだけでなく、実際に窮屈だと思っています。

水平内転の角度が大きくなるデメリットと外旋させなくて良いメリット(があれば)、差し引きで考えてたとえ窮屈だとしても、肩甲骨の外転がスムーズならそれほど影響は大きくないと思います。言い換えれば、肩甲骨周辺のストレッチなどをしっかり行っていけば比較的容易に克服できる程度の窮屈さだと思いますがいかがでしょうか。
ざぶたねこ 遅くなりました。  /  投稿日時: 2006-9-13 1:52
へりくつ道場師範代
登録日: 2006-1-6
投稿: 213
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
大変遅くなりました。
猿腕はレシーブに有利と言うなかば常識を疑ってみたくて、へりくつを言っておりました。
いろいろとたれいらんさんとやりとりしてみて、猿腕、普通の腕、それぞれのメリット、デメリットが見えてきたように思います。

そして、それを比べた時(もちろん理屈の上でですけど)どちらもそれほど大きな差はないのではないかと思います。
まとめるつもりではないのですが、結論として、私は「どちらかが有利という事はない」と思うのですが、いかがでしょうか。

私の教えている子の中にも猿腕はいますが、特別、ほかの子に比べてレシーブが上手いというわけでもありません。
もし上手かったとしてもそれがその子の運動センスのよさによるものか、努力によるものか、猿腕によるものかはなかなかわかるものではありません。

たれいらんさんもナゾノヒデヨシさんも個々の人の技術などによっても違うという事を言われています。
私もそう思いますが、気になるのは、実証的にどうなのかというところです。
世界の一流プレーヤーやVの選手、レシーブの上手い人に猿腕が多いのかどうか?
実際に猿腕が多くて、「猿腕はレシーブに有利」という常識(?)ができたのかどうか?というところです。

スレッドの本筋から外れたところで、長々とへりくつこねてスレ主さんにはたいへん申し訳ありませんでした。へりくつはこれくらいにして、猿腕についてはこれからも実証的に、観察を続けていこうと思います。

余談ですけど。。。
猿腕で検索して様々なスポーツでの猿腕の問題を読んだりもしました。
弓道などではつるに肘が当たるとかの不都合があるようですし、ナゾノヒデヨシさんの言われたように、腕立て伏せとかで極端な猿腕の方は力が入らないというような報告もありました。また猿腕のせいで、細かい作業ができなくて「猿腕は不器用」と思い込んでいる方も多くいらっしゃるようです。



TUBE Re: 遅くなりました。  /  投稿日時: 2006-9-14 20:38
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-3-16
投稿: 159
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
スイートスポットから、猿腕へと話が変わっていきましたが、
これはスイートスポットを知る上で
とても重要な話だったように感じています。

私は、レシーブをする際、
今までは、腕時計をする場所よりも少し肘側を指導してきました。

しかし、人によっては違うのでは?と感じてきてました。

そこで、ぼんやりとでも良いので、
何処までがコントロール出来るポイントで

最適な場所が何処なのかの定義が欲しかったのです。


今までの話の中で、私が感じているのは腕を揃える事。
これが一番の、ポイントと再確認しました。

そして、そのために手の組み方が変わってきているんですね!

ちょっと試してみます。




ナゾノヒデヨシ Re: 遅くなりました。  /  投稿日時: 2006-9-14 21:18
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-5
投稿: 715
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
極端な猿腕の男子選手がいましたが、正面でのレシーブは苦手でした。上体との位置関係がどうも巧くコントロールできなかったのだと記憶しています。
 その子が「先生、外側でとっていいですか?」って聞いてきたので「やってみて」といったら天下一品のディグ、サーブキャッチをし始めました。
 なんかそんなんもありかとも思います。
 やっぱし、ラケットのスイートスポットとはわけが違っているから本人が一番いい位置、あるいは状況によっての使い分け等あると思います。
  力点、支点から考えてもやっぱりそうじゃないかと思ってしまいます。
  駄ですが、1975〜1980年位までヨーロッパのチームはサーブキャッチ(レセプションじゃなかったのかな)を肘近くでやっていた記憶があります。
  ルールの変更やサーブの変容等で色々変化してきているとも思いますがそんな時期もありました。
  まぁ、あくまで個人とシュチュエーションによって変化するものだという主張ですな。
  それを見出して指導していくのが指導者の力量だと思います。
  TUBEサンの主旨とはずれてしまいましたね。すみません。
TUBE ありがとうございます。  /  投稿日時: 2006-9-15 0:23
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-3-16
投稿: 159
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
とても参考になります。

趣旨とはずれてません。

私の言うところの、定義は場所ですが場所じゃないんです???

というのも、『例えば肘から手首まで』と答えてほしいわけではありません。

今回の猿腕の話もそうですが、

肘がつく人・肘が前に出る人・肘が離れている人・肩が張って腕が大きく離れる人等、
まさに十人十色、その人に合った形がありそうな気がしたんです。

肘が出るのに違和感も同様です。
簡単に言うと、今まで腕をしっかり伸ばせと支持してきましたが、

この子には適度に伸ばさせたほうが、良いのかな???
と感じていました。でも、確証がもてなかったんです。

また、たれいらんさんが、
『小さい子は質量を考えたら、肘に近いほうが・・・』
と書かれているのをみて、なるほどと思ったりもしました。

以上のようなことから、
今までレシーブの基本とされてきた内容も含めて見直し、

個別指導が必要なのではと考えた次第です。

ですから、猿腕の特性・普通の腕?の特性など
あらゆる角度から考察できたことは有意義でしたし、

ヒデヨシさんのレスも、ありがたいと思っています。

サーブもそうですが、その子の体格・特性を見出し指導することが必要だと
常々、感じます。
ツリー表示 | 新しいものから 前のスレッド | 次のスレッド | トップ


メイン >  1 - バレーボール技術戦術掲示板  > レシーブのスイートスポット

投稿するにはまず登録を
 
:: サイトメニュー
:: オススメ書籍

一見すると本書は、書店でよく見かける、大昔の常識をそのまま載せた入門書の仲間ようにも見えます。しかし、内容の誠実さは群を抜いて素晴らしいものがあります。

肩書きだけの入門書(元全日本など)とこの本とを同じようなものだと考えると、バレーボール人生において損をすることになるでしょう。

書店にも良く置いてありますのでぜひ一度手にとってご覧下さい。

『基本から戦術まで バレーボール』についての詳しい書評やコメントの投稿はこちら

:: アクセスカウンタ
今日 :54
昨日 :149
総計 :5144494
平均 :782
taquino.net