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投稿者 スレッド
ざぶたねこ プレー中の笑顔について  /  投稿日時: 2006-6-9 3:20
へりくつ道場師範代
登録日: 2006-1-6
投稿: 213
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
久しぶりにスレッド立てさせていただきます。
どうぞよろしくお願いします。

皆さんはプレー中、(特に試合中)の笑顔についてどう考えますか?

私の現役の頃は、まったく笑顔など考えられませんでした。
チームメートの顔を思い起こしても必死の形相しか思い出せません。

今は全日本でも、春高でも笑顔が溢れています。
本当に必死になると笑顔など出るはずがない。という意見もあるとおもうのですが。リラックスできている証拠だし、笑った方が盛り上がるという考えもありそうです。

私は試合中の笑顔を批判しているのではありません。
特に自チームの子供がミスした時など、なんとなく笑顔の方がいいのかなと「明るく笑って、次に集中!」などと言っています。
しかし自分が現役の時はミスした時、きっと笑っていなかった。

笑顔の効用があるのかどうか。あるならどんな理屈がそこにあるのか?
コーチとしてチームの個性、選手の個性に任せるものなのか、奨励すべきものなのか?

研究者、指導者、選手、観戦者の立場から気楽にいろいろ教えていただけたらと思います。

TUBE Re: プレー中の笑顔について  /  投稿日時: 2006-6-9 10:33
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-3-16
投稿: 159
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
リラックスさせて、本来の力を引き出す方法。
日ごろから緊張感のある練習を心がけ、
試合の緊張感さえ感じなくしてしまう方法。

私が聞いたことがあるのは、
本当はリラックスさせた方が力は出るが、
試合になると緊張してしまう場合は、
どの程度動けるか予想が不可能で、思わぬところで負けてしまう。

逆に日ごろが厳しく指導されているチームは、
動揺も少なく安定した力を引き出せる。

またリラックスする練習は難しい。
練習に緊張感を持たせることは、厳しく指導することで
簡単に実現できる。

だから、厳しい練習をするチームが多い。

正直、当時の私は納得し、怒こられるのも納得しました。

でも、緊張感を持った練習は、自発的にもできるでしょうし
与えられて行うものではありません。

本人達が前向きな気持ちで練習してこそ成果が望めると
思っています。

あと、バレーを嫌いになるような練習はしたくありません。

とにかく、厳しい練習も楽しめる、そんなチームが理想です。
本気で笑い・本気で悔しがり・本気でボールに向かっていく
喜怒哀楽のあるチームがいいな。

少なくとも、小学生くらいまでは・・・・。

監督の心構えでも書きましたが、
主役は選手。負けて悔しいのは選手です。
力を引き出すのが指導者。

たまに、指導者の都合で怒ってるのでは?と感じることがあります。
小雨 Re: プレー中の笑顔について  /  投稿日時: 2006-6-9 17:58
へりくつ道場白帯
登録日: 2006-4-30
投稿: 16
年齢区分: 15歳〜19歳
バレー暦: 1〜5年
性別: 女性
笑顔は苦痛を和らげる作用があると何かで読みました。
私のチームでは、ミスをしたときでも、できるだけ笑顔でプレーしようときめています。
ミスして落ち込んで、暗い顔をしていると、チームのムードが下がってしまうので、ミスをしたら自分から笑顔で次一本!!と声を出していきます。
スパイクが決まったり、得点にはならなくてもナイスプレーがでたら、超笑顔で喜びます。そうすると、バレーがとても楽しく感じられます!
笑顔は人を安心させると思いますよ(><)

司馬仲達 Re: プレー中の笑顔について  /  投稿日時: 2006-6-9 22:28
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-6
投稿: 500
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
笑顔が「作り笑顔」でなければ良いと思います。
作り笑顔は病人の「大丈夫」と一緒で、ダメなのが分かってしまいます。
キツイ時にはキツイ、悔しい時は悔しい顔をするのが精神衛生上一番良いです。

