んじゃ、甲斐はいずこへ？
　　うし様、この手の話題は観戦・思い出BBSがよろしいのかなかぁ、なんて尾もいまする。

引用：
私の方で勝手に移動いたしました。

大きなニュースですね。残念です。

僕も記事を見るやすぐ自分のブログに書いてしまいました。
残念でなりません。
そのような現状に対してです。

また私のバレーの原点なくなっていく。
　
我が心の中に今も生きる南さん。
今から２0数年前初めて南さんとご一緒する機会に恵まれた。

（バレーファンでもある私にとってそれは天にも昇るような気がした。
東京オリンピックの時テレビで見た南さんの姿は『日本人にもこんな立派な体躯の持ち主が現れた・・もう戦後とは言わない・・』とまで言われた。
それは威風堂々したものであり、当時中学生であった私もこんな人が日本にいるんだ・・とビックリもした。
東京オリンピックの時には女子（東洋の魔女）の金メダルの前にかげが薄かったが、出町、印象深い名前の猫田、そして素晴らしい素質の持ち主南の名前は、すぐ覚え学校の昼休みなどに行われた遊びの円陣パスでも、自分たちの名にしていた。
　その後のメキシコで銀メダル、（当時バレー雑誌などでは南さんの大病も伝えられていたが、奇跡の復活）そしてあのミュンヘンオリンピックでのブルガリアとの準決勝で絶体絶命のピンチに登場、まるで阿修羅のような形相で相手の前に立ちふさがり大逆転・・金メダルを獲得する立役者になった・・深夜テレビの前で応援した日本国中が寝不足であった。勿論私もテレビの前でその劇的な勝利に涙した。…
・・国民的英雄だった）

その日、数人のバレー関係者と街に繰り出した。そこの席での出来事である。
南さんは皆の話を静かに聞きながらグラスを傾けていたが、アルコールが全くだめな私が、皆のすすめに困っているのを見るや、そっと人に気付かれぬ様、私の席に後ろから回りこんで、その頃出回り始めたウーロン茶をテーブルに置いてくれた。
「ほらこれなら飲むのに付き合っているように見える」とささやいた。
私はその行為に気が動転した・・・誰に対しても気配りをしてくれた人だった。
　
　　・・・・・『こんな片田舎の指導者の顔を覚えていてくれた』
次にお会いしたのは日本リーグ（現Ｖ）の会場の廊下であった。
そんな私を覚えていてくれて。わざわざ私にプログラムを持って来てくれて『招待席が空いているが』とまで言ってくれた。　そして全国大会に出るなど夢のまた夢のような私のチームに　『先生の所からは遠いけど一度岡山に合宿に…』とお誘いを頂いた。（勿論辞した）
　それからは機会あるたびにご一緒させていただいた。気遣いの人だった。
それは全日本の監督になっても変わらなかった。
とつとつとバレーの話をして下さった。
教育についても興味を持っていた・・そして子供（克幸、博之）の話になると普通の父親の顔に戻った。
　ミュンヘンの仲間の猫田さんが亡くなった時は本当に寂しそうだった。

中村祐さんが病いに倒れて（一時危ない状態だったが奇跡的な復活・・と言われている）、お見舞いに行った帰りにお会いした時も「『猫が迎えに来た』と言っていた」と肩をおとして悲しそうな顔をした。

後年私達のチームが岡山におじゃました際には、たまたまバレー協会の仕事で出張中であったが、最後の晩には一日予定をくりあげて戻ってきてくださり、選手に会って挨拶を下さった。
選手は『本物だ・・・。』と喜んだ、疲れているであろうが嫌な顔ひとつせず、一人一人の注文の応じて握手をしたり、記念撮影までして下さった。


思い起こせば初めてお会いした時に頂いた、サインにあった『雑草の如く』が私のバレー部のキャッチフレーズになり、まさしく雑草のような私のチームが全国に向かう原動力となった。
　　　今私は再び思う『雑草の如く』を終生私のキャッチフレーズにしよう。

天国で南さんは
『先生また始めたって、本当に先生はバレーが好きなんだ。そんな先生がワシは好きだ』　　
　　　　　　　そんな南さんの旭化成が・・・・・・・・・

旭化成が…というよりも、
またか…という思いが強いです。
昔は私も全日本を目指したくて、
いずれは日本鋼管や富士フイルムに入るんだ！
…というのが小学生の頃の夢でした。

芭麗人さん、良いお話ですね。
感動いたしました。

各選手の今後が気になりますが、
またどこかのチームで活躍してくれることを祈っております。

Ｖリーグのチームが次々と廃部になっていくのは、本当に残念です。

自分はまだまだ未熟ですが、これからも今まで以上に必死に練習して、将来もバレーを続けたいと思っています。しかし、こうも次々とチームが廃部になってしまうと、目標が近くに見えなくなります。

ＪＯＣなどで、才能のある、次の時代の新しい選手をいくら発掘しても、チームがなくなってしまっては意味が無くなってしまうと思います・・・。

私思ったのですが、野球をやっている子供に聞くと、プロ野球選手になりたいとか、サッカーならＪリーガーになりたいとか、夢を語ってくれます。

バレーをしている子供たちに聞いても、Ｖリーガーになりたいという風に言う子がいるでしょうか？
竹下選手のようなセッターになりたいとか、カオル姫みたいにうまくなりたいとか、一生バレーを続けたいとかはよく聞くのですが。
バレーの選手になりたいとはあまり聞きません。小学生の今でもバレーの選手には違いないですもんね。

プロ野球選手とかＪリーガーとかはなんとなく華やかそうな日常生活も含めてイメージしやすいのか、子供達に夢を与えているように感じます。

Ｖリーガーの日常とか伝わってこないし、廃止のニュースばかりでは夢がなくなってしまいますね。

子供達がＶリーガーになりたいと言ってくれるようになるといいと思います。