引用：

　私も聴き方の問題だと思いますけど‥‥。
　ナゾヒデさんも，「『あえて』苦言を‥‥」と書かれていますし。

　技術を身につける方法って，考えながらの反復→フィードバックで，最終的には，身体が反応する状態を作ることです。
　ですから，初期の段階は，それがしやすいようなサーブで行わなければなりません。具体的には１対１で正面に打つサーブというのが，初期段階であり，レベルが上がっても，反復練習の中心になります（中学生等であれば，指導者が打って，数人が１列で取るというのも一般的ですけど，フィードバックしやすい人数を考えれば，合理的なわけです)。
　実戦でのサーブレシーブでは，複数人での他者との兼ね合いや，レシーバーを動かすサーブもありますので，そういうレベルに対処できないのであれば，そういう状況を設定することも必要です。

　いずれにせよ，基本の反復練習であるサーバーとレシーバーが１対１となるような練習をどの程度こなしていますでしょうか？
　ナゾヒデさんからは「最低１日30本」と助言をいただいていますが‥‥。（ナゾヒデさんのご助言は，１対１に限らないでしょうけど）

　私の知っているバスケット部では，練習以外に，１日300本のシューティングが課せられていました。それぐらい打たないと，正確性なんて身につかないんだと実感させられたことがあります。
　自分たちは，朝練で，毎日100本，記録つきで行っていました。

　コートを使える時間の問題もあり，全てのチームがそういう反復練習をする時間はとれないかもしれませんが，技術を身につける根本はそういうところにあると思います。

　効率的にという点でいえば，複合させることです。通常，多くのチームが，チャンスボールからのスパイク練習を延々と行っています。（下手をすると，ネット越しでないチャンスボールで延々と）
　チャンスサーブをレシーブしてのスパイク練習に変えれば，緊張感も出ますし，本数も増やせます。

　もう一つ大切なこと，烈風さんのチームは，サーブは上手ですか？
　サーブレシーブが下手なチームのほとんどがサーブもへたくそですよね(笑)。いつも低いレベルのサーブを受けていれば，それよりも高いレベルのサーブを返すことはできません。
　また，実戦においても，サーブが下手で，サービスラリーをとれなければ，レシーブラリーを取られることがより致命的になりますので，プレッシャーもかかります。