とは言えバレーボールは集団スポーツである以上は周囲の人に悪い影響を与えてはいけません。

もっとも重要なのは、「空気を読む」事です。

流れが悪いときにどうにするか、流れが良い時にそれを維持する為にどうするか。

それに因って怒るのか褒めるのか、状況を見極めて喜怒哀楽が使い分けられる様にするのが理想でしょうね。
じゅん@ Re: プレー中の笑顔について  /  投稿日時: 2006-6-9 22:39
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-1-17
投稿: 174
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
 自分が練習してきたことが上手くいった、または仲間が頑張ってくれて自分を助けてくれたときの「笑顔」と、ただえ「えへらえへら」にやけている事の違いを指導者が教えてあげれば良いのではないでしょうか?
マウリシオ Re: プレー中の笑顔について  /  投稿日時: 2006-6-10 0:07
へりくつ道場黒帯
登録日: 2006-1-5
投稿: 46
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
やはり考え方が分かれるのは、「ミスった時の笑顔」じゃないでしょうか?
FIFA WORLD CUP FRANCE 98 。ミスした時、笑って「次、次」みたいな雰囲気の某ストライカー(今はJ2)に、ラモス御大がTVで「おい、○○!!笑ってんじゃねえよ!!」と激怒したことをよく覚えております。
スポーツ心理学(体験的なものでなくあくまで「学」)ではそれなりに効果はあると読んだこともありますが・・・。

わたしも現役時代(いつのことだ?)は、ざぶたさん同様、ミスしても笑った記憶はありません。引きつってただけかもしれません。
個人的には、ミスしても、しらばっくれて無表情・しれっとしてればいいんじゃないかと思います。
それで、暗くなって負けるというのはあまり考えられないというか、なんか情けない。
身近な高校生が、ミスった時ヘラっと笑いながら片手上げて「ゴメン!!」とよくやってましたが、どうも・・・。

てつ Re: プレー中の笑顔について  /  投稿日時: 2006-6-10 0:50
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-1-6
投稿: 92
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
「笑顔」は悪いことではないと思います。質・内容の問題だと思います。また練習やゲームにおいて「笑顔」を作る事だけが目的になるのではなく、選手たちが自分たちらしい「笑顔」を自然と出せるために・・・を私たち指導者は常に考えるべきだと思います。
 ゲーム中など「笑顔っ!」って、ムードをよくしたくて言うことはありますが、意味もなく「笑顔、エガオ・・・」ってやたらという監督やチームはどうかとも思っています。やはり真剣・本気・集中の時に、ガッと締まった表情が力を発揮させることもよくあると思います。

 「元気」「活気」なのか・・・単なる「ヘラヘラ面」「ニヤニヤ面」「作り笑い」なのか・・・この違いは大きいと思います。
 
 個人的に違和感を感じるのは、特に女子で見られる日本と世界の違いです。あのレベルでも、日本は「エガオ」でコートをグルグル走り回る・・・。確かにムードを盛り上げることもありますが、結構ムリがあるのでは・・・と感じる時もあります。もっと闘志むき出しでやってほしいと思うこともあるのですが、みなさんはどうでしょう?

 心の底から「ヤッタ!」と思えて、喜びやいいプレーへの満足感の「笑顔」が、出せること・・・そのためにはどんな言葉がけや、練習の雰囲気、ベンチワークをすればよいのか・・・。
 一方では四六時中、選手を叱りつけ、バレーの練習や試合では笑ってはいけないと思わせるような環境もいかがなものかと思います。そんな中でごもっともなように「エガオ」って言われてもアンタ・・・。

 僕は自分たちらしく、人間らしく、感情を表現できるようなチームを作りたいと思います。そんな中で出る笑顔は大切だと思います。でもやたらと「エガオ」とは言いません
ざぶたねこ 笑顔が消えて化けた事  /  投稿日時: 2006-6-10 3:29
へりくつ道場師範代
登録日: 2006-1-6
投稿: 213
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
TUBEさん、小雨さん、司馬さん、じゅん@さん、マウリシオさん、てつさん。
皆さん、ありがとうございます。皆さんのご意見、とても勉強になります。

サブさんがブログで選手がバケル瞬間に立ち会えたという事を書いておられました。

以前の大会で、うちのセンターの子が続けてミスをしました。
この子は普段も、練習中も、試合中も、とにかくニコニコ。笑顔が素晴らしい子なんです。私がひどく叱っても、ニコニコしながら聞いている子です。
この子の笑顔にどれだけチームの仲間が救われてきたかはいうまでもありません。それくらいいい笑顔なんです。
でもこの大事な試合でミスが続いた時、彼女がボールを叩きつけ眉間に皺をよせて吼えました。今まで誰も一度も見た事のない彼女でした。
ベンチに居た子供達も「うわぁ〜○○ちゃんが怒ったぁ〜」私も驚きました。
まるで大魔神のような変貌ぶり。
それから彼女は続けてアタックを決めサーブを決め。チームの皆も表情が変わり(真剣そのもの)そのセットを逆転して、結局その日の大会では優勝してしまいました。

