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てつ | 先生方、ありがとうございます! / 投稿日時: 2008-9-18 7:47 |
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-1-6 投稿: 92
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
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我がチーム6人の「精鋭」たちは、
前向きにやっています。 先生方のアドバイス、本当にありがとうございます。 だからこそ、何とか勝たせてやりたいです。 おっしゃられるとおり、状況を不利ととらえるか、持ち味ととらえるか・・・ 少なかろうが、小さかろうが、戦い方はあると思います。 現在は、サーブとレセプションと 「必死な全員球拾い」が主な重点項目です。 ただ、素人の子たちのスムーズな動作をどう身につけさせるか 「脱力」をどう生み出させれば良いか、 試行錯誤中です。 |
T | 脱力 / 投稿日時: 2008-9-18 12:41 |
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-9 投稿: 339
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
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てつさん、こんにちは。
ちょうど山本真吾先生の本を読んでいたところです。 「力を抜け」というのは、相手を不可能な課題に取り組ませて泥沼にはまらせる最も有効な手段である、という考え方もあります。 「脱力」は、力を入れていることを認識できているときにそれを「やめる」ことであって、何かを「する」ことではありません。 >「脱力」をどう生み出させれば良いか、試行錯誤中です。 というのは、その辺を十分分かった上での言葉だと感じました。 無駄な力が抜けていくようになるためには、何をすればいいかですね。 無駄な力が抜ける要因には、「これから起きることが分かっていて、そこでやるべきことが分かっている」というのが大きいと思います。 まずは動きが自動化できるまでワンパターンで繰り返し、自動化できてきたら位置やタイミングにちょっとした変化を入れて揺さぶりをかけ、応用力を付けていくというのが一般的だろうと思います。(「抱いて、揺さぶる」ですね) いくつかの自動化パターンを身につけたところで、あるタイミングに「判断」と「選択」が求められるように仕組む、というのもあると思います。 具体的に、どんな場面で「脱力できていない」ことが気になりますか? |
てつ | すみません・・・(汗) / 投稿日時: 2008-9-19 7:37 |
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-1-6 投稿: 92
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
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別のスレに対して「先生方ありがとうございます」なのに、
新しいスレッドにしてしまいました、 ここでは「脱力」のことにしたいです。 さて、「脱力」は、頭でやろうと思ってやっている時点で脱力ではないと考えます。 動きの「自動化」がまさにふさわしい表現だと思います。 まずは、とことん反復練習を繰り返す中で、自然な状態をつかませることに尽きると思うのですが・・・。 さすがにゴールデンエイジに技術をしみこませたジュニア経験者に対して、 中学素人たちを何とかと考えると、少しでも有効な手はないかと・・・。 特に感じるのは、 ○ レセプションやディグで、ボールをとらえる瞬間(ボールを弾き、ふっとばすようなとらえ方) ○ スパイクスイングのムチのようなしなやかさ といったところにぎこちなさを感じます。 今、考えているのは、 負荷をかけた状況を徹底させて、その後その負荷をゆるめるかなくして、 プレーさせること、 レセプションでは、じっくり沈み込ませ、足の幅もとらせて、低くとらえさせるところから、その後は姿勢はうるさく言わずにやらせてみる・・・ といった感じです。 |
T | Re: すみません・・・(汗) / 投稿日時: 2008-9-19 23:19 |
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-9 投稿: 339
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
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>レセプションでは、じっくり沈み込ませ、足の幅もとらせて、低くとらえさせるところから、その後は姿勢はうるさく言わずにやらせてみる・・・
初心者に構えを教えると、なぜその構えが必要か、そう構えると何ができるのか分からない(実感がない)まま形を作るので、無駄に力を入れる習慣が付くと考えています。「構えるために構える」ということですね。それは「脱力」の対極にあると思います。何をしなければならないかが分かってくれば、それに対する準備もできてくるでしょう。 「こうやって構えてごらん」と言って、それですっとプレーがしやすくなるのであれば、「構えを教える」のは有効だと思いますが、形として教えることは後々却って苦労することにつながると思います。 面白い画像があったので紹介します。 http://blogs.yahoo.co.jp/contact20052000/55092727.html |
てつ | 「なる」ものに / 投稿日時: 2008-9-20 5:52 |
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-1-6 投稿: 92
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
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面白いですね。これを最初から目指して教えるというよりも、
こうなっちゃうという感じでしょうか・・・。 子ども達には、一つの形を教え込むというよりも、 その子どもにあったものを選び出すというか、 身体や運動の特性を見極めて、 とにかく強制はあまりしないようにしています。 この画像は、技術的に優れている点として、 どのように説明できるのでしょうか? |
T | Re: 「なる」ものに / 投稿日時: 2008-9-20 21:49 |
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-9 投稿: 339
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
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これを最初から目指してはいけないでしょうか?
