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投稿者 スレッド
sofia 例えば、右側に来たボールへの最初の一歩  /  投稿日時: 2006-2-8 18:42
へりくつ道場黒帯
登録日: 2006-2-2
投稿: 51
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強打レシーブで、例えば自分の右側に来たボールへの最初の一歩目は右足を出すのが普通だと考えています。


<追記06/02/08 22:12>
上記文章を下記の通り少し修正します。

最初の一歩目 → 一歩

強打レシーブで、時間的に一歩しか出せないと言う状況を想定してます。


さて、ウォーミングアップの時に、サイドステップやクロスステップを行うのは、よくあるシーンだと思います。

そこで、私のへりくつですが、
「サイドステップやクロスステップを行う時の最初の一歩は、進行方向の足から出すべきである」
なぜなら、強打レシーブの瞬間は、反射的に足を出す必要があり、最初の一歩を身体に刻み込むことが大事だと思うからです。

自分のへりくつについての考えを深めたいので、ご意見、ご感想を頂ければ、本当にありがたいです。
宜しくお願い致します。m(_ _)m
sofia やっちゃいました(ペコリ)  /  投稿日時: 2006-2-8 19:58
へりくつ道場黒帯
登録日: 2006-2-2
投稿: 51
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上記コメントはsofiaです。

<追記06/02/08 22:49>
たれいらんさん、引用部分の修正ありがとうございます。
司馬仲達 Re: やっちゃいました(ペコリ)  /  投稿日時: 2006-2-8 20:30
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-6
投稿: 500
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あ、僕もです。上記見学者は司馬です。
申し訳ありません。
司馬仲達 Re: 早速のコメントありがとうございます  /  投稿日時: 2006-2-8 20:44
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-6
投稿: 500
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最終的に「強打」の感覚に個人差がありますので何とも言えない部分ですが、僕が言いたいのはボールの返球をする場合に方向を決めるのは面であって足の向きじゃないのでは??と言う事です。

足の向きだけで言えばいくら右に打たれて右足が反応しても体(まぁこの場合はつま先でも良いのかも知れませんが…)が明後日の方向に向いていると結局ははじく事になると思います。

特に>瞬間的に守備範囲が最も広く(最も手が遠くまで届く)<は守備範囲のギリギリの部分になればなるほど体勢が不安定な状況になり体捌きが難しいのでは無いでしょうか?

なのでステップ自体は飽くまで移動手段であってそれに付随する体の使い方はよりベストな状態にする為のおまけでは無いかとも思います。
sofia 同意します。面(身体)を向けるのが主で、そのための足の出し方です  /  投稿日時: 2006-2-8 22:01
へりくつ道場黒帯
登録日: 2006-2-2
投稿: 51
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大目的として、ボールを上げる(強打をひろう)があるのは当然として、
目的と手段と前提条件の関係で言えば、

目的:面を向ける
手段:最初の一歩はボールの来た側の足を出す
前提条件:(スピードボールの)強打レシーブ

という関係にあると思います。

あと、
引用:

司馬仲達さんは書きました:
守備範囲のギリギリの部分になればなるほど体勢が不安定な状況になり体捌きが難しいのでは無いでしょうか?


これもその通りで、私の言う「瞬間的に守備範囲が最も広く」とは、片手を(斜め前の)横にいっぱい伸ばした状況をイメージしており、当然体勢は不安定です。
その時に、時間的に一歩しか出せない場合、ボール側の足を出すか、逆足を出すか、どちらが良いかということを考えています。
とんと 両方やっておけばいいんじゃないでしょうか?  /  投稿日時: 2006-2-8 22:24
へりくつ道場師範代
登録日: 2006-1-16
投稿: 238
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確認ですが、(「時間的に一歩しか出せない場合」という)限定された状況においてどちらの足を出すべきかという議論ではなく、どういうクセをつけておくべきかという議論ですよね?

sofiaさん自身、場面によってどちらの足から出す事もあるとお考えだと思います。であれば単純に「両方を練習しておけば良いのでは?」と思ってしまいます。色々な動きを前後左右の隔たり無くスラっとできるようになっている事が理想で、理想に近づけるためには前後左右いろいろな動きを導入するのが良いと思います。
たれいらん 「左足>右足」  /  投稿日時: 2006-2-8 22:38
管理人
登録日: 2005-12-8
投稿: 391
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sofiaさん、司馬さんこんばんは。
sofiaさんの引用は直しておきました。(ちなみに[/quote]の部分が二箇所抜けていました。)
話に参加させてください。右(右前方)に移動する場合を考えて見ます。

私が大前提としたいのは、「移動の最初に行う動作は、足の床に対する力を「左足>右足」にする動作である」ということです。

進行方向に踏み出す最初の一歩を右足にする場合、この前提は容易に納得できると思います。また、最近はやりの(?)「抜重」という言葉もこの前提に従っているはずです。

最初の一歩を左足にする場合、実はいきなり左足を右に動かしても身体は右には移動できません。左足を出す前に左足で床を押し、身体を動かし始めたあとで左足を浮かせることができます。

この現象をよく考えてみると、左足を最初の一歩にするということは、右足を浮かせずにその場で0歩目を踏んでいるとも言えると思います。

これをさらに極端にすると、右に移動するのに最初に右足を浮かせて「左」に動かして着地するというステップも考えられます。移動すべき距離によってはこれもありだと思います。

まとめると、最初の一歩が右か左かという問題は、移動のスムーズさという観点からは本質的に違いはないということです。ですから最初の一歩を「必ず右(または左)から」というように決めなくても良いのではないでしょうか?

右に移動するときは必ず右足からと決めていると、左足から出したほうがスムーズな距離のボールが来たときにかえってギクシャクしてしまうような気がします。
司馬仲達 Re: 同意します。面(身体)を向けるのが主で、そのための足の出し方です  /  投稿日時: 2006-2-8 22:47
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-6
投稿: 500
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上記の前提で行けばそれがベストと僕も思います。

結局の所、相手がアタックヒットしてから自分の所に飛んでくるまでどんなボールが来るのかは神のみぞ知る所なので細かな部分までこん詰めて議論する必要があるかどうかは分かりません。
基本的に右足がどうのこうのは来たボール次第なので。

でも、僕としては面が向けば下半身の動きはあくまでおまけだと思います。
スムーズに動ければどちらが一歩目でも問題無いと感じます。
たれいらん 話の一番最初  /  投稿日時: 2006-2-8 22:48
管理人
登録日: 2005-12-8
投稿: 391
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話を一番最初に戻して見ましょう。
引用:

sofiaさんは書きました:

強打レシーブで、時間的に一歩しか出せないと言う状況を想定してます。

さて、ウォーミングアップの時に、サイドステップやクロスステップを行うのは、よくあるシーンだと思います。

そこで、私のへりくつですが、
「サイドステップやクロスステップを行う時の最初の一歩は、進行方向の足から出すべきである」
なぜなら、強打レシーブの瞬間は、反射的に足を出す必要があり、最初の一歩を身体に刻み込むことが大事だと思うからです。

サイドステップやクロスステップの練習で選手が強打レシーブの場面をどれだけイメージすべきかという部分が気になります。瞬間的に一歩しか出せない状況に限定すれば右足だけを動かすという癖付けも悪くはないかもしれませんが、サイドステップなどではそのまま動いていきますよね。あまり効果的ではないかもしれません。

強打レシーブをイメージしての足の動きを練習するなら、指導者の笛と動きに合わせて瞬間的に一歩動く練習など(伝わりますか?)のほうが適していると思います。そしてこれならsofiaさんのへりくつに私は同意いたします。
sofia とんとさん、すいません。親スレを少し修正しています  /  投稿日時: 2006-2-8 23:09
へりくつ道場黒帯
登録日: 2006-2-2
投稿: 51
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とんとさんのコメントと私の親スレの修正が時間的に近かったので、
前提が伝わっておりませんでした。

引用:

とんとさんは書きました:
確認ですが、(「時間的に一歩しか出せない場合」という)限定された状況においてどちらの足を出すべきかという議論ではなく、どういうクセをつけておくべきかという議論ですよね?


まさに、「時間的に一歩しか出せない場合」という前提です。
sofia ご意見、コメント感謝します  /  投稿日時: 2006-2-8 23:22
へりくつ道場黒帯
登録日: 2006-2-2
投稿: 51
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
>司馬仲達さん
実戦派の現役プレーヤーとお見受けします。
これからも宜しくお願いします。

>とんとさん
前後左右の色々な動きを練習することについては、身体の使い方のバランス(抽象的な表現ですいません)を考える上で私も良いことだと思います。

>たれいらんさん
”ふえの合図で動く練習”
とても明確にイメージできます。

また、右足を一歩出す前の左足の”0歩”のたとえは、私にとって非常に有意義で、考えを深める助けとなりました。
司馬仲達 Re: ご意見、コメント感謝します  /  投稿日時: 2006-2-8 23:38
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-6
投稿: 500
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
引用:

実戦派の現役プレーヤーとお見受けします。
これからも宜しくお願いします。


いえ。普通の電気屋の店員ですよ。バレーをやる時はどちらかと言うと教える方が多いです。
念の為書いておきますが、僕が教える時も右足は教えますが大前提で面重視です。面の作り方を説明すると足も自然とそう言うステップになりますが逆足で綺麗に返す生徒も現実にいます。
とんと はて?  /  投稿日時: 2006-2-8 23:55
へりくつ道場師範代
登録日: 2006-1-16
投稿: 238
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
引用:


まさに、「時間的に一歩しか出せない場合」という前提です。


そもそものお題はウォーミングアップなどにおけるサイドステップなどの動作をどうするべきか、ではないのですか?

ある場面における動き方がどうあるべきかを議論したいのか、ある場面での動き方がこうあるべきだということを前提としてウォーミングアップ等における動きをどうするべきかを議論したいのか、よくわかりません。どちらでしょう?

前者の議論の結果がどうであれ、ウォーミングアップ等におけるサイドステップ、クロスステップ、その他の動きには様々な可能性を取り入れる事が理想だと思います。
sofia 「動き方がこうあるべき」よって「動きをどうするべきか」の方です  /  投稿日時: 2006-2-9 18:52
へりくつ道場黒帯
登録日: 2006-2-2
投稿: 51
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
とんとさん、こんにちは。

引用:

そもそものお題はウォーミングアップなどにおけるサイドステップなどの動作をどうするべきか、ではないのですか?

その通りです。

引用:

ある場面における動き方がどうあるべきかを議論したいのか、ある場面での動き方がこうあるべきだということを前提としてウォーミングアップ等における動きをどうするべきかを議論したいのか、よくわかりません。どちらでしょう?

後者の方です。

私のへりくつに対する考えを発展させたいと思っていたので、あえて議論の焦点を絞りませんでした。

以前、あるチームのメンバーに、以下の練習をしました。

「強打のスパイクが来るのをイメージし、そして私を見て、私が右手を横に出したら、その方向に瞬間的に一歩足を出して、強打レシーブをしてみて」

そうすると、ほとんどの人は、私が手を伸ばした側の足(以下、順足と表現します)を出したのですが、ある人は逆の足でした。

私は、当然、皆んな順足を出し、それが正しい足の出し方だと思っていたので、おそらくその人は、最初の一歩の逆足がクセになってしまっているのかなと思いました。

そんな経緯があり、瞬間的に出す足を順足とするクセを付けるために、横(斜め前)に瞬間的に動く動作から始まる動きをする時は、最初の一歩は順足を出すのが良いと考え、先のへりくつとなりました。
ナゾノヒデヨシ 旧へりくつ風に  /  投稿日時: 2006-2-9 22:21
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-5
投稿: 715
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
  なして、見学者なん?ベテランじゃん?
  多分、パソコンの電源offにしたんでしょ。再ログインは当然のあたりまえだのびーとたけしとクラッカー・・・。
sofia ガキデカ「んぺと」とバトミントンのバックハンド  /  投稿日時: 2006-2-9 22:53
へりくつ道場黒帯
登録日: 2006-2-2
投稿: 51
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
フトシさん、こんばんは。

ガキデカのくだり、思わず吹き出してしまいました。
(ラケットを振るガキデカを想像してしまいしました)

冗談はさておき、実は、”バトミントン経験者”の点、非常に興味深いです。
奥様は、”バトミントン経験者”ということですか。
もしかして、恐らく、”経験者”というよりは、かなりの選手だったのではないでしょうか。

とっさの動きの時に、バックハンドの動きの逆足が出る様に神経回路(正確な医学用語ではないと思いますが・・・)が、構築されているのかなと思いました。
ハラマワリフトシ Re: ガキデカ「んぺと」とバトミントンのバックハンド  /  投稿日時: 2006-2-9 23:22
へりくつ道場黒帯
登録日: 2006-1-8
投稿: 37
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バレー暦: 観戦専門です。
性別: 男性
sofiaさん、ヒデヨシ先生あらためてこんばんは!帰ってまいりました
かなりな選手かどうかは・・・あっ!こっちを見てるのでそうしておいて下さい。
本人曰く「中、高とやってればそうなる・・・」らしいです。
まぁ、あの年代で毎日の練習と、この年代で週に1〜2日では「直すのに10年掛かった」との発言も納得・・・にしておいて下さい。
直さなくても両方出来る人も、当然いらっしゃるでしょうから・・・。

この先、投稿数よりもパスワード変更数が上回るかも・・・パスワード黒帯目指します!
司馬仲達 Re: ガキデカ「んぺと」とバトミントンのバックハンド  /  投稿日時: 2006-2-9 23:26
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-6
投稿: 500
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
もう来るなと言われそうですが、今日体育館で自分なりに試してみたので報告します。

跳び箱の上から打たれる強打を順足と逆順足で検証しました。
又、エンドラインから距離を3m、6m、9mに3等分して以下の場面を想定しました。更にレフト、センター、ライトから同条件の位置に人(僕ですが^^;)を配置。


(1)クイックなどのネットに近い位置に打たれる事の多い強打・・・・・・3m
(2)セミなど少し低めのトスを叩かれる前提の強打・・・・・6m
(3)2段トス、オープン等高いトスで打たれる前提の強打・・・・・9m