まさに彼女がバケた瞬間でした。
試合後「珍しいね、怒ってたね」と彼女に聞いたら「だって本当に悔しかったんだもん」とまたニコニコ。

それから、私は笑顔について考えるようになりました。
皆さんのご意見には、また落ち着いてレスしたいと思います。
皆さんの経験や現在のお立場からや、全日本や、ワールドカップのサッカー選手を見ての感想、学問的、心理的な分析など、いろいろ聞かせていただけたらと思います。

今夜は笑顔について考え、スレッドを立ち上げたきっかけになったエピソードを紹介させていただきました。

ナゾノヒデヨシ 笑顔の種類  /  投稿日時: 2006-6-10 4:04
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-5
投稿: 715
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
  いろんな『笑顔』があります。僕は、滅多に笑いませんが、その笑顔はあるとき人生において強大な武器になります。勿論、選手を暗示にかける(簡単に言えば『騙す』)武器です。
  司馬君の師匠もそんなところあるかも知れません。当然のごとく、彼は僕より百段ストイックです。
  足立四から駒形と笑顔の本質が変化していることは、間違いの無い僕の中の事実です。
  某谷高校の笑顔はヘラヘラにしか見えないのは、僕だけか?
  脱線、すみません、ついでに。
  今年の春高優勝校の女子、旧校名時代に常勝した時は、笑顔もガッツポーズもありません。それが、いいとは思いませんが、否定もできない・・・。
サブ Re: 笑顔が消えて化けた事  /  投稿日時: 2006-6-10 6:52
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-2-8
投稿: 126
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
大会前日に笑顔のことについて話をしました。

「厳しくて苦しい練習を乗り越えた者が試合中に笑顔でたたかう姿は
キット美しいに違いない。そんなチームで私はありたい。」

サーブが走ると相手チームはタイムをとります。
「タイムをとってもらえるとはすごいっしょ(拍手)」
みんな笑顔になります。
タイムの終わり際には一言付け加えます。
「ここで、サーブをミスるのはハナクソ。」
みんなはいたずらぽっく笑い「あー、プレッシャーだわ〜」
そしてサービスエース。
自然とみんな喜びの笑顔になります。

これで全国大会で優勝できたらすごいけど
そうもならないでしょう。

バレー選手が溌剌とたたかう姿が自然なれば
笑顔も自然に生まれてくるのかもしれませんね。
そのためには指導者の生き様が問われるものと自覚したい。
TUBE Re: 笑顔の種類  /  投稿日時: 2006-6-10 12:39
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-3-16
投稿: 159
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
引用:

ナゾノヒデヨシさんは書きました:
今年の春高優勝校の女子、旧校名時代に常勝した時は、笑顔もガッツポーズもありません。それが、いいとは思いませんが、否定もできない・・・

この話、私も最初に書き込もうと思いました。

これが厳しい指導か?どうかの話のきっかけです。
以前の○○先生の指導は平常心を保つことを目的に、
ある意味感情を殺したチームづくりでした。

それは、徹底しており、ある意味怖さのあるチームでした。
ですから、見るほうからすれば面白くないと思えるものでした。

そういった意味では、私は今のチームのほうが好きです。

ざぶたねこさん
化ける瞬間。私も見たいなー
いいな〜最高ですよね。
僕は、私のチームに本気で悔しがらせたいんですよね!
何せ、少し学年が下なのもあって、負けても仕方ないって感じが・・・
ん〜〜。

ちなみに、私はミスしたら大きな声で、みんなに謝るよう指導し
周りのみんなは、励ましフォローできなかった自分を改善するよう
しどうしてます。
じゅん@ Re: 笑顔の種類  /  投稿日時: 2006-6-10 23:53
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-1-17
投稿: 174
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
引用:

ナゾノヒデヨシさんは書きました:
   某谷高校の笑顔はヘラヘラにしか見えないのは、僕だけか?