技術的に問題があるとしたら、どんな点だと思われますか? 優れている点は、とりあえず「無駄な力が少ない」、「コントロール性が高い」、「手先だけのプレーではない」等が思いつきます。 |
てつ | 問題はないですね・・・ / 投稿日時: 2008-9-23 17:53 |
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-1-6 投稿: 92
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
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問題があるというよりも、
どのように教えていかせればよいのかと思っちゃいました。 やはり相当な経験値、時間、反復練習量を要しますね。 参考になる情報、ありがとうございます! |
ナゾノヒデヨシ | Re: 問題はないですね・・・ / 投稿日時: 2008-9-23 22:52 |
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-5 投稿: 715
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
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問題がないかどうかはおいておいて感じる事を書きます。
僕も、映像を撮影した本人とネット上での交流があるので、T先生が貼り付ける前に見てました。最初の感想は、さすが中国4,000年の歴史・・・。 日本でも一時期、関東の1部リーグの大学生がみんなこんな対人をテレンコテレンコやって顰蹙を買った時期がありました。 何故顰蹙を買うかと言えば、画像並みにも上がらないからです。理由は下手糞だからにつきます。 女子と男子では違いがあると思いますが、上記の発端は、順天堂の古川、江原、宮崎などが始めたのです。彼らは高校で、いわゆる日本流ガチンコレシーブを叩き込まれて大学ではじけてそうなってさらに巧くなったケースだと思っています。 それは、それで良いと思いますが、彼らように身体能力もなく鍛えられてもない選手がマネはできても、上昇は難しかったのではないでしょうか。 何が書きたいのか・・・。 てつ先生の書かれた >やはり相当な経験値、時間、反復練習量を要しますね。< これは、ずばりだと思います。 上記の事を加味すると、あれを最初からやって20歳のころにトップレベルのゲームでも通用するディグができるようになるには、導入の時期が大きくものを言うと思います。中学校でも、ジュニアからやってきたチャランポラン風なレシーブにやられることは珍しくありません。あれを、12歳の時からバレーを始めた子供に最初から教えると、殆どゲームでは使い物にならない事が多く見受けられました。 時間がなければどうしても一斉指導になりますし、反復練習も目的をはっきり捕らえなければなりません。すれば、一般的にはある程度の形を反復して「水準」を底上げしてから可能性を見出せる場合に個々に「セッターに上がればいい」レシーブ技術を修得させるのがいいのかと思ってます。 画像の選手達は、10歳以下ですでに特殊な英才教育のプログラムに加わっているはずですので、日本のジュニアの「上がればいいじゃん」レシーブの良い感覚が刷り込まれていて、さらにそれを潰さずに今に至っていると考えます。 が、あくまで対人ですから、構えがあって寸時にコースや球速をを判断しなければならないラリーにおいてそれが生かされるかは、ディフェンスシステムやメンバー構成、ポジションの問題もあってそのままでいけるかどうかは僕にとっては未知な部分です。 ただ、ポーランド女子あたりのゲームを見ると、似た様なディグをしますが決してボールコントロールは良くない気がしますし、中国女子においてははゲーム中は殆ど見受けられないのではないでしょうか? そのような現象も合わせて考えると非常に面白いテーマをてつ先生とT先生は掲示してくれた気がします。 |
てつ | 実は言いにくかっただけで・・・ / 投稿日時: 2008-9-24 6:37 |
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-1-6 投稿: 92
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
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引用:
ナゾノヒデヨシ先生!ご無沙汰しております。 T先生申し訳ありません。 実は画像のようなプレーを、 無駄な力のない、自然なプレーであると同時に、 ともすれば一見すると、「ちゃんらんぽらん風」な「ゆるプレー」 である印象に若干の抵抗があったのかもしれません。 特に、素人を長年預かり、いろんなことを教え込まねばと、 思い込めば思い込むほど、 画像のプレーは「チャンランポラン風」と受け取られることが、 私の周りでは多いと思っています。 そのようなモヤモヤを、ナゾノヒデヨシ先生が、 ズバリ指摘して下さる形となりました。 |
T | Re: 実は言いにくかっただけで・・・ / 投稿日時: 2008-9-24 20:51 |
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-9 投稿: 339
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
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てつさん、こちらこそ申し訳ありません。