です。で結果は

(1)の場合
まず、足を動かす暇がありません。どちらかと言うと面を作って上に何とか上げると言う状態になります。

(2)の場合
レシーブの精度で言えば順足の方が上でした。特に左右にコースが散る場合は順足でないと間に合いません。

(3)の場合
これに関しては順足でも逆足でもあまり変わりません。と言うか自分から離れれば離れるほど逆足の方が良いかも知れません。
と言うのも逆足にすると2歩目以降の動き方がスムーズでした。
順足にしてしまうと2歩目の踏み出しの時に体が開いてしまいます。


とまぁ簡単に検証結果です。
纏めると、1歩しか動けない上記(2)の様な状況では順足の方が有効で距離が離れれば離れるほど逆足も生きてくる様な印象です。
因ってsofiaさんの前提条件の場合は順足の方が有利と思います。


また、ここで被験者自身は順足が体から染み付いてしまっている事を条件に付け加えて置きます。

以上です。何かの参考にして下さい。
司馬仲達 あと・・・  /  投稿日時: 2006-2-9 23:28
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-6
投稿: 500
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
ガキデカってなんっすか??
ハラマワリフトシ Re: あと・・・  /  投稿日時: 2006-2-9 23:44
へりくつ道場黒帯
登録日: 2006-1-8
投稿: 37
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 観戦専門です。
性別: 男性
ワーイワーイ司馬さんだぁ〜。
すんません。ファンなもんで。
しかも司馬さんにこの私が・・・みなさんいいんですかねぇ・・・さっさとしないと誰かが先に・・・なぁ〜んて。
ガキデカとは・・・30年ほど前でしょうか?確か少年チャンピオンに連載されてたギャグ漫画で、「死刑!」のギャグのポーズ、そしてルックスが先程のウチの嫁さんを連想させるんですヨ。
職場で40代であまり勉強してなさそうな先輩にきいてみて下さい。
「死刑!」・・・やってくれる・・・はずdeath!!
sofia ↑またやっちゃいました。sofiaです  /  投稿日時: 2006-2-9 23:51
へりくつ道場黒帯
登録日: 2006-2-2
投稿: 51
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
m(。−_−。)m
司馬仲達 Re: あと・・・  /  投稿日時: 2006-2-9 23:58
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-6
投稿: 500
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
引用:

ハラマワリフトシさんは書きました:
ワーイワーイ司馬さんだぁ〜。
すんません。ファンなもんで。


え?司馬は司馬でも司馬遼太郎の間違えじゃ・・・(^^;)
ちなみに僕も司馬遼太郎のファンです。一番好きなのは「坂の上の雲」あれだけ読めば日本近代史は十分です。

あと「ガキデカ」ググってみましたw
あれは確か僕らの頃にはTVで再放送されていて確か「コマワリ」と言うキャラだったと記憶してます。
とんと Re: 「動き方がこうあるべき」よって「動きをどうするべきか」の方です  /  投稿日時: 2006-2-10 2:55
へりくつ道場師範代
登録日: 2006-1-16
投稿: 238
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
引用:

そんな経緯があり、瞬間的に出す足を順足とするクセを付けるために、横(斜め前)に瞬間的に動く動作から始まる動きをする時は、最初の一歩は順足を出すのが良いと考え、先のへりくつとなりました。


逆の足が出るクセのある選手のクセを矯正するために順足の取り組みをするのは理解出来ますが、クセのあるなしを別にしてウォーミングアップ等で順足を習慣づけるのは賛成出来ません。繰り返しになりますが、色々な動きを自然にできるよう習慣づけるのが指導者の役割だと思います。
フジやん Re: 「動き方がこうあるべき」よって「動きをどうするべきか」の方です  /  投稿日時: 2006-2-10 21:56
へりくつ道場師範代
登録日: 2006-1-11
投稿: 207
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
私もご紹介をしておきます。

なぜそうなるのか分かりませんが、今の6年生のレフトの子供などサーブカットの処理でよく見ます。

「サイドステップで処理をすれば」と私は思うのですが、オーバーやアンダーの手を組んで逆足から動いて真横に動いて、腕をこね回すような返球処理をしようとします。うちの女子は、変な面作りをするのが大好きです。

このイメージ(意識)がどうも強いようで、攻撃力があっても「守備力は他のチームより低い」です。
Ran それって・・・  /  投稿日時: 2006-2-10 22:07
へりくつ道場黒帯
登録日: 2006-1-6
投稿: 36
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 1〜5年
性別: 男性
先天的なものということですよね。矯正練習でも直らなかったんでしょうか?
sofia 実は、一歩の逆足をあえて修正しませんでした  /  投稿日時: 2006-2-10 22:47
へりくつ道場黒帯
登録日: 2006-2-2
投稿: 51
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
皆様、こんばんは。
引用:

sofiaは書きました:
そうすると、ほとんどの人は、私が手を伸ばした側の足(以下、順足と表現します)を出したのですが、ある人は逆の足でした。

私は、当然、皆んな順足を出し、それが正しい足の出し方だと思っていたので、おそらくその人は、最初の一歩の逆足がクセになってしまっているのかなと思いました。

この話には続きがあります。

この人は、ママさんで、練習は週1回程度です。
チームの中でもレシーブは上手で、いいプレーヤーです。
私はこの方の逆足をあえて修正しませんでした。
フトシさんがさりげなく書かれた様なことが、その時、私の頭にありました。

引用:

フトシさんwrote
あの年代で毎日の練習と、この年代で週に1〜2日では「直すのに10年掛かった」


とっさに出す足の動きの神経回路は、一度出来てしまっているので、ムリに矯正しようとしても、かえって動きがぎこちなくなるのではないかと思いました。

また、仮に矯正を試みたとしても、とっさの動きは、当然もとのままで、結局、もとのままの動きの神経回路が強化されるだけであり、その神経回路より強固な回路を構築する時間はなく、現実問題として矯正は不可能であり、またその必要はないと思いました。

司馬仲達 Re: それって・・・  /  投稿日時: 2006-2-10 22:52
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-6
投稿: 500
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
中学のコーチ時代、初心者1年生の基礎練習を教えている時をふと思い起こしてみたのですが、初心者は横にボールが飛んできた場合はどうも逆足になる傾向があるみたいですね。

つまり、横に飛んできたら「移動して正面で取る」という意識は無く「横で取る」感じになっています。
そうなると自然と1歩目に動き出す足はボールと反対方向の足になりますのでそのままにすると自然と逆足のレシーブになるかも・・・・?です。

なので先天的なものというよりはもしかすると「自然な動き」なのかも知れません。

(飽く迄“仮説”ですが^^;)
ナゾノヒデヨシ Re: それって・・・  /  投稿日時: 2006-2-10 23:01
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-5
投稿: 715
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
  いやいや、鋭いかも。逆足フライングを教えるわたし。
司馬仲達 Re: それって・・・  /  投稿日時: 2006-2-10 23:20
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-6
投稿: 500
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
そう言えば親分もフライングの時は逆足踏み切りだったかも知れません。

(いつの間にか黒帯になってた^^)
sofia 自然な動き  /  投稿日時: 2006-2-10 23:22
へりくつ道場黒帯
登録日: 2006-2-2
投稿: 51
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
司馬仲達さん、こんばんは。

引用:

初心者は横にボールが飛んできた場合はどうも逆足になる傾向があるみたいですね。
なので先天的なものというよりはもしかすると「自然な動き」なのかも知れません。

そうかもしれませんね。

体力測定の種目の一つである、反復横跳びは、サイドステップで、一歩目は逆足です。よって、普通の人の横の移動の最初の一歩は逆足が普通となっており、それがその人にとっての「自然な動き」になったと私は考えています。
(もちろん、これも、へりくつであって、真否は?ですが)


ヒデヨシさん、こんばんは。
逆足フライングとはどんな動きですか?
ちょっと興味があります。
ナゾノヒデヨシ Re: それって・・・  /  投稿日時: 2006-2-10 23:29
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-5
投稿: 715
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
へらへら。まずは自分で実験してみませう(笑)。
sofia 明日、トライ&エラーしてみます  /  投稿日時: 2006-2-10 23:45
へりくつ道場黒帯
登録日: 2006-2-2
投稿: 51
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
想像するに、例えば、
「右斜め45°の方向に来たボールに対して、最初に左足を右前に一歩踏み出して、右手をいっぱいに伸ばし、やや右の体側ですべる」
司馬仲達 Re: それって・・・  /  投稿日時: 2006-2-11 0:38
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-6
投稿: 500
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
引用:

見学者さんは書きました:
Ranさん

うちの子供は「わから○やの○娘」ですから、指導者の言うことより自分本人の動きやすさでしょうかね。

バレーの底辺か根っこで指導するのは難しいです。


横レス失礼します。
この手のお題を深めたいなら別スレ立てた方がいいですよ。
旧へりくつでもかなり長くなりましたので。
フジやん Re: 明日、トライ&エラーしてみます  /  投稿日時: 2006-2-11 0:50
へりくつ道場師範代
登録日: 2006-1-11
投稿: 207
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
何故かログインがハズレました。


お題をたてるだけの気持ちがないのでどなたかよろしく?
司馬仲達 Re: それって・・・  /  投稿日時: 2006-2-11 1:00
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-6
投稿: 500
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
引用:

見学者さんは書きました:
Ranさん

うちの子供は「わから○やの○娘」ですから、指導者の言うことより自分本人の動きやすさでしょうかね。

バレーの底辺か根っこで指導するのは難しいです。


↑はもしかしたらフジやんさんですか?
バレー職人 Re: 「動き方がこうあるべき」よって「動きをどうするべきか」の方です  /  投稿日時: 2006-2-11 8:24
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-1-18
投稿: 80
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
以前に私が指導した小学生にも同じような動きが見られました。

その選手と話をしていくと、その選手はレシーブしようと思うと、組んだ腕(面)でボールを追ってしまうと。すると、上半身が先にボールの飛んできた方向に行っているので、重心がのっている足がボールが飛んできた方向の足なので、順足でサイドステップすることができず、結果的に逆足を切ってしまうとのことでした。

逆足を切ってこねているようにレシーブしていると、だんだん低いボールや前方短いスパイクがレシーブできないとスランプのようになっていましたが、次第にそのまま足を崩してうまく倒れる動作を身につけていました。

その選手を見ていると、本当にどちらの足からでもいいんだなと考えさせられたことがあると言うお話しでした。
sofia 自然に身に付いた動き  /  投稿日時: 2006-2-11 23:36
へりくつ道場黒帯
登録日: 2006-2-2
投稿: 51
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
バレー職人さん、こんばんは。
引用:

バレー職人さんは書きました:
逆足を切ってこねているようにレシーブしていると、だんだん低いボールや前方短いスパイクがレシーブできないとスランプのようになっていましたが、次第にそのまま足を崩してうまく倒れる動作を身につけていました。

”足を崩してうまく倒れる動作”がどんな動きなのか、ちょっとイメージし難いのですが、とにかく、”低いボールや前方短いスパイク”がレシーブできるようになったということですね。
その動作は、その子が日ごろ練習するなかで、自然に身に付いたのか、それとも、指導する人が動作を教えたのか、興味を引きます。

「教えないコーチング」が評価されていると聞いたことがありますが、あれこれ教えることが返ってマイナスになる場合もあることは、自分自身、良く肝に銘じる必要があると考えています。

>ナゾノヒデヨシさん、
逆足フライング、やってみました。
私は右ききなので、右のボールはスムーズに手が出たのですが、左はちょっとぎこちなくなってしまいました。
順足、逆足どちらが良いかは、フライングする場合はあまり関係ないように感じました。
バレー職人 Re: 自然に身に付いた動き  /  投稿日時: 2006-2-12 16:07
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-1-18
投稿: 80
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
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sofiaさん、こんにちは。どうも説明がわかりずらく申し訳ないです。
引用:

sofiaさんは書きました:
”足を崩してうまく倒れる動作”がどんな動きなのか、ちょっとイメージし難いのですが、とにかく、”低いボールや前方短いスパイク”がレシーブできるようになったということですね。
その動作は、その子が日ごろ練習するなかで、自然に身に付いたのか、それとも、指導する人が動作を教えたのか、興味を引きます。

例えば、自分の右、もしくは右前方に飛んできた場合のボールの処理ですが、選手の体から距離が離れている場合は、左足をクロスしながら出して、体は右側にひねれていますが、面を調整してうまくレシーブします。
しかし左足をクロス、つまり逆足を切っていると、体に近い位置でのレシーブや低めのボールを処理するときには腰が横を向いてしまっているので、高さや面をうまく調整することが難しいですよね?

