メイン 1 - バレーボール技術戦術掲示板 スパイクフォームを変えたいです。 | 投稿するにはまず登録を |
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オリビア | 肘下がり、肘曲がり、打点。 / 投稿日時: 2006-2-5 23:39 |
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-5 投稿: 352
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
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スパイクを打つときに「肘が曲がる」「肘が下がる」という欠点に対して「もっと肘を上げて(あるいは伸ばして)打ちなさい」ということはたやすいのですが、選手はどこで肘が曲がっているのか自覚がなかったり、肘を伸ばそうとしてかえってフォームがおかしくなったりする場合もあります。肘が曲がる原因は色々とあると思いますが、スイングフォームによっては肘だけに原因があるのではなく、体の全体の使い方により肘曲がりが避けられない場合もあると思います。
まず、説明の準備として次のようなことを考えます。車を加速して大きなスピードを発生するためには少し長い距離を車を走らせなければなりません。どんなに馬力を持った車でも短い距離しか走れなければ大きなスピードには至りません。 同じことはスパイクスイングにも言えると思います。ある程度のスイング幅を持たなければ腕の速度は大きく出来ません。バックスイングで体幹を捻り、胸を開くようなフォーム(右絵)であれば胸を開かないフォーム(左絵)よりもスイング幅は大きくとれます。ここでスイング幅というのは腕を加速するためのフォワードスイングの幅であり、車の話での走行距離に当てはまります。 その後のフォームはどうなっていくでしょうか?体幹の捻りを使ったフォームでは捻りを戻す時に腕全体を十分に加速出来るので、ボールミートの時にしっかりと肘を伸ばせる余裕があります。一方のスイング幅が狭い場合は目一杯、腕の加速をすると肘が前に出てしまいます。スイングは円運動であるので目一杯振って肘が前に出れば肘の位置は下がります。もしここで肘を無理に伸ばそうとするとまともな打点では打てないので肘を曲げたままのボールヒットとなります。肘を伸ばすことにこだわると加速幅が非常に小さいために、威力のあるスパイクボールとはなりません。 スイング幅の狭いフォーム(ストレートアームスイング)で勢いのあるボールを打とうとすると必然的に肘が下がり、肘が曲がった位置でのボールヒットとなります。「打点をキープするために肘をなるべく早く高くしよう」と思いすぎる速攻選手がスイング幅を小さくしてしまい打つ時に肘を前に出さざるを得なく、かえって打点を下げるという皮肉な現象がおきます。このような場合は肘の問題ではあっても、肘だけを考えても問題が解決しません。 |
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題名 | 投稿者 | 日時 |
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スパイクフォームを変えたいです。 | 見学者 | 2006-1-31 21:58 |
Re: スパイクフォームを変えたいです。 | たれいらん | 2006-2-1 0:11 |
まずはイメージから | 排球太郎 | 2006-2-2 15:22 |
とても興味深い・・・ | かにみそ | 2006-2-3 16:00 |
僕もとても興味深い・・・ | ナゾノヒデヨシ | 2006-2-3 21:57 |
Re: 僕もとても興味深い・・・ | かにみそ | 2006-2-4 23:11 |
ですからですよ。 | ナゾノヒデヨシ | 2006-2-5 0:17 |
Re: 僕もとても興味深い・・・ | オリビア | 2006-2-5 9:27 |
Re: 僕もとても興味深い・・・ | 気合はいりまくり | 2006-2-5 21:27 |
» 肘下がり、肘曲がり、打点。 | オリビア | 2006-2-5 23:39 |
肘に関しての自分の指導は | かにみそ | 2006-2-6 11:09 |
Re: 肘に関しての自分の指導は | T | 2006-2-6 14:46 |
ジャンプとヒットポイント | じゅん@ | 2006-2-6 15:40 |
Re: ジャンプとヒットポイント | オリビア | 2006-2-6 20:24 |
Re: ジャンプとヒットポイント | じゅん@ | 2006-2-7 10:51 |
Re: 肘に関しての自分の指導は | かにみそ | 2006-2-6 17:02 |
Re: 肘に関しての自分の指導は | T | 2006-2-6 17:46 |
Re: 肘下がり、肘曲がり、打点。 | 見学者 | 2006-2-7 2:30 |
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