>>技術的に問題があるとしたら、どんな点だと思われますか? と書いたのは挑発的だったですね。 引用: ナゾノヒデヨシさんは書きました: これは、経験の少ない選手に何を教えるべきかという問題の他に、下手糞だというのは何が違うかというところに非常に興味が引かれます。 >>優れている点は、とりあえず「無駄な力が少ない」、「コントロール性が高い」、「手先だけのプレーではない」等が思いつきます。 と書いたのはちょっと?で、反論を期待したところもあったのですが、肘や手首を曲げることでコントロールしているわけではないし、重心移動もあるし、「手先だけ」ではないと思います。 下手糞な大学生たちはきっと「手先だけ」のプレーをしていたんじゃないかと、見もしないで書いてしまいます(実際どうだったんでしょうね?)。 もしくは、「コントロールできるボールをコントロールする練習」そのものをやってこなかったのではないか? ネタの出所のArea71さんのブログでのコメントを引用しますが、 『日本のレシーブは、中国から見るとある意味、突っ込んでいく精神性は認めてくれつつも、"効果不大”お祭り騒ぎのように上には上げるけれども、セッターには返せず、強打レシーブが二段になってもそのままなのが不思議に見えるようです。 』 私自身、大学生の頃はレシーブは誰にも負けない(世間狭〜い!)つもりでいましたが、届くかどうかぎりぎりのボールばかり練習していました。ある時、滅多に現れない部長先生に指摘されたのが「腰の高さのボールを練習しなさい」でした。やってみたら、自分のレシーブ範囲が実は狭く、前しか取れなくなっていることに気づかされました。 正確にコントロールできるためのツール(体の使い方)を与えて、コントロールできるボールで、コントロールをテーマに練習する。強打レシーブからのコンビ攻撃を段階的に練習する。それは案外初心者からでも取り組めることなのかもしれません。 そういう取り組みなしに、「高校で、いわゆる日本流ガチンコレシーブを叩き込まれて大学ではじけてそうなってさらに巧くなったケース」という名人でなければできないものに位置づけてきた(ヒデヨシさんを批判しているわけではありません)のが日本のバレーだとしたら、それこそ「効果不大」だと思います。 引用: ナゾノヒデヨシさんは書きました: 「12歳の時からバレーを始めた子供に最初から教える」というのが、具体的にどんなことなのか、私が考える「正確にコントロールできるためのツール(体の使い方)を与えて、コントロールできるボールで、コントロールをテーマに練習する。」というのとどのくらい近いのか?遠いのか?非常に興味を引かれます。 非常に面白いテーマに育てていただき、ありがとうございます。>ヒデヨシさま |
ナゾノヒデヨシ | いいテレンコとダメなテレンコ / 投稿日時: 2008-9-24 22:22 |
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-5 投稿: 715
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
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T先生が突っ込んでこられると思ってました。
直ぐに答えられる部分を忘れないうちに書きます。 >下手糞だというのは何が違うかというところに非常に興味が引かれます。< これは、誰が見ても判る部分としてボールが繋がりません。1回か2回でどっかにボールが飛んでしまいます。肘を曲げる、手を放す、などの動作をただ真似ただけなのでそうなったのではないかと思います。T先生が書かれたように重心移動や面の位置取りなどが「テレンコ」やっても「名人」たちはきちんとしていました。井上譲選手など全日本ではレシーブにかなり難があったように言われましたが、その頃の順天堂ではやっぱり「真似だけ」ではない動きをしていたのを記憶しています。 話が逸れますが、それこそ今の順天堂の監督の下、選手諸君がどんな対人をしているのか非常に興味があるところです。 >正確にコントロールできるためのツール(体の使い方)を与えて、コントロールできるボールで、コントロールをテーマに練習する。< すみません、これは中学校から始めた子達でジュニア上がりの子達に3年生の夏で勝つための「ニギリ」です。 正直、選手に簡単にやらせるためには指導者は簡単にその方法を取得できるかと聞かれたら難しいかもと答えるかも知れません、 大学生の対人と似ていますが、ただの真似と正確に真似をすることはかなり本質的に違うのではないかと考えます。 >名人でなければできないものに位置づけてきた(ヒデヨシさんを批判しているわけではありません)のが日本のバレーだとしたら、それこそ「効果不大」だと思います。< 批判などと勿論思うはずがありません。一つの手段としてガチンコがありそれが高校で一貫されただけのことであり、高校生の年齢の中で「ガチンコ」から「テレンコ」そしてまた「ガチンコ」と繰り返していくのもありだと考えてます。 実際、僕自身対人や腰の高さのボールを拾う練習の時には腕を曲げさせず、足の運びをうるさくしつこく指導しましたが、ゲームでは一切そんなことは言いませんでした。 しかし、中学生や春高出場するチームなど見てもゲームや乱打の中でそういうことをうるさく言う指導者が多く見受けられます。えてしてそういった指導者に限り、ドリルの反復練習でそこを押さえていない場合があったりします。 そんなことも正しいテレンコレシーブの普及の足かせになっていると思います。 最後の部分は、11日からの岐阜で過去の実践を復習して確認してからお答えするのがいいと考えてます。(逃げます・・・笑) |
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