通常、順足であれば膝を曲げて処理したり、大きくサイドステップせずにちょこっと順足を出すことで難なく処理できますし、そのまま前に倒れたり膝を突くことも容易ですが、その選手の場合は足がクロスしてしまうのが癖と言うか、そのような体の使い方しかしらなかったので、難しいボールになっていました。

もちろんその選手もサイドステップを自発的に練習していましたが、なかなか覚えることができないようでした。

そのうちに右の膝を直線的に床に叩きつけるようにして体を前に崩し始めたので、クロスするために外を向いている膝を内側に折り込みながら徐々に足の側面でショックを吸収しながら…

わかりにくいですね。結果的な形としては、寝転がってテレビを見る姿勢(右肘を立ててそこに頭をおくような形)から右膝を左腿に足の裏が向くように曲げて、あとは自分が見ていた方向に面を作って上半身ごと向けるようにするものです。

文章が拙すぎて申し訳ないのですが、とにかくそういった崩れ方があるんだよと何度かレシーブの面を私が引っ張って前や横に崩れる感覚を教えて、その後は膝を叩きつけることなくプレーすることができるようになっていました。
sofia おおよそイメージできました  /  投稿日時: 2006-2-12 19:24
へりくつ道場黒帯
登録日: 2006-2-2
投稿: 51
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 6年以上
性別: 男性
バレー職人さん、こんばんは。
丁寧な説明ありがとうございます。

クセを無理やり矯正せずに、それを生かした動きを教えるのも、また、大事な場合もあると感じました。

だいぶん親スレの主題から離れましたが、色々、考えることができて自分としては有意義でした。
レスを付けて下さいました皆様、ありがとうございます。
松久哲也 Re: おおよそイメージできました  /  投稿日時: 2006-3-2 20:53
へりくつ道場入門したばかり
登録日: 2006-3-2
投稿: 3
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初めて書き込みます。
中学校の女子を教えています。
成長期の生徒は故障しやすく、中にはオズグッドで苦しんでいる子も多い状態です。そこへ、レシーブの構えは死刑宣告みたいなものです。
 ぼくは、二年ほど前から、レシーブの構えはフラットで、右に来たら右足の足の裏から重心をボールの方へ投げ入れるように教えます。そうすれば、体のすぐ横では、体よりも腕が残るという珍現象が起こります。しかし、この方法だと、足下のボールも走り抜けることができるし、遠くのボールは全力ダッシュが可能です。顔の前ではくるっと一回転ですね。力の元はハムストリングス、と教えます。股関節を柔軟にして、面のコントロールを体全体で行うようにトレーニングします。気持ちがいいですよ。
ナゾノヒデヨシ Re: おおよそイメージできました  /  投稿日時: 2006-3-2 21:39
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-5
投稿: 715
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>右に来たら右足の足の裏から重心をボールの方へ投げ入れるように教えます。<
足裏にあるのは重心でしょうか?仮にそうだとして、それをボールに投げ入れるというのは具体的にどういった動作なんでしょうか?
 また、関連して
>足下のボールも走り抜けることができるし、遠くのボールは全力ダッシュが可能です。<
 他の場合でも上記の2つの動作は可能なのではないかと思いますがどうでしょうか?
>顔の前ではくるっと一回転ですね。力の元はハムストリングス、と教えます。<
 この動作も詳しく説明をお願いしたいです。それと、何のための力がハムストリングであると教えておられるのでしょうか?
>面のコントロールを体全体で行うようにトレーニングします。<
  具体的なトレーニング法をお願いいたします。

 お願いばかりで申し訳ありませんが、どうも具体的イメージが掴めませんので、よろしくお願いいたします。
松久哲也 Re: おおよそイメージできました  /  投稿日時: 2006-3-2 22:07
へりくつ道場入門したばかり
登録日: 2006-3-2
投稿: 3
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
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説明が中途半端で申し訳ありません。
 従来のユニチカ時代のレシーブの構えでは、サイドステップ重視だと考えられます。確かに、サイドステップは体の向きが変わらず、メリッがありますが、足下のボールを取りにくいというデメリットもあります。それと、走り抜けるためにはクロスステップに踏み換えなければならない、ということも起こります。未だに中学校の指導者はこれをやっています。
 先ほどの方法は、フラットの構えでハムストリングスに負荷をかけて構えます。すると重心はおへそ当たりですね。それををボールの下に潜り込ませるように、膝を軽く曲げながら重心をそちらへ移動させます。すると、ボールは上から下へコントロールされるはずです。体全体、というのはそのときのレシーブのイメージです。体の横に来たときは、面だけがセッターの方に向くことになります。しかし、走り抜ける状態は、強打レシーブでは結構安定した状態かもしれません。
 特に変わった技ではありません。高校生でも上手な子は当たり前のようにやります。このほうがロスが少ないからです。ところが、中学校では、上述のように、低く構えさせるものですから、すぐに膝をついて崩れてしまうプレーが多く見られます。これでは走れません。
 トレーニングとしては、正面から打ってきたボールを重心移動を意識しながら相手の頭の上にのせる練習をします。回転レシーブも組み合わせると、かなりレシーブ範囲を広げることができます。以上、参考になりましたでしょうか。
ナゾノヒデヨシ Re: おおよそイメージできました  /  投稿日時: 2006-3-2 22:50
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-5
投稿: 715
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
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ありがとうございます。判りにくい点が何なのか見えてきました。もう少し教えて下さい。
>フラットの構えでハムストリングスに負荷をかけて構えます。すると重心はおへそ当たりですね。<
 フラットの構えとはどのような構え方なのでしょうか?ハムストリングにはどのように負荷がかかるのでしょうか?
 先程の表現では、重心はおへそではなかったと思いますが。
>体全体、というのはそのときのレシーブのイメージです。体の横に来たときは、面だけがセッターの方に向くことになります。<
  前文と後文はどうつながるのでしょうか?身体全体というイメージと面がセッターを向きヘソがヨソをむいている姿を想像するとどうもしっくりしません。
>中学校では、上述のように、低く構えさせるものですから、すぐに膝をついて崩れてしまうプレーが多く見られます。これでは走れません。<
  これは、前に動く事だけを前提としているのにポジショニングが悪いと頻繁に起こります。膝を曲げて低く構えていることだけが原因ではないのでは?
>正面から打ってきたボールを重心移動を意識しながら相手の頭の上にのせる練習をします。回転レシーブも組み合わせると、かなりレシーブ範囲を広げることができます。<
  ごめんなさい。前半部をもう少し補足していただけませんか?ボールはヘディングするのでしょうか?回転レシーブはどうして必要なのでしょうか?走り抜ければいらないのでは?

  色々書いておりますが、あまり低く構えない走り抜けるレシーブについては、僕も20年前から導入してそれなりの成果があります。
  ですので、似たものであると考えますので、是非僕も含めもう少し丁寧に1つ1つの動作を教えて頂きたく思います。
  実際に選手にかけるのと同じ言葉で書いてしまうと良い物も伝わりにくいと考えます。お気を悪くせずゆっくりで結構ですので一つずつ回答頂ければ嬉しいです。
まつ三九 Re: おおよそイメージできました  /  投稿日時: 2006-3-4 0:45
へりくつ道場白帯
登録日: 2006-3-2
投稿: 6
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
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アカウント変更しましたので、ご了解ください。
「まつ三九」のなまえを使わせていただきます。

>フラットの構えとはどのような
自分なりの表現を使ったのがよくなかったんですね。
どうしても、普段生徒に話している言葉を使ってしまうんで。
別に自分が教えていることを強く主張する、というつもりはなかったので、許してください。
フラットというのは、前後左右に動ける状況、というふうに考えています。そこで、股関節を曲げて、ハムストリングスに軽く負荷がかかる状態を生徒にはそう言っているわけです。
右に動くときは右足に重心が乗るはずですね。そのときに、足の裏にそれを感じる、と表現したわけで、これも、勝手な言い方で許してください。
体の横に来たときは、面だけがセッターの方に、というのは実際に真横のボールに面を合わせたときに、面だけをセッターに向けてからだが横にすり抜ける状況が起こるわけです。しかし、これはたぶんほとんどの方は、変だ、とおっしゃると思いますから、これ以上触れないことにします。
>中学校では、上述のように、低く構えさせるものですから
これは、大阪の学校の多くは昔のユニチカ的な構えにしなければならないと思っている節があるので、それを強調しただけです。筋力と、故障のあるなしに関わることなので、そこを慎重に扱うことにしています。でないと、高校の先生などは、腰高のレシーブフォームを嫌悪される場合もあり、生徒が迷うことになります。一番大切にしたいのは、レシーブフォームによって生徒が故障するのを防ぎたいと言うことです。
 説明が下手で申し訳ありません。まあ、こんなふうに考えている奴もいるのだと、大目に見てください。
ナゾノヒデヨシ Re: おおよそイメージできました  /  投稿日時: 2006-3-4 1:01
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-5
投稿: 715
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>大阪の学校の多くは昔のユニチカ的な構えにしなければならないと思っている節があるので、それを強調しただけです。筋力と、故障のあるなしに関わることなので、そこを慎重に扱うことにしています。でないと、高校の先生などは、腰高のレシーブフォームを嫌悪される場合もあり、生徒が迷うことになります。一番大切にしたいのは、レシーブフォームによって生徒が故障するのを防ぎたいと言うことです。
 説明が下手で申し訳ありません。まあ、こんなふうに考えている奴もいるのだと、大目に見てください。<

 特定の地域といったことでなくあなたの説明されている動作そのものが判るようにしていただきたくお願いしているところです。

 昨夜のレスは、前後不覚の状態でレスしたようです。謹んでお詫びいたします。

たれいらん Re: おおよそイメージできました  /  投稿日時: 2006-3-4 2:18
管理人
登録日: 2005-12-8
投稿: 391
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バレー暦: ウン十年
性別: 男性
まつ三九さんはじめまして。ご登録ありがとうございます。

やはり私にもまだ理解できないので、これであっているか教えてください。

1.比較的腰高であり、それは膝の故障を予防するためであるということですので、
図の中で言えば右側のフォームに近いと思いますが合ってますか?これならおそらくハムストリングスにも負荷がかかるはずです。

2.サイドステップではなく、身体の向き(主に骨盤をさす)はボールの方向よりむしろ進行方向を向き、腕の操作で面の向きを調整するということでよろしいですか?

以上はたぶん当たっていると思いますが確認させていただきました。

私がまだわからないのは移動の足の運びです。それと関連して最初の足の開き具合を教えてください。
引用:
右に動くときは右足に重心が乗るはずですね。

とありますので、おそらく、構えから最初に浮かせて移動する足は左足ですよね??ということは足は結構つま先を開くのでしょうか?
まつ三九 Re: おおよそイメージできました  /  投稿日時: 2006-3-5 0:07
へりくつ道場白帯
登録日: 2006-3-2
投稿: 6
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
いろいろ検討していただき、ありがとうございます。
要するに、皆さんがおっしゃっている、蹴るという動作じゃなく、重心を移動させるときに、股関節の伸展力を使ったらどうか、ということになるのかな、と思ったりします。ボールコントロールはあくまでも面の技術だと思うので、面が下に向くときと、上に向くときでは全く変わってきます。

足の開きは、ほぼ肩幅プラスアルファ、つま先は平行スタンスといってます。母子球に力が入らないと、重心が乗ったときに支えきれないですね。サーブレシーブの時は結構バックステップになるので、やはりかかとにも、つま先にもほぼ力を入れさせます。これが正しい、という気は毛頭ありません。ただ、故障防止と筋力が比較的ない、中学生の女子でもかなり走り抜けることができるのは事実です。また、足下を走って取ったあとは、ブロックカバーなどの動きもスムーズにできるので、やはりいいかな、と思ってます。
 こんな説明で申し訳ありません。
たれいらん Re: おおよそイメージできました  /  投稿日時: 2006-3-5 3:15
管理人
登録日: 2005-12-8
投稿: 391
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
まつ三九さんこんばんは。お返事ありがとうございます。

少し気になることがございますので書かせていただきますが、まつ三九さんの人格を否定するとかそういうことではありませんので、前もってお断りさせていただきます。今後も良い交流を望んでいます。

気になることとは、言葉の使い方にもっと気を使っていただけたらもっとスムーズなコミュニケーションになるんじゃないかなと言うところです。たとえば、
引用:
まつ三九さんは書きました:
いろいろ検討していただき、ありがとうございます。
要するに、皆さんがおっしゃっている、蹴るという動作じゃなく、重心を移動させるときに、股関節の伸展力を使ったらどうか、ということになるのかな、と思ったりします。

このスレッドで「蹴る」と表現した人は誰もいません。この場合のまつ三九さんがさすみなさんというのがおそらくまつ三九さんの周りの誰かなのでしょうが、それを「みなさん」と書くのが適当でしょうか?

また、まつ三九さんは周りの指導者の「蹴る」という言葉を限定してとらえすぎではないでしょうか?私は股関節を使う移動も「股関節を使って蹴る」と表現して構わないと思います。おそらくまつ三九さんは「蹴る」とはすなわち膝を大きく使うことというイメージが強いんでしょうね。
ただし、そういうイメージの方は多くいらっしゃると思います。蹴るという表現から「膝を使おう」と勘違いしてしまう場合は多いでしょう。しかし、文脈から「股関節を使って蹴る」という意味だと理解できる場合も多いと思います。その点、柔軟になっていただきたい。
ちなみに私は股関節伸展の力を使うことは大事だと思いますし、その点まつ三九さんと同意見です。


引用:
ボールコントロールはあくまでも面の技術だと思うので、面が下に向くときと、上に向くときでは全く変わってきます。

ここではあくまで面の技術だとおっしゃいますが、以前のご投稿では引用:
先ほどの方法は、フラットの構えでハムストリングスに負荷をかけて構えます。すると重心はおへそ当たりですね。それををボールの下に潜り込ませるように、膝を軽く曲げながら重心をそちらへ移動させます。すると、ボールは上から下へコントロールされるはずです。
と書かれているように、重心移動がボールコントロールに大きな影響を与えていると書かれているようです。矛盾を指摘して揚げ足をとるのが目的ではありません。どちらが本当の主張なのか教えてください。

引用:
足の開きは、ほぼ肩幅プラスアルファ、つま先は平行スタンスといってます。母子球に力が入らないと、重心が乗ったときに支えきれないですね。サーブレシーブの時は結構バックステップになるので、やはりかかとにも、つま先にもほぼ力を入れさせます。
こちらはおっしゃりたいことはよく分かりました。

引用:
これが正しい、という気は毛頭ありません。ただ、故障防止と筋力が比較的ない、中学生の女子でもかなり走り抜けることができるのは事実です。また、足下を走って取ったあとは、ブロックカバーなどの動きもスムーズにできるので、やはりいいかな、と思ってます。

この点を否定している人もこのスレッドにはいないと思います。ヒデヨシさんが質問しているのは、では走りぬけながらレシーブするときの具体的な動作はどうするのかという部分です。
すぐには難しいでしょうから、少しずつ、お話くださればみなさん喜ぶと思います。
まつ三九 Re: おおよそイメージできました  /  投稿日時: 2006-3-5 23:27
へりくつ道場白帯
登録日: 2006-3-2
投稿: 6
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
失礼しました。
確かに、蹴る、という表現は今までなかったですね。
自分の中で勝手に出したこと、お詫びいたします。
ただ、自分がそう思っていた原因はあるかと思います。

