私は女子小学生の指導をしていますので、中学生は大変なんだなぁと思いながらこのスレッドを読ませていただいておりましたが、話が基礎練習についてになってきたので参加させていただきます。

引用：

小学生でも初めてボールに触った頃は基礎の練習でも大喜びでやるんですけど、試合などを経験してくると、やはり試合形式が楽しいのでそちらの方をやりたがりますね。


きゅうちゃんさんも書いておられましたが、全日本の選手でも基礎練習は繰り返しやっているはずです。簡単な事を何故あんなに上手い人たちがするんでしょうね？
彼らは、自分がまだ出来ていないことを知っているからだと思います。
「こんな事はもうできるようになった」と思う（思わせる）事が基礎練習をつまらなく思う事に繋がっているのではとも思います。

対人パスにしても、５０本なら５０本、相手を全く動かさないようにできるでしょうか？
キャッチボールをするにしても、相手のボールが３０センチずれたら、必ず３０センチ動いて胸で取る、という事をしっかりやっているでしょうか？
いい加減にやればそれなりにできている気になってしまいますが、きっちりやれているかと言うとなかなか出来ていないのが基礎練習だと思います。

それをきっちりやるように見張っているのが私の仕事（＾＾）

きっちりやる事を目指せばマンネリなんて言ってられないほど毎回、緊張感をもって練習するようになります。
出来ているつもりで、いい加減にやっているから、つまらなくなってくるのです。

基礎練習は大切っていくら言ったって、出来てるつもりの子達にはわかりません。
「基礎練習なんてつまらない」って言ってきたら
「ちゃんとできるならやらなくていい。やれたならこれからは試合形式だけにしてやる」と言ってやらせてみたらいいのです。
絶対にやれませんから（＾＾）
「ほら見ろ、できないじゃないか、試合なんか１００年早いわい！」
であります。