随分といい練習環境ですね。
　さて、1面使えるなら、両方のコートに入って、2人組でサーブを打ってセッターに返す練習をしましょう。4人組にしてレフトでトスを受けてサーバーに流す役を作れば8人が練習に参加できます。
　サーブは、右、左交互に打ちます。ゲームの時と同じ呼吸で打ちましょう。それが大事です。連続10本入れば交代です。最初の5本目までは、失敗したら０に戻します。6本目からは、失敗したら−2本です。6本目でミスしたら4本目からです。
　サーブカットは、必ず自分に来るわけですから、面をセッターに向けて上げる事を意識します。自分に来ない場合でも、サーブが飛んでくる場合もありますから、気を抜いてはいけません。
　サーブカットする選手にあえてノルマはありませんが、向上したいという意識を持って集中して取り組めば、充分実践的な練習になります。
　2人組ですが、ローテーションでバックの2人あるいは、サーブカットの中心となる2人を決めて組んでいけば効率的だと考えます。
　どんな、練習でも目的意識を持って取り組む事が大事なのは当然のことですが、案外見落としているのは、実践に近いサーブ練習とレセプションの関係だと思います。
　セッターも凄く練習になりますよ。なんでもかんでも、レフトへ平行かオープンを上げる練習をすればかなりの本数をこなせます。