 同感です!同郷として残念に思います。彼らは少しスターになりすぎたのでしょうか?確かに衰退している県内中学校男子の各学校から、スター性を兼ね備えたエース級(ほんの一握り)を集めた集団であり、時には県外(北海道含む)からも引っ張ってきております。そんな中で、勘違いしてしまっている部分もあるのか・・・と感じております。ミスを犯した後の「へらへら」は???です。
フジやん Re: 笑顔の種類  /  投稿日時: 2006-6-11 23:08
へりくつ道場師範代
登録日: 2006-1-11
投稿: 207
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
今日、サントリーの地区予選がありましたが、強いチームの指導者・子供が

「謙虚に人の話を聞く」態度をとらないチームは

「なんか勘違いしているの?」と思えますね。私を見ている「目」で分かりますよ。女性のイヤそうな目?引いている目?はなおのこと敏感に感じます?



指導者の資格の問題で、他のチームのベンチに入る指命(特例)を支部長さんから頂きました。

ソコのチームは不運にもほとんど地区で競り勝ったことがないチームです。チョット以前から指導者と色々あったようで気になっていました。今回の試合で、他のコーチがベンチに座って「できるよ」「頑張ろうよ」「動いてー」などと言いながら、子供たちから会話がでるような雰囲気や声掛けをしたつもりですが(女の子ですから引いている子がやはりいる・・・)、本当のチームのように?応援したら「2−1」で勝ちました。子供も親も「大喜び」ですが、代理監督の女性コーチの方が子供の前でうれし泣きをしていました。「それだけ君たちが頑張って勝ったことが嬉しいんだよ」と伝えました。

指導に飢えている子供はチョットのアドバイスでも真剣に話を聞き、「よかったじゃーん」って話しかけると周りの子供も「笑顔がこぼれる」、良いプレーで失敗しても「大丈夫」と言い続けていたら、少し強いチームと対戦しても諦めなってくる、故にボールが上がってくる。あまりそのように指導されていなかったようで・・・「ちゃんと、バレーになっているよ」「最後の結果が悪いだけ、つなぎは互角」と女性コーチに伝えたら喜んでいました。
試合中もざぶたさんや芭先生、ゴン太さんなどなど、皆さんが話す女子バレーの「諸注意」が頭がよぎりながら話したつもりですが・・・一人一人に言葉をかけることができなかったなー(やっぱり、フジやんは男子肌か?)チーム代表者には力不足ですね(なるつもりは全くないですけど)

私のおかげじゃ「ない」と思うんですけど(タダそういう時に出会っただけかと)・・・・傍目からは「違うように見える」のでしょうか?そのチームのこれからの事も考えるとなんか複雑・・・「その気にさせすぎでしょうか?」帰りにも笑顔で親子が何人か挨拶しに来てくれたり・・・

帰りの運転中ズット「その後」のことを自問自答モードでした。
たれいらん 「ゾーン」と関係があるのでは?  /  投稿日時: 2006-6-12 4:40
管理人
登録日: 2005-12-8
投稿: 391
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
最近メンタルトレーニング関係の話で「ゾーン」という言葉をよく耳にするようになりました。

引用:
ZONEという言葉は非常に抽象的だ。しかし、奥深い。「ZONE状態に入ると、周りの人、物すべてがスローモーションに見える。」「打つ瞬間、ボールについている小さなマークが見える。」「泳いでいると、体が水に溶け込んでいく。」世界のトッププロスポーツ選手は、様々なZONE体験をしている。すべてが常人には理解しがたい現象ばかりだ。人間が究極に追い込まれた時、想像以上のパワー、集中力が発揮され、“神がかり”な状態になるのだろう。(TBS人間解析ドキュメント「ZONE」より)


このゾーンと笑顔に関係があるのではないかと思いググってみると興味深いサイトを見つけることができました。それらから引用してみます。

引用:
(リラクゼーションとは)セルフコントロールをするためのトレーニングであり、緊張した場面での気持ちのコントロールをしたり、サイキングアップと組み合わせて、最高のプレーができるようにする。メンタルトレーニングの最も重要なスキルのひとつです。
これが基本になければ他のテクニックが成り立たないほどの役割を持っています。広辞苑によると「くつろぐ、力を抜く、緊張をゆるめる」とありますが、スポーツで使うリラックスは、一般に考えられているものとは異なると考えて下さい。スポーツ心理学では「ほどよい緊張の中で自分をうまく操作できる状態、理想的心理状態」。つまり、リラックスしすぎないで緊張もしすぎない状態。ゾーン、フローと呼びます。