右に来たときに、右足を出すと、反対の左足は床を蹴ることになるんではないか、ということですね。ぼくがやるとそうなってしまうんで、そう思いこんだ節があります。

右足に重心を乗せきったときにも、床は蹴らずに、そのさらに向こうに行こうとすれば、自然と移動しませんか。

かなり前なんですが、ある高校でしつこく、足下のボールをあげる練習をしていたのです。それからです。ひょっとしたら、レシーブのステップに決まりはないんじゃないか。そのときから混乱が始まったんですね。
要するに、自分が今教えていることが、絶対これだ、という確信はないんですが、故障防止と、比較的筋力の弱い女子生徒でも走り抜けることができるフォーム、というところで、考えている、ということであります。

両足を軽く広げて、片足に重心を乗せて、前にこけていくと、支えきれずにもう一方の足が出てくる。これを繰り返せば二三歩は動けるかな、というふうに思っています。

ここ二年間、生徒に教えてきたことを書いているだけなんで、他ではしゃべったこともないので、きっと稚拙だと思います。お許しください。
たれいらん Re: おおよそイメージできました  /  投稿日時: 2006-3-6 1:40
管理人
登録日: 2005-12-8
投稿: 391
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まつ三九さんお返事ありがとうございます。

引用:
まつ三九さんは書きました:
要するに、自分が今教えていることが、絶対これだ、という確信はないんですが、故障防止と、比較的筋力の弱い女子生徒でも走り抜けることができるフォーム、というところで、考えている、ということであります。
はい、わかりました。偉そうで申し訳ありませんが、頭が凝り固まった指導者よりずっと良いと思います。

引用:

両足を軽く広げて、片足に重心を乗せて、前にこけていくと、支えきれずにもう一方の足が出てくる。これを繰り返せば二三歩は動けるかな、というふうに思っています。

これで少し確信が持てました。右足は動かさないんですね。足も平行スタンスということですので真横への移動はイメージせず、移動は斜め前への移動がほとんどですよね?

引用:
右足に重心を乗せきったときにも、床は蹴らずに、そのさらに向こうに行こうとすれば、自然と移動しませんか。
自然と左足が動くということですよね?そうだと思います。

引用:
右に来たときに、右足を出すと、反対の左足は床を蹴ることになるんではないか、ということですね。ぼくがやるとそうなってしまうんで、そう思いこんだ節があります。

物理的観点から、すこし誤解があると思います。右に来たときに、左足を出すときも左足は床を蹴るはずです。
このスレッドでの私の投稿ですが「左足>右足」のコメントは読まれたでしょうか?
まつ三九さんの表現で言えば、右足に重心を乗せるために、その前に無意識に「左足>右足」の力が加わっているはずなのです。
構えの段階では両足に均等に力を加えて身体を支えているはずです。その状態から「左足>右足」の状態をつくるためには二つの方法が考えられます。
(1)右足の力はそのままに、左足で床を強く蹴る方法
(2)左足の力はそのままに、右足の力を抜く方法。
ふつうは無意識にこのふたつを組み合わせていると思います。

この「左足>右足」の状態は一瞬です。まつ三九さんの方法では直後に「左足<右足」の状態ができるわけです。
まつ三九 Re: おおよそイメージできました  /  投稿日時: 2006-3-6 22:39
へりくつ道場白帯
登録日: 2006-3-2
投稿: 6
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
ご返事ありがとうございます。

このように考えていただくと、よし、もっとしっかりと考えて、いいプレーをさせよう、という意欲がわいてきます。

感謝しています。
oreille Re: おおよそイメージできました  /  投稿日時: 2006-3-7 19:12
へりくつ道場白帯
登録日: 2006-1-27
投稿: 6
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 女性
いろいろ考えながら、このスレッド見ておりました。

引用:

まつ三九さんは書きました:

右足に重心を乗せきったときにも、床は蹴らずに、そのさらに向こうに行こうとすれば、自然と移動しませんか。

かなり前なんですが、ある高校でしつこく、足下のボールをあげる練習をしていたのです。それからです。ひょっとしたら、レシーブのステップに決まりはないんじゃないか。そのときから混乱が始まったんですね。
要するに、自分が今教えていることが、絶対これだ、という確信はないんですが、故障防止と、比較的筋力の弱い女子生徒でも走り抜けることができるフォーム、というところで、考えている、ということであります。

両足を軽く広げて、片足に重心を乗せて、前にこけていくと、支えきれずにもう一方の足が出てくる。これを繰り返せば二三歩は動けるかな、というふうに思っています。



たしか、陸上の末續慎吾選手だったと思うのですが、スタートのときに上記のようなことをおっしゃっていたような気がします。
体が前に倒れていくのを、スピードを殺さないように脚がついていくだけ、というようなニュアンスで受けとった記憶があります。
ご本人がいつどのような発言をされたのかが不確かで申し訳ないのですが…

私は、実際のレシーブの動きの中で、右足から出す、左足から出す、ということを意識してはなかなか動けませんでした。
ただ、「動き作り」の中で意識してきたことは、はじめの一歩を、大きく出さないようにする、ということです。
はじめの1歩を大きく出してしまうと、その次の1歩が出しづらくなると思います。

1歩しか出せないようなとき、という前提はあまり関係なくなってしまいますが、中学生や高校生、クラブチーム、ママさんなどでは、身を投げ出すだけのレシーブはあまりないと考えます。
たれいらん Re: おおよそイメージできました  /  投稿日時: 2006-3-8 3:18
管理人
登録日: 2005-12-8
投稿: 391
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
oreilleさんはじめまして。

引用:
oreilleさんは書きました:
たしか、陸上の末續慎吾選手だったと思うのですが、スタートのときに上記のようなことをおっしゃっていたような気がします。
体が前に倒れていくのを、スピードを殺さないように脚がついていくだけ、というようなニュアンスで受けとった記憶があります。
ご本人がいつどのような発言をされたのかが不確かで申し訳ないのですが…

一流選手の主観的な発言は深いですよね。それを客観的に捉えなおし、選手の発達に合わせた伝わりやすい主観的な言葉を選ぶのがまた難しいところです。

引用:
ただ、「動き作り」の中で意識してきたことは、はじめの一歩を、大きく出さないようにする、ということです。
はじめの1歩を大きく出してしまうと、その次の1歩が出しづらくなると思います。

大きく出すとブレーキになってしまいますね。おっしゃるとおりだと思います。
たれいらん Re: おおよそイメージできました  /  投稿日時: 2006-3-10 2:08
管理人
登録日: 2005-12-8
投稿: 391
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
引用:
oreilleさんは書きました:

たしか、陸上の末續慎吾選手だったと思うのですが、スタートのときに上記のようなことをおっしゃっていたような気がします。
体が前に倒れていくのを、スピードを殺さないように脚がついていくだけ、というようなニュアンスで受けとった記憶があります。
ご本人がいつどのような発言をされたのかが不確かで申し訳ないのですが…


似たような記述を見つけました。末續選手は同じことをいろいろなところで語っているはずですので、oreilleさんがご覧になったのがこれと同じかはわかりませんが、引用しておきます。
引用:
スポーツ選手なら知っておきたい「からだ」のこと p127より
末續選手のスタートは、実にたくみです。「ヨーイ」でやや高めに腰をあげておき、「ドン」で両手を離したときに、前においた脚の膝を抜きます。外から観察すると、末續選手の膝の高さが、号砲が鳴ると、低く落ちることが見て取れます。
(中略)
なぜ、膝の位置が低くなっていくのでしょうか。
末續選手は、「ドン」で、筋力を100%使って意識的に蹴ろうとはしていません。100%の力で蹴らずに(力まずに)、抜くのです。つまり、重力の力を活用して、落下しながら倒れるようにして出ていきます。末續選手は、「ダラーッとスタートする」といういい方をしています。もちろん、筋力をまったく使わないわけではありませんが、重力を無視して筋力だけを使って出ていくのではなく、重力を活かしながら出ていくのです。

この表現とoreilleさんの「はじめの一歩を、大きく出さないようにする」というのは共通性がありそうです。力んで筋力を最大限に使おうとすると、一歩目から大きくでてしまいそうだからです。

なぜこのスタートが良いのかという部分は読み取れませんが、傾聴に値する言葉だと思います。
Ran Re: おおよそイメージできました  /  投稿日時: 2006-3-12 0:20
へりくつ道場黒帯
登録日: 2006-1-6
投稿: 36
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 1〜5年
性別: 男性
 前に倒れる勢いでというと、初動負荷理論ですね。たれいらんさんが書いてた、スパイクレシーブからフェイントをとりに行くときに足を引くというのがありましたが、基本は重心の移動を使うということで同じだと思います。
たれいらん 脱線気味ですが  /  投稿日時: 2006-3-13 14:45
管理人
登録日: 2005-12-8
投稿: 391
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
Ranさんこんにちは。
引用:
Ranさんは書きました:
 前に倒れる勢いでというと、初動負荷理論ですね。


確か野球トレーニング革命で書かれていましたね。ただ、物理的には至極当然のことを書いているだけなので、これは「初動負荷理論」独自の理論ではないと思います。


引用:
たれいらんさんが書いてた、スパイクレシーブからフェイントをとりに行くときに足を引くというのがありましたが、基本は重心の移動を使うということで同じだと思います。

「基本は重心の移動を使う」という表現は誤解をまねき易そうです^^;
Ranさんが誤解しているとは思いませんが、「脚は何もしなくても重心が勝手に動く」などという物理的にありえない表現と誤解されそうです。

重心は脚で床に力を加え、その反作用として床から力を受けるからこそ動き始めるというのが物理的な大前提です。

「重心」という言葉は物理的に定義された言葉なので物理的に考えて使って欲しいと思っています。このあたりをまとめて「たれいらんのへりくつ」に載せたいと思います。
Ran Re: 脱線気味ですが  /  投稿日時: 2006-3-13 21:07
へりくつ道場黒帯
登録日: 2006-1-6
投稿: 36
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: 1〜5年
性別: 男性
 理系なのに物理にうとくて、すいません。僕の中では図形における重心という考えでいました。そもそも、足を後ろにずらしたからといって、重心が移動するってのも、冷静に考えるとおかしいなぁ。両足を下げるならありえても、現実的にありえないですね・・・。やっぱまだまだ技術論には早かった(w。
たれいらん Re: 脱線気味ですが  /  投稿日時: 2006-3-14 4:01
管理人
登録日: 2005-12-8
投稿: 391
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
ああ、すみません。Ranさんを批判するつもりではありませんでした。話のついでとして、いろいろ他のサイトなどで見てきたことを思い出して書いただけです。
図形における重心で良いと思います。

引用:
Ranさんは書きました:
そもそも、足を後ろにずらしたからといって、重心が移動するってのも、冷静に考えるとおかしいなぁ。両足を下げるならありえても、現実的にありえないですね・・・。

足を後ろにずらすのは、重心移動の原因となる力を加えるための準備ですね。おっしゃるとおり、足をずらしただけでは重心は移動しません。

引用:
やっぱまだまだ技術論には早かった(w。
そんなことありませんよ!ROMの方々のためにもいっぱいいろんなご意見を書いていただきたいです。私におかしいところがあるときはいろいろ教えてください。
oreille Re: 脱線気味ですが  /  投稿日時: 2006-3-14 16:15
へりくつ道場白帯
登録日: 2006-1-27
投稿: 6
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 女性
たれいらん様、フォローありがとうございます。
脱線させた張本人ですよね…すいません。

1歩目を大きく出すと、ブレーキになってしまうのは、ふたつの理由があると思います。
ですが、上手く文章になりません。
ひとつは、初めの一歩が大きければ大きいほど、反対の足で支えなくてはいけない時間が長くなること、もう一つは床反力のベクトルに関係するのではないでしょうか…
物理は高校2年生までの知識ですので、あまり自信はありません。

そのうち画像つくりにチャレンジしてみようと思います。
たれいらん 前足のブレーキ  /  投稿日時: 2006-3-14 22:57
管理人
登録日: 2005-12-8
投稿: 391
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oreilleさんこんばんは。

引用:
oreilleさんは書きました:
脱線させた張本人ですよね…すいません。

こちらはsofiaさんのスレッドなので私がどうこういうべきではないかもしれませんが、話がひと段落したあとなのでまあいいのではないでしょうか。

引用:

1歩目を大きく出すと、ブレーキになってしまうのは、ふたつの理由があると思います。
ですが、上手く文章になりません。
ひとつは、初めの一歩が大きければ大きいほど、反対の足で支えなくてはいけない時間が長くなることもう一つは床反力のベクトルに関係するのではないでしょうか…

おっしゃるとおり、かぎは床反力のベクトルだと思います。
ただ、そうなるとひとつめの理由は間違っているかもしれません。反対の足は、重心より進行方向後方で接地するので、床反力のベクトルは自然と前向きになります。なので反対の足が接地している時間が長くても、それ自体はブレーキにはならないと思います。

oreilleさんのおっしゃる「もう一つ」の理由を私なりに説明してみます。最初の一歩が大きいと、重心より進行方向前方に接地することになります。そのとき、床反力のベクトルは自然と進行方向とは逆の向きになり、つまりブレーキといえるわけです。

ちなみに、sofiaさんのお題に戻って、一歩だけ動く状況では、その出した足がブレーキになっても構わない、むしろブレーキをかけたいと思います。ですので、その足を大きく踏み出すことはマイナスではないと言えます。


引用:
そのうち画像つくりにチャレンジしてみようと思います。

それは楽しみです。よろしくお願い致します。
oreille 脱線したまま…  /  投稿日時: 2006-3-15 11:55
へりくつ道場白帯
登録日: 2006-1-27
投稿: 6
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 女性
たれいらん様、いつもフォローありがとうございます。

「反対の足で支える時間が長くなる」については、重心がそちらに近づく必要があると考えました。
後ろの足に重心が近づく…重心が進行方向反対に動く…進行方向への動きが遅くなる、と考えました。
フェイントなんかで体がのけぞってしまうのはこのせいかと思ったのですが、時間的に長くはないので、あまり関係ないですかね。
反対の足でちゃんと床を蹴っていれば関係なさそうです。
良くわからなくなってきました。
TUBE 最初の一歩  /  投稿日時: 2006-3-16 19:40
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-3-16
投稿: 159
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
初めて投稿いたします。
最初の一歩ですが、じつは順足も逆足も右足から出ています。

人間の体は、動きたい方向の反対の足で蹴りだし進みますので、この場合は左足で蹴っています。

順足のときは、そのままサイドに踏み出すのでステップがわかりやすいのですが、逆足の際は右足を進行方向に踏みかえるような動作なのでわかりにくいと思います。ただ、この時の足の向きが二歩目の動作を決定します。

つまり、順足は、ボールを上げる方向にへそが向くように意識しているため、爪先も上げる方向を向いています。
逆足は、移動が主たる目的なので爪先・へそとも進行方向に向いています。

そういった意味では、初心者が逆足になることは自然体です。

さて、何が正しいか?ですが、これは状況により異なります。

例えば、スパイクレシーブで腰より下で、膝元から1m未満であれば順足(サイドステップ)
スパイク速度が速く、追いつかないときは左足で蹴り、右足はステップを踏まず腕の三角形で作った面のみレシーブ方向に固定し、尻餅をつく感じ。

腰より上であれば、ステップは踏まず、しっかり面を作ればサイドで捕球しても良いのでは?

