メイン 1 - バレーボール技術戦術掲示板 球質・・・重さ、軽さの違いは何が原因なのか? | 投稿するにはまず登録を |
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たれいらん | Re: 続けてすいません。 / 投稿日時: 2006-8-29 13:30 |
管理人
登録日: 2005-12-8 投稿: 391
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
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引用:
引用: TUBEさんの書かれた「無回転のボールを、無回転であげれば腕にはボールのエネルギーが損なわれずに伝わることになりますね!」のように単純ではないという具体例としてイメージしやすいものを挙げました。壁と腕の質量の違いが気になるようですから別の例をだします。腕を引いて無回転のボールをレシーブしたその場でポトリと落とします。TUBEさんのおっしゃるようにボールのエネルギーが損なわれずに腕に伝わるのはこの場合だけです。 余計な忠告かもしれませんが、TUBEさんのご投稿は「力」と「エネルギー」と「スピード」という物理的概念を表す言葉がごちゃまぜになっているように見受けられます。物理的に突き詰めて考えようとする場合、これらを明確に区別しないと結論がおかしなものになってしまいがちです。TUBEさんの頭の中でのイメージは物理的におかしなものとは思いませんが、言葉を丁寧に選んでいただいた方が誤解をさけることが出来ると思います。 引用: ここでいっているボールの重い・軽いは、なぜ質量的には変わらない同じボールが同じ様なスピードで飛んできても、軽かったり重かったりするのか?という話で、受け手の体格によって衝撃が違うといった話ではないでしょう? では同様に受け手の受け方によって衝撃が違うと言う話でもありませんよね。 引用: 私の意図していたことは、同じ力(10の力)でスパイクを打った場合、無回転の玉は10の力で飛んできます。ドライブボールはスピードに7・ドライブに3というパワーに変換されて飛んできている。そのうち、回転のパワーを受け流したとすると、レシーバーは7の衝撃しか受けないと言いたかった訳です。 ボールの総運動エネルギー(並進エネルギーと回転エネルギーの和)が等しい場合ですね。「ボールの重さ」を触覚で感じるものと限定した場合、並進運動の速さによってボールの重さがほぼ決定されるのは周知の事実だと思います。それなら、無回転ボールは運動エネルギーのすべてを並進エネルギーとして持つのですから並進運動の速さも速くなり無回転ボールのほうが重く感じられると言う結論になるのはあたりまえだと思います。TUBEさんもこんな当たり前のことがおっしゃいたかったわけではないでしょう。ですから次のコメントがあるのだと思います。 引用: また、スピードが10・ドライブに3が使われていた場合、 これはボールの持つ並進エネルギーが等しい場合の話ですね。並進エネルギーが等しいならドライブボールはそれにプラスして回転エネルギーを持つのですから総運動エネルギーはドライブボールのほうが大きくなります。それにもかかわらずレシーバーの衝撃がドライブボールのほうが少ないという驚きの結論(逆転現象)が導かれています。そこがこの説の大きなポイントですね。面白い発想だと思います。 ひとつ指摘させていただくと、「受け流す」の使い方が前回のご投稿と違っていますね。 さて、TUBEさんのおっしゃる状況を別の表現で表してみます。まず、全く同じ腕の使い方で両方のボールをレシーブするとドライブボールのほうが遠くまで飛んでしまいます。そうではなく、腕の使い方を工夫して同じ距離だけレシーブした場合の話だと理解しています。 腕の使い方の工夫とは、具体的には腕を引くということです。腕を引くことにより、ボールの持つ運動エネルギーが腕に伝達されやすくなる状況を作り出すわけです。TUBEさんのコメントの中でドライブボールのほうが「受け流す」量が大きいというのは、腕に伝達されるエネルギーの話だと理解できます。 ところで、TUBEさんは「最初の無回転ボールは純粋に10のパワーのうち、3を受け流し7で対抗。 ドライブボールがスピードの10のうち6を受け流し4で対抗」ということですので「対抗」量が無回転の時のほうが大きいからレシーブ時の衝撃が大きいと結論を導いているのだと思いますが、「対抗」量とは何の量なのでしょうか。それを明らかにしていただいた後、その量が果たして衝撃を表すのにふさわしいものなのか検討が必要だと思います。 ちなみに、骨屋さんもおっしゃっているように衝撃を表すのにふさわしい物理量は「力積」あるいは「力」だと私は思います。 |
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