リラクゼーション四つの利点
1)セルフコントロールの方法を身につける
2)集中力が高まる
3)心が静かになりイメージ力が高まる
4)身体的な効果、生理的な効果

その方法として
ア)スマイル(笑顔):これがリラックスするための簡単で重要なテクニックです。
調子のいいときや力を発揮しているときはどんな顔をしているかチェックしましょう。

イ)呼吸法:(省略)
ウ)筋弛緩訓練法:(省略)
エ)自律訓練法 
オ)セルフマサージ
カ)音楽の利用(省略)

(中略)

(サイキングアップとは)心理的ウォーミングアップ。心の高揚、自分の気持ちを高めて最高の状態に持っていくことを言います。例えば野球では円陣を組み、みんなで声を掛け合い気合いを入れるなどがひとつにテクニックです。心理的ウォーミングアップであるサイキングアップで、心がうきうきした状態に持っていくことで、心理学的にも生理学的にもやる気をだし、理想的な心身の状態を作り、自分の最高能力がいつでも発揮できるようにしようというものです。

メンタルトレーニング スキル紹介


引用:
 ウォーミングアップは体の準備のことですが、サイキングアップとは心の準備のことです。
普通の選手は練習や試合の前に、ウォーミングアップを必ずしているはずです。しかし、心の準備は特に気にしていないと思います。でも、会場に着いたら、自然と心の準備をしているはずです。着替えて、レースの時間やコースを確認して、待機する場所を確保するのは、ずばり心の準備なのです。いつもしていますね。
これからする事を意識して、レースのスタート時間にあわせて、少しずつ呼吸数と心拍数が上がるようにしてください。もちろん練習でも、これからする練習メニューを知り、着替えながらサイキングアップをして下さい。
サイキングアップの大事なことは、いつも笑顔ですることです。

メンタルトレーニングについて)


引用:
一昔前には、競技の前にやたらと気合を入れ緊張と興奮の状態で試合に臨む選手の姿が多く見られましたが、今では「肉体のリラックス」がパフォーマンスに与える影響の研究が進み、陸上などのスプリント種目では笑顔で走る選手もいます。顔の筋肉をゆるめることで、身体に余分な力が抜けてスムーズな動きが可能になるのだと思います。脳や筋肉をリラックスさせることで、プレーに正確さ、バランス、スピードを生むことができるはずです。
ポジティブなメンタル・コントロールを実現する上で「肉体のリラックス」は重要なキ−ワードと言えます。

メンタルトレーニング 〜ワンランク上を目指す〜


個人的には、この「ゾーン」という体験をできるだけ多くのプレーヤーに経験してもらいたいという思いが強いです。そのためのひとつの手段が「笑顔」なんだと考えています。笑顔を用いなくてもゾーンに入れる選手もいるでしょうけど、笑顔をきっかけとするほうが多くの場合ゾーンに到達しやすいというのが(正しい正しくないは別にして)研究結果なのではないでしょうか。

余談ですが、上で出てきたもうひとつのキーワードの「サイキングアップ」にも興味があります。以前ブログに関連事項をかいたのですが、そのときは「サイキックアップ」と言葉を間違っていたようです。
ざぶたねこ 皆さんありがとうございます。  /  投稿日時: 2006-6-13 1:49
へりくつ道場師範代
登録日: 2006-1-6
投稿: 213
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
ナゾノヒデヨシさん、サブさん、フジやんさん、たれいらんさん、ありがとうございます。

たれいらんさんの紹介された「ゾーン」という言葉は初めて聞きました「笑顔」は「サイキンググアップ=心の準備」に必要で、それによって「肉体のリラックス」が導かれパフォーマンスの向上を生む。
笑顔で走る陸上選手という例は聞いたことがあります。

TUBEさん>緊張感をとりのぞく
小雨さん>苦痛をやわらげる。バレーが楽しくなる

そのような状態をつくれるというお話だと思いました。

また真の「笑顔」は肯定された上で、「ヘラヘラ」や「エヘラエヘラ」との違いを分かっている事、指導者として教える事も大切というご意見も多いですね。
特にミスの後の「笑い」についてはその違いが大切なのですね。
じゅん@さん>笑顔と「エヘラエヘラ」の違いを教えてあげる事
てつさん>笑顔の質・内容の問題
マウリシオさん>ミスった時の笑顔について意見が分かれるところ。