また、更にづれたスピードボール(膝もとより1m以上)の場合、逆足(右爪先が進行方向を向く)でフライングぎみのレシーブ・またはシングルハンドで捕球したほうが広い範囲の捕球ができます。

更にづれた難攻なら、絶対逆足で全力で走ったほうが良いですよね。

私的見解ですが、
サイドステップは、調整スッテップで現実的には、ツーステップが現実的と思いますが皆さんは、いかがでしょうか。

最後に、私はステップも大切ですが基本ができたら、洞察力の練習が有効だと思っています。つまり、モーションを盗み、落下点を予想する。
落ちてくる場所が絞れれば、自分も楽ですし、なにより格段にレシーブ範囲が広がります。


そう思いませんか?
たれいらん Re: 脱線したまま…  /  投稿日時: 2006-3-17 0:10
管理人
登録日: 2005-12-8
投稿: 391
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バレー暦: ウン十年
性別: 男性
oreilleさんご返事ありがとうございます。

引用:
oreilleさんは書きました:
「反対の足で支える時間が長くなる」については、重心がそちらに近づく必要があると考えました。
後ろの足に重心が近づく…重心が進行方向反対に動く…進行方向への動きが遅くなる、と考えました。

重心が一度反対方向へ行く移動方法とは考えても見ませんでした。それでまずはやってみたのですが、右足で何かを飛び越えるような動きになりました。それをもとに考えてみましたが、バレーボールでは不必要で不自然な動きのように思います。不自然なので誰もこういう間違いは犯さないように思います。ですので、おそらく考慮に入れなくてもいい動きだと考えますが、初めて考えたので見落としている部分はあるかもしれません。なにかありましたらまたお願い致します。
たれいらん Re: 最初の一歩  /  投稿日時: 2006-3-17 0:51
管理人
登録日: 2005-12-8
投稿: 391
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TUBEさんはじめまして。ご登録とご投稿ありがとうございます。

引用:

TUBEさんは書きました:
最初の一歩ですが、じつは順足も逆足も右足から出ています。

これは表現は違いますが、私も同意見です。 2006-2-8 22:38の私の投稿は読まれたでしょうか?TUBEさんと同じことを言いたかったわけです。


引用:
人間の体は、動きたい方向の反対の足で蹴りだし進みますので、この場合は左足で蹴っています。

順足のときは、そのままサイドに踏み出すのでステップがわかりやすいのですが、逆足の際は右足を進行方向に踏みかえるような動作なのでわかりにくいと思います。ただ、この時の足の向きが二歩目の動作を決定します。

太字の部分についてですが、方向を変える踏みかえのない逆足もあると思います。
順足サイドステップでも移動距離に応じて一歩目を出す幅は変わってくると思います。それで、移動距離によっては一歩目の幅が0センチという場合があります。このとき右足を持ち上げなければ、はた目には逆足にしか見えません。

ただ、この引用部分まで大筋ではTUBEさんのおっしゃることに賛成です。


引用:
つまり、順足は、ボールを上げる方向にへそが向くように意識しているため、爪先も上げる方向を向いています。
逆足は、移動が主たる目的なので爪先・へそとも進行方向に向いています。

逆足=クロスステップ、順足=サイドステップという対応を意識されているように思います。ですが、順足からはじめるクロスステップも、逆足からはじめるサイドステップもあると思います。



引用:
そういった意味では、初心者が逆足になることは自然体です。

突然ですが思い出話です。小学生のころ、一番センスのあった先輩がたまに逆足で一歩大きくだし、身体をよじってスパイクレシーブしていて笑い転げた覚えがあります。一度そういうのを見てしまうと自分でも自然とやってしまい、注意されてしまいました。
やはり初心者には逆足が多いのでしょうか?


引用:
さて、何が正しいか?ですが、これは状況により異なります。

例えば、スパイクレシーブで腰より下で、膝元から1m未満であれば順足(サイドステップ)
スパイク速度が速く、追いつかないときは左足で蹴り、右足はステップを踏まず腕の三角形で作った面のみレシーブ方向に固定し、尻餅をつく感じ。

腰より上であれば、ステップは踏まず、しっかり面を作ればサイドで捕球しても良いのでは?

おっしゃるとおり、それぞれのやり方がベストである状況はあると思います。

引用:
また、更にづれたスピードボール(膝もとより1m以上)の場合、逆足(右爪先が進行方向を向く)でフライングぎみのレシーブ・またはシングルハンドで捕球したほうが広い範囲の捕球ができます。

右足を左足の方に若干動かした後にフライングするほうが良い時もありますね。


引用:
更にづれた難攻なら、絶対逆足で全力で走ったほうが良いですよね。

軟攻ですね。逆足でスタートしなければならないとは思いません。クロスステップという意味でしたら同意です。


引用:
私的見解ですが、
サイドステップは、調整スッテップで現実的には、ツーステップが現実的と思いますが皆さんは、いかがでしょうか。


サイドステップが調整ステップというのは私はいいと思います。


引用:
最後に、私はステップも大切ですが基本ができたら、洞察力の練習が有効だと思っています。つまり、モーションを盗み、落下点を予想する。
落ちてくる場所が絞れれば、自分も楽ですし、なにより格段にレシーブ範囲が広がります。

そう思いませんか?

はい、そう思います。


さて、ここまで偉そうに反対意見も述べてまいりましたが、TUBEさんの「足の進行方向への踏みかえ」という表現は役に立ちそうだと思いました。またぜひいろいろと教えて頂きたいと思います。
たれいらん 古武術を応用した中学バスケットチームの動画  /  投稿日時: 2006-3-28 2:36
管理人
登録日: 2005-12-8
投稿: 391
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
たいへん参考になりますので紹介いたします。

http://coachk11.hp.infoseek.co.jp/kobuzyutu.htm
ざぶたねこ Re: 古武術を応用した中学バスケットチームの動画  /  投稿日時: 2006-3-30 2:36
へりくつ道場師範代
登録日: 2006-1-6
投稿: 213
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
たれいらんさん>
ご紹介の動画、興味深く見させていただきました。
バスケットをよく知らないので通常の動きとの違いはよく分かりませんが、バレーのレシーブの一歩目の出し方とはかなり違うようですね。

「抜き」という技術がキーワードのようですが、具体的にどういう事をいっているのでしょうか?説明文では、進行方向の後ろ足=軸足にかかる重心を外す事で進行方向側の足で蹴ること無しにその足を素早く出せるようにするとありますが。

○「抜きの動作」としては後ろ足の膝を下に向け折る事で進行方向側の足を出しやすくする。

○「抜きの理屈」としては、レディーホップやスプリットステップのように軽くジャンプして体重を抜くのではなく、始動前の重心の位置をまるで、支えを急に外したように自由落下させる感覚で軸足=後ろ足にかかる体重を抜く

という事かと感じました。 

間違っているでしょうか?

◎また、たれいらんさんは、古武術応用の「抜き」はバレーのレシーブの一歩目に応用できるとお考えでしょうか?
手の振りや進行方向の足の蹴りなしに一歩目が素早く出せると言う説明には魅力があるのですが、この動きで一歩目を出そうとすると、骨盤の向きが横になりますね。これは私の股関節が硬いせいだけなのでしょうか?


  ・・・はじめてタイムアウトをくらってしまいました・・・(^^);
たれいらん Re: 古武術を応用した中学バスケットチームの動画  /  投稿日時: 2006-3-30 18:04
管理人
登録日: 2005-12-8
投稿: 391
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
ざぶたねこさんコメントありがとうございます。

膝を抜く動作の利点を強調する人たちは「地面を蹴らない」といいますが、正確には「地面を蹴るという意識を持たない」ということでしょう。蹴るという言葉の捉え方(定義)の問題かもしれませんが、蹴る=地面に力を加えるという意味で考えると、移動するならかならず地面を蹴っているはずです。同様に、彼らは「重力を利用する」ということを強調しますが、重力を利用せずに移動できる方法などありません。私は、「膝を抜く」と主張している人たちが挙げているこれらの理由は意味が無いと思っています。
では、膝を抜くこと自体に利点があるかといえば、現時点では「意味があるかもしれない」と答えておきます。少なくとも、スプリットステップのほうが利用価値がずっと高いと思っています。

引用:
○「抜きの動作」としては後ろ足の膝を下に向け折る事で進行方向側の足を出しやすくする。

○「抜きの理屈」としては、レディーホップやスプリットステップのように軽くジャンプして体重を抜くのではなく、始動前の重心の位置をまるで、支えを急に外したように自由落下させる感覚で軸足=後ろ足にかかる体重を抜く

という事かと感じました。

ひとつめに関して、この動画の場合は「後ろ足」ということで良いと思います。より一般的には「支持脚」と言うようです。その時点時点で体重を支えている脚ですね。当然支持脚は地面にくっついていますが、もう一方の浮いている脚を「遊脚」というようです。

ふたつめに関して、体重を抜くのではなく、膝を伸ばそうとする力をふつうより抜くということだと思います。動作としては膝は伸展せず、むしろ屈曲します。ただし、物理的に考えると力(トルク)は伸展方向にかかる必要があるので注意が必要です。

また、自由落下というよりは棒が倒れるというほうが近いでしょう。棒が倒れるとき、下方向にも加速されますが、同時に倒れる方向(水平方向)へも加速されますから、それを利用して動くということです。そして私の理解では、膝を抜く動作のポイントは、膝から上の身体は傾けず膝に乗っているような状態に保ち、膝から下の下腿部を棒とみなして倒していくことにあります。

スポーツ選手なら知っておきたい「からだ」のことのp124には「階段を下りるときは、誰でも膝を抜いております。」とあり、また下り坂でも同様だとあります。感覚をつかむなら10m進んで50cm下がるぐらいのゆるい下り坂で、普段よりかかとで地面を押すように歩いてみると良いのではないかと思います。


引用:
◎また、たれいらんさんは、古武術応用の「抜き」はバレーのレシーブの一歩目に応用できるとお考えでしょうか?

別に物理的に特別なことをやっているわけではないと考えていますので、応用できる場面はありうると思います。もう少し考えを深めてみたい部分です。ただ、最初にも申したようにスプリットステップのほうが重要だと思います。

引用:
手の振りや進行方向の足の蹴りなしに一歩目が素早く出せると言う説明には魅力があるのですが、この動きで一歩目を出そうとすると、骨盤の向きが横になりますね。これは私の股関節が硬いせいだけなのでしょうか?

動画のページの一番上の動画の話ですが、進行方向の反対脚(支持脚)の股関節を素早く内旋させていますね。バレーボールではあそこまで大きく内旋させたり、骨盤の方向を変えたりする場面は少ないと思います。バスケットほど斜め後ろへの動きは多くないからです。<訂正します。オフブロッカーの動きや、平行が上がったとき、速攻をレシーブするポジションから素早く下がるときなどで応用できそうです。>
「進行方向の足の蹴りなし」というのは、「膝を抜く」動きでなくとも普通だと思いますがいかがでしょうか?元のサイトの
引用:
これができたことで手のスイング、外足の蹴りが必要なくなりました。

という部分が私には理解できていません。
ざぶたねこ Re: 古武術を応用した中学バスケットチームの動画  /  投稿日時: 2006-3-31 2:16
へりくつ道場師範代
登録日: 2006-1-6
投稿: 213
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
たれいらんさん、ありがとうございました。
棒が倒れるという例えはよく理解できました。

また、このスレッドを最初から読み直してみました。
oreilleさんご紹介の、陸上の末續慎吾選手のお話。
そのスタートの感覚を支持脚で行う事が『抜く』動作の意味かなと理解しました。

一番上の動画を何度も見ましたが、『抜き』とはとりあえずの一歩目を速く出す事かなとも思いました。進行方向の足も2歩目にはきっちり蹴ってますね。
後ろ足の方が後から付いてくるように見えました。

よくわからなかったのは、ただ、単に膝の上に重心をのせたまま、膝から下の棒を倒そうとしても重心の位置は変わらないように感じます。重心を進行方向に移動させる為には、膝を曲げた時かなりの力で膝の上に乗った重心を押し出す(蹴る)事が必要になるように思います。
末續慎吾選手のお話では体を前に倒していく事で重心を進行方向に移していっているのでわかるのですが、その場で膝を折ることだけではスタートが切れないのではないでしょうか?そこがたれいらんさんが書かれた以下の部分にあたるのでしょうね。

>体重を抜くのではなく、膝を伸ばそうとする力をふつうより抜くということだと思います。動作としては膝は伸展せず、むしろ屈曲します。ただし、物理的に考えると力(トルク)は伸展方向にかかる必要があるので注意が必要です。

この力(トルク)はどこで生み出されるのでしょうか?自分で試してみると、股関節の素早い内旋は膝を折る為の動きで、力を生み出しているのはやはり左足膝から下の蹴りのように思えます。その点で、たれいらんさんが最初に書かれた

>抜く動作の利点を強調する人たちは「地面を蹴らない」といいますが、正確には「地面を蹴るという意識を持たない」ということでしょう。蹴るという言葉の捉え方(定義)の問題かもしれませんが、蹴る=地面に力を加えるという意味で考えると、移動するならかならず地面を蹴っているはずです。

という話はそのとおりだなと思います。


なんだか、とりとめのない文章になってしまいました。
間違っているところがあれば、また教えてくださいませ。
TUBE Re: 古武術を応用した中学バスケットチームの動画  /  投稿日時: 2006-3-31 23:58
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-3-16
投稿: 159
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
私的見解ですが、より早くパワーを出して一歩を踏み出そうとした場合、
膝を内側に、ほんの少し入れたような形で捻り出すような感じになりませんか。

この画像の抜き足は、それを極端にした形(膝を内側に向ける)のように思うのですが?