指導者としては、選手が自然な笑顔を出せることに気をくばらなくてはいけないという事でしょうか。
てつさん>練習や試合では笑っていけないと思わせるような環境の中でエガオといわれても・・・
サブさん>溌剌と戦い、自然な笑顔。
フジやんさん>・・・会話がでるように・・・
指導者の都合で笑顔を強要しても意味がないということでしょうね。

難しいなと思ったのは
司馬さん>作り笑顔でなければよい・・・空気を読む。喜怒哀楽を状況によって使い分ける。
ナゾノヒデヨシさん>選手を暗示にかける武器

冷静に状況を見極めて笑う。しかも作り笑いではない。これは難しい。
でも意味はよくわかります。訓練が必要です。
一流の営業マンは毎日鏡の前で笑顔の練習をするといいます。
小雨さん>暗い顔はムードが下がる
というのも、笑顔でチームのピンチを救おうという判断を恒常的に行なっている事かと思います。


ざぶたねこ 「声」 と 「笑顔」  /  投稿日時: 2006-6-13 2:11
へりくつ道場師範代
登録日: 2006-1-6
投稿: 213
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
皆さんのご意見を聞いて、「笑顔」には効用がある事がわかりました。

では、指導者は選手に笑顔でプレーする事を奨励(強要?)すべきでしょうか?

もちろん効用があるんだからそうすべきなのかもしれませんが、てつさんのレスにあるように普段の練習や試合で怖がらせる(?)ような環境のチームの中で自然な笑顔を出すように強要しても、それは作り笑いになるのではないでしょうか。
また、自然な笑顔と言っても普段あまり笑わない子に 「ムードが悪くなるから笑え」といっても、訓練なしには無理でしょう。
また、真剣に闘志むき出しになって戦っている時は笑顔が消えてもしょうがないと思います。陸上選手は笑いながら走れるけど、格闘家が笑いながら殴り合っているのは見ませんです。(チェホンマンはエヘラエヘラ笑っているけど、失礼!また脱線です)

「笑顔」も自然に出せる環境つくりと、訓練が必要だと思います。

それはよくここでも問題になる「声」と似ている所があると思います。
「声を出せ」と言っても普段あまり大声を出さない選手には強要しているだけになりそうです。私は必要な声が必要な時に自然に出せるような訓練は必要と思います。笑顔も同じかと思いました。
どちらも、強要するのではなく、自然に出せるようになる、する事。

もちろん指導者は選手以上の冷静さで自然に見えるように、喜怒哀楽をコントロールする事。

それらができる事が、目指す「楽しく、強いバレー」に必要な事なんだなと分かりました。




てつ Re: 「声」 と 「笑顔」  /  投稿日時: 2006-6-13 7:14
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-1-6
投稿: 92
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
「笑顔」
・・・僕はそんなに試合中「エガオ!」って言うことはありません。でも女子を持ってからは、ネガティブな子には言うこともあったかも。でもいずれにしても、みんなを笑わせたり、励まして笑顔にさせたり、そういう状況を作り出すことは考えます。
 練習やゲームにおいては、僕も本気・真剣・情熱を大切にしたいですから、緊張感があってガッと燃えるような練習がしたいといつも思っていますが、必ず笑う場面、おもしろい場面、みんなプッと吹き出したくなるようなおもろさも、いつも入れるようにしています。しているというか、そうなっちゃうというか・・・。

「声」
・・・「声を出せ!」はあまり好みません。必至に「コイっ!」というのを強要するのも、それをうけてひたすらほえている様子を見ていて、違和感を感じます。
「声を出す」・・・「言葉を発する」・・・何かを伝える・変える、
以前自分のブログにも書いたんですがどんなもんでしょう?
http://blog.goo.ne.jp/teppei_october/e/5926f8afdca959505742dc38b74193fe
ざぶたねこ 何かを伝える。  /  投稿日時: 2006-6-13 9:32
へりくつ道場師範代
登録日: 2006-1-6
投稿: 213
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
てつさんありがとうございます。
ブログでは2つの声について書いておられましたね。

?ゝヽE?に発せられる「決まり文句・かけ声・返事」
 
?⊆?分の言葉で思いや考えを伝える「声」「言葉」

私もコメント寄せさせていただいてました。
私は子供達に?△寮爾?出して欲しいと思います。そのための訓練として?,?まずさせた事もあります。

『何かを伝える』という役割は『笑顔』にもありますね。
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