この画像を見て思い出したのは、スピードスケートのスタートです。

以前は、前の足はつま先を立てるために穴を掘るようなしぐさを良く見ていました。

でも、最近は後ろ足のエッジを引っ掛けるように氷を蹴っている様子を見かける気がします。

やはり、人間の筋肉は捻転を利用することで、最大効果を得ることが出来るように思います。

そういえば、今思ったのですが、筋肉番付のボールにタッチする競技で、真直ぐ踏み出す人みたことないですね。
Re: 古武術を応用した中学バスケットチームの動画  /  投稿日時: 2006-4-1 1:12
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-9
投稿: 339
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
考えがまとまらないのですが、いくつか書きたいことがあります。
引用:
たれいらんさんは書きました:

膝を抜く動作の利点を強調する人たちは「地面を蹴らない」といいますが、正確には「地面を蹴るという意識を持たない」ということでしょう。蹴るという言葉の捉え方(定義)の問題かもしれませんが、蹴る=地面に力を加えるという意味で考えると、移動するならかならず地面を蹴っているはずです。

同感です。
蹴っているというか、床を押しているはずですね。押し方が違うということでしょう。
では、どんな力で押しているのか?

引用:
動画のページの一番上の動画の話ですが、進行方向の反対脚(支持脚)の股関節を素早く内旋させていますね。

と書かれているように、「股関節の内旋で」床を押しているのだと思います。
膝を曲げた状態で股関節を内旋すると、足の位置は体の中心線から遠ざかります。足が固定されていれば、体の中心が足から遠ざかる方向に動くことになります。

引用:
動作としては膝は伸展せず、むしろ屈曲します。

と書かれていますが、「膝は曲がったままか、若干伸展する」と私は思います。

引用:
同様に、彼らは「重力を利用する」ということを強調しますが、重力を利用せずに移動できる方法などありません。私は、「膝を抜く」と主張している人たちが挙げているこれらの理由は意味が無いと思っています

引用:
体重を抜くのではなく、膝を伸ばそうとする力をふつうより抜くということだと思います。

引用:
自由落下というよりは棒が倒れるというほうが近いでしょう。棒が倒れるとき、下方向にも加速されますが、同時に倒れる方向(水平方向)へも加速されますから、それを利用して動くということです。そして私の理解では、膝を抜く動作のポイントは、膝から上の身体は傾けず膝に乗っているような状態に保ち、膝から下の下腿部を棒とみなして倒していくことにあります。

「膝を伸ばそうとする力をふつうより抜くということ」に賛成です。
支えを外して棒が倒れるようなものとは思えません。
股関節を内旋する脚の方で「支えが外れる」ということが起きるなら、体の重心がそちら側に倒れていくはずでしょう。「棒を倒すイメージ」は、できるだけ脱力して膝を床に近づけるためには役に立つのかもしれませんが。

引用:
手の振りや進行方向の足の蹴りなしに一歩目が素早く出せると言う説明には魅力があるのですが、この動きで一歩目を出そうとすると、骨盤の向きが横になりますね。これは私の股関節が硬いせいだけなのでしょうか?

動画のモデルよりは硬いということだと思いますが。

引用:
バスケットほど斜め後ろへの動きは・・・

動画の場合ほど股関節を大きく内旋すれば、骨盤が横を向き、動きがやや後方へ向かうというのはあると思いますが、程度問題でしょう。股関節の内旋を利用して真横に動くことは十分可能だと思います。

引用:
スプリットステップのほうが重要だと思います。

これは、全く別物だと思います。「床を押す体勢の作り方」ではなくて、「床の押し方」ですから。

最後に、「股関節内旋によるリスク」もあると思います。足と膝の向きが一致していればいいのですが、そうでないと、ねじれのストレスによって様々なスポーツ傷害が起きることになるでしょう。
たれいらん Re: 古武術を応用した中学バスケットチームの動画  /  投稿日時: 2006-4-1 1:53
管理人
登録日: 2005-12-8
投稿: 391
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Tさんコメントありがとうございます。
動画の話と、「膝を抜く」という記述のある文献の話をまぜてしまったので、そのあたりを区別しつつ話を進めていきたいと思います。

引用:
Tさんは書きました:
蹴っているというか、床を押しているはずですね。押し方が違うということでしょう。
では、どんな力で押しているのか?

おっしゃるとおり、表現としては「押す」のほうが良いでしょうね。

引用:
と書かれているように、「股関節の内旋で」床を押しているのだと思います。
膝を曲げた状態で股関節を内旋すると、足の位置は体の中心線から遠ざかります。足が固定されていれば、体の中心が足から遠ざかる方向に動くことになります。

この記述を拝見してからもう一度動画を見直してみましたが、おっしゃるとおりだと思いました。


引用:
引用:
動作としては膝は伸展せず、むしろ屈曲します。

と書かれていますが、「膝は曲がったままか、若干伸展する」と私は思います。

私の発言は文献についての話でした。動画については膝は伸展していっていると思います。まぎらわしくてすみません。


引用:
支えを外して棒が倒れるようなものとは思えません。
股関節を内旋する脚の方で「支えが外れる」ということが起きるなら、体の重心がそちら側に倒れていくはずでしょう。

股関節を内旋する足は倒れていく棒のほうと考えています。それまであった逆の足の支えがはずれて倒れていくという感じでしょうか。

引用:

引用:
スプリットステップのほうが重要だと思います。

これは、全く別物だと思います。「床を押す体勢の作り方」ではなくて、「床の押し方」ですから。

私も別物だと思いますし、両立できる要素だと思います。ここでは、練習に時間を割くならどちらが良いかという話のつもりでした。

引用:
最後に、「股関節内旋によるリスク」もあると思います。足と膝の向きが一致していればいいのですが、そうでないと、ねじれのストレスによって様々なスポーツ傷害が起きることになるでしょう。

そう思います。というか、バレメカMLでTさんがいろいろ教えてくださいましたから当然ですね。
Re: 古武術を応用した中学バスケットチームの動画  /  投稿日時: 2006-4-1 2:00
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-9
投稿: 339
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
たれいらんさん、こんばんは
早速のRes、実は期待していました。

1点だけ、
引用:
股関節を内旋する足は倒れていく棒のほうと考えています。
それまであった逆の足の支えがはずれて倒れていくという感じでしょうか。

これはどうでしょうか?
逆の足の支えを外すようなことを積極的にやっているでしょうか?
動画からも、コメントからも、そういう印象は受けなかったのですが。
たれいらん Re: 古武術を応用した中学バスケットチームの動画  /  投稿日時: 2006-4-1 2:22
管理人
登録日: 2005-12-8
投稿: 391
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
引用:
ざぶたねこさんは書きました:
よくわからなかったのは、ただ、単に膝の上に重心をのせたまま、膝から下の棒を倒そうとしても重心の位置は変わらないように感じます。重心を進行方向に移動させる為には、膝を曲げた時かなりの力で膝の上に乗った重心を押し出す(蹴る)事が必要になるように思います。
末續慎吾選手のお話では体を前に倒していく事で重心を進行方向に移していっているのでわかるのですが、その場で膝を折ることだけではスタートが切れないのではないでしょうか?そこがたれいらんさんが書かれた以下の部分にあたるのでしょうね。

>体重を抜くのではなく、膝を伸ばそうとする力をふつうより抜くということだと思います。動作としては膝は伸展せず、むしろ屈曲します。ただし、物理的に考えると力(トルク)は伸展方向にかかる必要があるので注意が必要です。

そうです。そういうつもりで補足していました。
動画の話ではなく文献での話ですが、私は「膝を抜く」という動作を次の動作と同じことだと考えています。ベッドなどクッション性の高いものの上に立ち、下腿部を倒して重力を利用したプロレス技のニードロップをするのですが、ポイントは膝から上を一直線に、そして鉛直に保ったまま膝を折り曲げる点です。
・・・今やってみたのですが、ベッドがだめになりそうなのでオススメしません(笑)想像するだけにしてください。
この動作は、ただ膝の力を抜くだけでは膝から上の部分を直線に保っても、後ろに傾いてしまいます。ちょうど上手い具合に膝の伸展方向への力が必要です。


引用:
この力(トルク)はどこで生み出されるのでしょうか?

まだニードロップの話(=文献の話)に限定してお答えします。その場合、大腿四頭筋ということになります。


引用:
自分で試してみると、股関節の素早い内旋は膝を折る為の動きで、力を生み出しているのはやはり左足膝から下の蹴りのように思えます。その点で、たれいらんさんが最初に書かれた

>抜く動作の利点を強調する人たちは「地面を蹴らない」といいますが、正確には「地面を蹴るという意識を持たない」ということでしょう。蹴るという言葉の捉え方(定義)の問題かもしれませんが、蹴る=地面に力を加えるという意味で考えると、移動するならかならず地面を蹴っているはずです。

という話はそのとおりだなと思います。

動画の話ですね。股関節内旋の意義は、Tさんのおっしゃったように床を水平方向に押す動作であることだと思います。
私の現時点での意見を述べると、あの動画は文献のいう「膝を抜く」とは似て非なるものではないかと思います。あるいは、「膝を抜く」には私の考えている動作のほか、動画のような動作を含んでいるかもしれません。
たれいらん Re: 古武術を応用した中学バスケットチームの動画  /  投稿日時: 2006-4-1 2:24
管理人
登録日: 2005-12-8
投稿: 391
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
私もTさんのレスを期待していました(笑)

引用:

1点だけ、
引用:
股関節を内旋する足は倒れていく棒のほうと考えています。
それまであった逆の足の支えがはずれて倒れていくという感じでしょうか。

これはどうでしょうか?
逆の足の支えを外すようなことを積極的にやっているでしょうか?
動画からも、コメントからも、そういう印象は受けなかったのですが。

右足を内旋させる場合、左足を浮かせていますよね。それを「支えをはずす」ことと同じだと考えています。
Re: 古武術を応用した中学バスケットチームの動画  /  投稿日時: 2006-4-1 3:03
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-9
投稿: 339
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
引用:
右足を内旋させる場合、左足を浮かせていますよね。それを「支えをはずす」ことと同じだと考えています。

それだと、進行方向の足をはずすことになりますね?
「常歩走行」では、「はずす」=「抜く」=「股関節の内旋」と言ってるように思うのですが、いかがでしょうか?

「常歩走行」からの引用:
「このとき進行方向の逆足を抜くことで外足を出します。これができたことで手のスイング、外足の蹴りが必要なくなりました。」

「外足の蹴り」というのは疑問ですが、「抜く」のは「進行方向と逆の足」つまり「内旋させる方の足」というのは間違いないでしょう。また、「抜くことで反対の足が出る」といことでしょうから、「反対の足を浮かせたから股関節が内旋した」という関係ではないですね。

「常歩走行」からの引用:
後ろ足の膝を抜くので膝が下を向きます。股関節の柔軟性とツイスティングをしっかりできることがポイントになります

後ろ足の膝を「抜く」ことで後ろ足の股関節が内旋する訳ですね。

「抜く」=「はずす」→下腿が倒れる→股関節が内旋する
と言っていると考えてよいのではないでしょうか?
Re: 古武術を応用した中学バスケットチームの動画  /  投稿日時: 2006-4-1 3:51
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-9
投稿: 339
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
引用:
たれいらんさんは書きました:

動画の話ではなく文献での話ですが、私は「膝を抜く」という動作を次の動作と同じことだと考えています。ベッドなどクッション性の高いものの上に立ち、下腿部を倒して重力を利用したプロレス技のニードロップをするのですが、ポイントは膝から上を一直線に、そして鉛直に保ったまま膝を折り曲げる点です。
この動作は、ただ膝の力を抜くだけでは膝から上の部分を直線に保っても、後ろに傾いてしまいます。ちょうど上手い具合に膝の伸展方向への力が必要です。

ニードロップは、大腿が垂直になってから後の動作のような気がしますが、文献では「抜く」ことによって股関節が内旋する、と言ってるわけではないのでしょうか?
引用:
私の現時点での意見を述べると、あの動画は文献のいう「膝を抜く」とは似て非なるものではないかと思います。あるいは、「膝を抜く」には私の考えている動作のほか、動画のような動作を含んでいるかもしれません。

そうでしたか。私は動画の方を全てと思っていたので、ずいぶんとんちんかんなことを書いたかもしれませんね。
文献でどのように紹介されているのか、もう少し教えていただけないでしょうか?
たれいらん Re: 古武術を応用した中学バスケットチームの動画  /  投稿日時: 2006-4-3 2:46
管理人
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Tさんこんばんは。

引用:
文献でどのように紹介されているのか、もう少し教えていただけないでしょうか?

スポーツ選手なら知っておきたい「からだ」のことのこの部分の内容とほぼ同じファイルがネット上で公開されていました。
http://www.namiashi.com/hihoukan/NEW.pdf
リンク先の一番下の「股関節の外旋」という部分に膝の抜きについての記述があります。

また、このスレッドの2006-3-10 2:08の発言でもこの本から引用いたしました。そして著者の小田伸午氏のサイトが常歩秘宝館です。そのサイトからリンクされている
http://sakkou.fc2web.com/special/track_field_2jiku_2004_2005.htm
には膝の抜きについて練習法が書かれています。
膝の抜きだけではなく、いろいろな独自の概念とくっつけて記述されているのでなかなか理解しづらいかもしれません。


さて、「常歩歩行」のサイトの記述は、あまり理解できなかったので無視していました^^;しかしもう一度今度は気合を入れて読んでみようと思います。
Re: 古武術を応用した中学バスケットチームの動画  /  投稿日時: 2006-4-4 10:42
へりくつ道場師範
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たれいらんさん、こんにちは

じっくり読んでみたいと思います。
とりあえずお礼まで。
Re: 古武術を応用した中学バスケットチームの動画  /  投稿日時: 2006-4-6 1:34
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-9
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たれいらんさん、こんばんは

HPの紹介、ありがとうございました。

引用:
「常歩走行」では、「はずす」=「抜く」=「股関節の内旋」と言ってるように思うのですが・・・「抜く」のは「進行方向と逆の足」つまり「内旋させる方の足」というのは間違いないでしょう。また、「抜くことで反対の足が出る」といことでしょうから、「反対の足を浮かせたから股関節が内旋した」という関係ではないですね。

引用:
引用:
後ろ足の膝を抜くので膝が下を向きます。

後ろ足の膝を「抜く」ことで後ろ足の股関節が内旋する訳ですね。

「抜く」=「はずす」→下腿が倒れる→股関節が内旋する
と言っていると考えてよいのではないでしょうか?


どうやら違っていたみたいです。
「抜く」とは、進行方向に向かって股関節を外旋し、膝を床に落とすことのようです。
しかし、「膝を落とす」はその足が宙に浮いていたらできないんじゃないかと思います。新たな疑問です。

「2軸」というのは、?ですね。対立する「1軸」動作というのが抽象的な感じがします。「2軸で立つ」にいたっては、重力に関して効率的に立つということで、1軸か2軸かということとは無関係に思えます。
TUBE Re: 古武術を応用した中学バスケットチームの動画  /  投稿日時: 2006-4-6 13:47
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-3-16
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興味深く、なみあし・抜きについて読みました。
そこで感じたのは、私のアイススケートの話は二軸歩行・膝のねじりは、一旦膝を内側に入れるが膝を抜く・捻り出すが足のがいせん運動にあたると感じました。

また、抜きが動画のような蹴り足の膝のナイセン運動ではなく重力を利用した形であれば、以前脚の踏みかえと例えた表現は、これに当たるのではないでしょうか?

要するに、たれいらさんが言った、見ている人には一歩に見えない第一歩なのですが、これは右足の力を一瞬だけ抜いて右に倒れる感覚だと思います。ゆえに大きな第一歩は不可能であり、きわめて小さな第一歩になります。

この感覚の反対が左に重心を移すという感覚で、正確には重心というよりも右足で最初に上向きの蹴りを発生させ、左足に体重をかけるような感覚で充分なためをつくり、大きな第一歩をだす。

こんな感じじゃないでしょうか。
TUBE Re: 古武術を応用した中学バスケットチームの動画  /  投稿日時: 2006-4-6 14:15
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-3-16
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サイド動画を確認して、私は確信していますがいかがでしょう。

ただし、チョッと気になるのは膝のナイセンと同時に爪先まで向いてしまっている子がいるためです。

そのため、私たちには骨盤まで向きが変わっているので違和感があります。
また、爪先が中を向くとガイセン運動がなくなるのでパワーの伝達が上手くいきません。

スパイクの肩甲骨の動き同様、股関節を柔らかくすることが重要だと思います。

私が思うのは、ナイセン運動が膝を内側に倒すことと表現するため、簡単に膝を入れることができる骨盤の動きに逃げてしまうケースが多いということではないでしょうか?

つまり指導言語の一人歩きです。
たれいらん Re: 古武術を応用した中学バスケットチームの動画  /  投稿日時: 2006-4-6 16:42
管理人
登録日: 2005-12-8
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Tさんこんにちは。

小田氏は膝の抜きと二軸動作や外旋を一体の動きとして説明されていますね。しかし私にも二軸動作というものが何なのか伝わってきませんし、外旋が内旋に比べて優れているような記述にも納得がいきません。氏の文章では外旋位のことなのか外旋動作のことなのか混同されているように思えるときもあります。

膝の抜きについて、PDFファイルのほうから引用してみます。
引用:
世界のトップ選手の特徴的な動き
は、股関節の外旋と内旋の動きにある。例えば、横方向への
交わし技。例えば、相手の右を抜く場合、左足でふんばって、
筋力を使って地面を蹴る方法が常識的な動きである。しかし、
世界のトップ選手にみられる交わし技のやり方は、右に進む
ときには左足で蹴るのではなく、左足で身体を支えて左足の
膝の力を抜いて右に交わす。この抜重の動きは、「膝の抜き」
と言う
が、重力で倒れこむ作用を活用した動作である。この
とき、空中に浮いた右足をまっすぐ前に向けたままではなく、
その脚の膝を行きたい方向に向けてやると(これが右股関節
の外旋動作)、体重移動がよりスムースになる。

アンダーラインは私が引きました。なんだか特別なことのようにおっしゃっていますが、前に申し上げたとおり、これはなんでもない普通の動作だと思っています。
その後ろで右股関節の外旋動作について書かれていますが、これも当たり前の動作のようにしか思えません。日本のトップ選手がこんな動作すらできていないとは信じられないです。不十分(量の違い)というならわかるんですけど、小田氏のいうような別の動き(質の違い)だとは思えません。

引用:
交わし技では、もう一つの方法もよくみられる。それは、
右へ進むときに右脚に体重がかかった状態で右の股関節を外
旋させる
(膝を右に向ける)と同時に右膝を抜くこと(右膝
を地面に突き刺す感じ)によって方向を変える方法である。
直後に左脚が右脚を追い越してクロスするので、クロスオー
バーステップと言うことがある。

二箇所にアンダーラインを引きました。外旋することと膝を抜くことは別のことだと小田氏も区別していると言えるでしょう。
簡単に言えば、ここまでの「膝を抜く」とは支持脚に関する話で、膝の向いている方向に下腿部を倒していくことだと思います。ですから、右に移動するとき、右股関節は外旋させ、左股関節は内旋させます。
ただし、武道家?の甲野善紀氏は、いすにドスンと座るときのような膝が曲げられていく形での後ろ移動(以上は私なりの表現です)でも膝を抜くとおっしゃっていました。ですから、膝の力を普通より抜くという点に本質があると思います。


話が変わりますが、100m走のスタートで膝が落ちていく連続写真をスキャンしましたので上げておきます。

これは新トレーニング革命から取った写真です。
同書の中で、著者の小山氏も「地面を蹴らずに」と表現されています。この写真ではスタート直後に膝が屈曲してきますね。地面を蹴るという意識があると膝を伸展させる方向に力が入ってしまうということでしょうか。小田氏や小山氏に言わせれば、その膝伸展の力は不必要な力なのでしょう。
たれいらん Re: 古武術を応用した中学バスケットチームの動画  /  投稿日時: 2006-4-6 17:08
管理人
登録日: 2005-12-8
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TUBEさんこんにちは。

アイススケートの内旋動作についてですが、私も以前は股関節内旋動作を伴った股関節伸展が力発揮に優れていると思っておりました。今はどちらとも言えないような気がしています。またご意見お願い致します。

引用:

TUBEさんは書きました:
また、抜きが動画のような蹴り足の膝のナイセン運動ではなく重力を利用した形であれば、以前脚の踏みかえと例えた表現は、これに当たるのではないでしょうか?

要するに、たれいらさんが言った、見ている人には一歩に見えない第一歩なのですが、これは右足の力を一瞬だけ抜いて右に倒れる感覚だと思います。ゆえに大きな第一歩は不可能であり、きわめて小さな第一歩になります。

以上二点については私も同じように考えています。


引用:
この感覚の反対が左に重心を移すという感覚で、正確には重心というよりも右足で最初に上向きの蹴りを発生させ、左足に体重をかけるような感覚で充分なためをつくり、大きな第一歩をだす。

実際に右移動の最初の段階で左に重心が移動するという動作はありえないと思いますが、感覚的には、左足に体重をかけていると感じる方もいらっしゃるでしょうね。
TUBEさんは「正確には重心というよりも右足で最初に上向きの蹴りを発生させ」とおっしゃいますが、私はこのような動作も行う人はいないと思います。右足で床をそのように押すと、身体が左に傾くようなモーメントになってしまうからです。


引用:
ただし、チョッと気になるのは膝のナイセンと同時に爪先まで向いてしまっている子がいるためです。

そのため、私たちには骨盤まで向きが変わっているので違和感があります。
また、爪先が中を向くとガイセン運動がなくなるのでパワーの伝達が上手くいきません。

このあたり私の読み取りがおかしいのかもしれませんが、違うと思いました。
膝のナイセンとは股関節の内旋動作のことだと思いますが、この内旋動作に合わせてつま先も内側に向けるのは故障を防ぐために非常に大切な動作だと思います。
また、骨盤の向きが変わることに私は違和感を感じませんが、どの動画の話なのか教えていただけますか?
TUBE Re: 古武術を応用した中学バスケットチームの動画  /  投稿日時: 2006-4-6 20:14
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-3-16
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たれいらさん こんにちわ。
さっそくありがとうございます。
引用:
実際に右移動の最初の段階で左に重心が移動するという動作はありえないと思いますが、感覚的には、左足に体重をかけていると感じる方もいらっしゃるでしょうねTUBEさんは「正確には重心というよりも右足で最初に上向きの蹴りを発生させ」とおっしゃいますが、私はこのような動作も行う人はいないと思います。右足で床をそのように押すと、身体が左に傾くようなモーメントになってしまうからです。


これは、難しいのですが左足の親指の付け根とかかとで蹴りだすことをイメージしたとき、上半身は右に傾け、左に重心ではなく、体重を乗せる感じになる場合があります。この形は、プロ野球の王選手が1本足打法のときに左足に体重をかけていたイメージです。(よくアニメでも、走り始めるときに見かけます。)

あのーここで、話の噛み合わなくなる原因に、重心と体重をかけることが同様に扱われる点だと思います。

重心は、負荷をかけていない場合における重力の向きです。
つまり上記の場合は、体重は左にかけますが、重心は当初のままか右に移っていくわけです。
 これを感じるには、膝を伸ばして両足を開き、右にサイドステップで大きく踏み出してみてください。
 すると動けないので、一度右足を屈伸させ、左にためを作ります。

抜きとは、この際左足に強制的な負荷をかけず、支えていた右足の力を抜くことで自然に重心を右へ移動することと考えます。(この場合は大きな一歩は出しにくい。)


引用:
引用:
ただし、チョッと気になるのは膝のナイセンと同時に爪先まで向いてしまっている子がいるためです。

そのため、私たちには骨盤まで向きが変わっているので違和感があります。
また、爪先が中を向くとガイセン運動がなくなるのでパワーの伝達が上手くいきません。

このあたり私の読み取りがおかしいのかもしれませんが、違うと思いました。
膝のナイセンとは股関節の内旋動作のことだと思いますが、この内旋動作に合わせてつま先も内側に向けるのは故障を防ぐために非常に大切な動作だと思います。
また、骨盤の向きが変わることに私は違和感を感じませんが、どの動画の話なのか教えていただけますか?


すみません。
違和感とは、バレーボールにおけるレシーブに使えるか?という点においてです。

違っていたら申し訳ありませんが、レシーブの基本は、おへそを上げようとする方向へ向け、膝で持っていく。では・・・。

その点で、完全に骨盤から上が横を向くことに違和感を感じている方は多いのでは???

あと、つま先の件ですが、紹介くださったページ(動画ではない)でも完全に進行方向を向けていないようですが、

上記したようにカカトも利用し膝を内側に入れるような捻転を利用したほうがパワーが伝わると思います。そうした意味で、膝とつま先の方向が完全に一致するよりは多少つま先が開いているほうが有効と思いました。

逆に、怪我の防止に役立つとは、どのようなことなのでしょう?
教えて下さい。

追加、最初の動画で進行歩行の反対の足を抜くとの表現がありますが、実際は進行方向の足を抜きます。また、膝を中に入れるのは力を伝えるための動作です。そういう意味で、この指導者は抜きを理解していないと思われます。

そして、これが今回、皆さんに勘違いを生み、話を混乱させたような気がします。
たれいらん 体重を乗せるという言葉は誤解を招くのでは?  /  投稿日時: 2006-4-6 21:11
管理人
登録日: 2005-12-8
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TUBEさんこんばんは。
TUBEさんの問題意識は私ととても近いと思います。

引用:
TUBEさんは書きました:
あのーここで、話の噛み合わなくなる原因に、重心と体重をかけることが同様に扱われる点だと思います。

重心は、負荷をかけていない場合における重力の向きです。
つまり上記の場合は、体重は左にかけますが、重心は当初のままか右に移っていくわけです。
 これを感じるには、膝を伸ばして両足を開き、右にサイドステップで大きく踏み出してみてください。
 すると動けないので、一度右足を屈伸させ、左にためを作ります。

おっしゃりたいことは理解できます。ただ、人によっては体重をかけるという言葉は別の動作をイメージすると思います。


上の図で、人はこちらを向いていることにします。右ひざを曲げている状態です。
この図をみて、右足に体重をかけていると考えるのか、左足に体重をかけていると考えるのか、ひとそれぞれなわけです。
この人物が仮にこの体勢で静止しているとします。その場合は誰しもが右足に体重が乗っていると考えるでしょう。
次にこの人物が右に加速している瞬間だとします。
このとき、TUBEさんなら左足に体重が掛かっていると感じる、解釈するはずです。しかし、この場合でも右足に体重を乗せるんだと感じる人は大勢いるはずです。
なので、体重を乗せる、体重をかけるという表現は好ましくないと考えます。

ですが、TUBEさんのおっしゃる「体重をかける」にかわる表現は、なかなか難しいですね。私はそのあたりをこのスレッドでは「右足>左足」と表現したり、「地面を押す」と表現したりしてきました。「支持脚」にもそのようなニュアンスを加えているつもりですがこれは伝わらないでしょうね。


引用:

すみません。
違和感とは、バレーボールにおけるレシーブに使えるか?という点においてです。

それは私が 2006-3-30 18:04で書いた
引用:
バレーボールではあそこまで大きく内旋させたり、骨盤の方向を変えたりする場面は少ないと思います。バスケットほど斜め後ろへの動きは多くないからです。<訂正します。オフブロッカーの動きや、平行が上がったとき、速攻をレシーブするポジションから素早く下がるときなどで応用できそうです。>

と同じような違和感でしょうね。その意味では同感です。

引用:
あと、つま先の件ですが、紹介くださったページ(動画ではない)でも完全に進行方向を向けていないようですが、

上記したようにカカトも利用し膝を内側に入れるような捻転を利用したほうがパワーが伝わると思います。そうした意味で、膝とつま先の方向が完全に一致するよりは多少つま先が開いているほうが有効と思いました。

逆に、怪我の防止に役立つとは、どのようなことなのでしょう?
教えて下さい。

http://lastarts.com/knee_in.html

http://www.japanlittle.jp/project/project_06.html

http://www.japanlittle.jp/project/project_01.html
をご覧下さい。「knee-in 膝」などで検索されるともっと情報が得られます。



引用:
追加、最初の動画で進行歩行の反対の足を抜くとの表現がありますが、実際は進行方向の足を抜きます。また、膝を中に入れるのは力を伝えるための動作です。そういう意味で、この指導者は抜きを理解していないと思われます。

膝を内旋させたあと、膝が地面の方向に近づいているので、私の理解では一応支持脚での膝の抜きと呼べると思っています。

引用:
そして、これが今回、皆さんに勘違いを生み、話を混乱させたような気がします。

そもそも「膝の抜き」の定義があいまいなんでしょうね。二軸や股関節外旋と関連させる必要は無いと思います。たしかに指導者の書かれている文は私には今のところ理解できませんが、何かの大事な意味が含まれているかもしれませんね。
TUBE Re: 体重を乗せるという言葉は誤解を招くのでは?  /  投稿日時: 2006-4-6 22:44
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-3-16
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引用:
たれいらんさんは書きました:
TUBEさんの問題意識は私ととても近いと思います。

はい、私も そう思っています。
引用:
TUBEさんのおっしゃる「体重をかける」にかわる表現は、なかなか難しいですね。私はそのあたりをこのスレッドでは「右足>左足」と表現したり、「地面を押す」と表現したりしてきました。「支持脚」にもそのようなニュアンスを加えているつもりですがこれは伝わらないでしょうね。

これは、どんな表現でも伝わりにくいのかもしれませんね?
「右足>左足」も、何のことか創造しににくいですし、
「地面を押す」も下向きの力のようで・・・。
指導言語の難しさですね。

そういえば、良く抜きをマスターした人が蹴らなくてよくなったと書いてますが、正確には、右足で左足方向に付加をかける必要が無くなった。が正解でしょうね。

違和感については、同感です。

膝と爪先は、納得しました。

すみません、ここからはスピリットステップ?についてです。
指摘の龍谷のリベロですが、実は私すごく違和感があったのです。
あのジャンプ!!!

なんか飛び上がりながらレシーブしてるような感じで・・・。

よく拾うけど、変な感じ??? だって、ジャンプが高いじゃないですか?
これでなんで、レシーブが良いのでしょう?てな感じでした。

そのあと投稿を見て!!!

ん〜、ちょっと悩みました。
実は私の娘も、なんか飛んでからレシーブするんですよね???
しかも早いボールとフェイント処理の時だけ・・・。まだ小学生で低学年なんですけど。

親馬鹿かもしれませんが、割と反応良く動き、六年生のスパイクなんかも拾ったりしています。
それで、ジャンプして拾ったときには注意してたんですよね。

何で飛ぶのか?と尋ねたら、「ジャンプしたほうが動きやすいの!」と言うんです。

正直に私の辞書には、このステップは無かったので、困惑です。

まだ検証はしていないので、今度、ビデオを撮ってこのステップか検証してみます。
たれいらん Re: 体重を乗せるという言葉は誤解を招くのでは?  /  投稿日時: 2006-4-7 22:54
管理人
登録日: 2005-12-8
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TUBEさんこんばんは。

引用:
TUBEさんは書きました:
これは、どんな表現でも伝わりにくいのかもしれませんね?
「右足>左足」も、何のことか創造しににくいですし、
「地面を押す」も下向きの力のようで・・・。
指導言語の難しさですね。

そうですね。
なにかいい言葉が見つかりましたら、ぜひ教えてください。

引用:
そういえば、良く抜きをマスターした人が蹴らなくてよくなったと書いてますが、正確には、右足で左足方向に付加をかける必要が無くなった。が正解でしょうね。

ここは私との見解の相違がありますね。右に移動するときの話ですよね?
私は「右足で左足方向に付加をかける」ことは誰も行っていないと思います。TUBEさんは「右足で左足方向に付加をかける」動作は広く行われているとお考えでしょうか?

引用:
すみません、ここからはスピリットステップ?についてです。
指摘の龍谷のリベロですが、実は私すごく違和感があったのです。
あのジャンプ!!!

なんか飛び上がりながらレシーブしてるような感じで・・・。

よく拾うけど、変な感じ??? だって、ジャンプが高いじゃないですか?

はい、びっくりするほどジャンプが高いですね(笑)
私は接地点移動とスプリットステップの着地を兼ねるためにはジャンプを高くする必要があると考えてはいましたが、あれほど高い移動は考えていませんでした。あの選手にはとてもいいヒントをもらいました。


引用:
何で飛ぶのか?と尋ねたら、「ジャンプしたほうが動きやすいの!」と言うんです。

自分で発見したんですね。そのジャンプはとても自然な動きなんだと思いました。


引用:
正直に私の辞書には、このステップは無かったので、困惑です。

まだ検証はしていないので、今度、ビデオを撮ってこのステップか検証してみます。

ビデオはいいですね!ぜひ、また考えをお聞かせください。
TUBE Re: 体重を乗せるという言葉は誤解を招くのでは?  /  投稿日時: 2006-4-8 15:51
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-3-16
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年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
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引用:

たれいらんさんは書きました:
私は「右足で左足方向に付加をかける」ことは誰も行っていないと思います。TUBEさんは「右足で左足方向に付加をかける」動作は広く行われているとお考えでしょうか?

ん〜?現実はどうなんでしょう?
どっちかといえば、意識の問題でしょうね。
「右足を前に出して左足はついてくる。」とイメージしているか?
「左足で蹴って、進んでいる」とイメージしているか?
同じことのようですが、意識が変わるだけで動作もちがってくるものです。

 この時、バレーで言うとレシーブの構えから一度腰が上がる人。サイドステップをさせるとピョンピョン跳ねる感じの場合は、イメージとしては左足で蹴っている(右で負荷をかける)イメージではないでしょうか?

つまり、左足が一度、垂直に立ってから重心移動している場合です。

サイドステップの練習をさせても、足を揃えた状態からはじめると、まさにこの状態が発生します。ここで言う抜きでも、ある程度足を開いた状態だから実現できるものです。

ただ、足を開いた状態からはじめても、はねるイメージの人は変わりませんよね?この人たちが感じるイメージでしょう。

あとビデオですが、良いですね!
まず、本当の自分が認識できる。

先日私は、はじめて自分のプレーをシャッター速度をあげて撮影してみました。
小さなコマ送りで再生すると、自分のイメージと違う事が多いのにびっくり!

また、ミスをした原因が詳細にわかり、イメージ作りには最適です。

今の悩みは、他の人のデータをいつ・何処で伝えるかです。
たれいらん Re: 体重を乗せるという言葉は誤解を招くのでは?  /  投稿日時: 2006-4-11 5:12
管理人
登録日: 2005-12-8
投稿: 391
年齢区分: 20歳以上
バレー暦: ウン十年
性別: 男性
TUBEさんこんにちは。お返事おそくなりました。

引用:
TUBEさんは書きました:
あとビデオですが、良いですね!
まず、本当の自分が認識できる。

先日私は、はじめて自分のプレーをシャッター速度をあげて撮影してみました。
小さなコマ送りで再生すると、自分のイメージと違う事が多いのにびっくり!

また、ミスをした原因が詳細にわかり、イメージ作りには最適です。

他人のプレーに関しても、繰り返しリプレイして、スローやコマ送りで観察すると、その場で見ただけの情報とはまた違う情報が得られますよね。


引用:
今の悩みは、他の人のデータをいつ・何処で伝えるかです。

ビデオを選手に見せる時間、場所の問題でしょうか?TUBEさんの解説も必要ですからビデオだけ渡しても解決になりませんね。



引用:

引用:
たれいらんは書きました:
私は「右足で左足方向に付加をかける」ことは誰も行っていないと思います。TUBEさんは「右足で左足方向に付加をかける」動作は広く行われているとお考えでしょうか?

ん〜?現実はどうなんでしょう?
どっちかといえば、意識の問題でしょうね。

意識としてはそういうひともいるかもしれませんね。

引用:
「右足を前に出して左足はついてくる。」とイメージしているか?
「左足で蹴って、進んでいる」とイメージしているか?
同じことのようですが、意識が変わるだけで動作もちがってくるものです。

そうですね。

引用:
 この時、バレーで言うとレシーブの構えから一度腰が上がる人。サイドステップをさせるとピョンピョン跳ねる感じの場合は、イメージとしては左足で蹴っている(右で負荷をかける)イメージではないでしょうか?

つまり、左足が一度、垂直に立ってから重心移動している場合です。

サイドステップの練習をさせても、足を揃えた状態からはじめると、まさにこの状態が発生します。ここで言う抜きでも、ある程度足を開いた状態だから実現できるものです。

ただ、足を開いた状態からはじめても、はねるイメージの人は変わりませんよね?この人たちが感じるイメージでしょう。

この部分をゆっくり考えていたのでお返事遅くなりました。
サイドステップを大きく二種類に分けると大きく跳ぶときに「(1)左足で蹴る方法」と「(2)右足で蹴る方法」とに分かれると思います。しばしばアップなどで行われる、9m以上の長い距離をリズム良くリラックスしてサイドステップするときは(2)の方法を選択する選手が多いと思います。
TUBEさんのおっしゃる「ピョンピョン跳ねる感じのサイドステップ」というのを最初(2)の方法のことだと考えて混乱していました。おそらく(1)の方法のことですよね?左足でポーンと長い距離を跳び、右足で着地してそこに左足を引き付けて着地し、また左足で蹴る。このような動作のことだと思いました。
あってますかね?
Re: 古武術を応用した中学バスケットチームの動画  /  投稿日時: 2006-4-11 23:53
へりくつ道場師範
登録日: 2006-1-9
投稿: 339
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バレー暦: ウン十年
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たれいらんさん、こんにちは。
上手くからむことができなくて、すいません。

引用:
右に進むときには左足で蹴るのではなく、左足で身体を支えて左足の膝の力を抜いて右に交わす。この抜重の動きは、「膝の抜き」と言うが、重力で倒れこむ作用を活用した動作である。

引用:
交わし技では、もう一つの方法もよくみられる。それは、右へ進むときに右脚に体重がかかった状態で右の股関節を外旋させる(膝を右に向ける)と同時に右膝を抜くこと(右膝を地面に突き刺す感じ)によって方向を変える方法である。
直後に左脚が右脚を追い越してクロスするので、クロスオーバーステップと言うことがある。

2通りあったんですね。
一つめは、おっしゃるとおり「左股関節の内旋」ですよね。

引用:
外旋することと膝を抜くことは別のことだと小田氏も区別していると言えるでしょう。

引用:
簡単に言えば、ここまでの「膝を抜く」とは支持脚に関する話で、膝の向いている方向に下腿部を倒していくことだと思います。

これらがキーポイントですね。
そして、内旋することと膝を抜くことも別のことということになるでしょう。
左膝が前を向いた状態で「膝の向いた方向に下腿部を倒して」いっても、内旋は起きませんから。
引用:
甲野善紀氏は、いすにドスンと座るときのような膝が曲げられていく形での後ろ移動(以上は私なりの表現です)でも膝を抜くとおっしゃっていました。

単純に膝の力を抜けば、むしろその動きになると思います。下腿を倒していくのは、足関節の屈曲で、感覚としては「足の指を突っ張らないで膝を前に沈めていく」ですが、その体勢を保持すれば四頭筋の力はより大きくなると思います。「その体勢を保持しない」ことが重要だとつながるような気もしますね。
TUBE Re: 体重を乗せるという言葉は誤解を招くのでは?  /  投稿日時: 2006-4-12 2:49
へりくつ道場高段者
登録日: 2006-3-16
投稿: 159
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たれいらさん
返答ありがとうございます。

引用:
おそらく(1)の方法のことですよね?左足でポーンと長い距離を跳び、右足で着地してそこに左足を引き付けて着地し、また左足で蹴る。このような動作のことだと思いました。
あってますかね?


はい、そのことです。

ステップは奥が深いですね!!
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一見すると本書は、書店でよく見かける、大昔の常識をそのまま載せた入門書の仲間ようにも見えます。しかし、内容の誠実さは群を抜いて素晴らしいものがあります。

肩書きだけの入門書(元全日本など)とこの本とを同じようなものだと考えると、バレーボール人生において損をすることになるでしょう。

書店にも良く置いてありますのでぜひ一度手にとってご覧下さい。

『基本から戦術まで バレーボール』についての詳しい書評やコメントの投稿はこちら

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