こんにちは。
私は高校のチームのキャプテンをしているものです。
今日、監督からある質問をうけました。
それは、「小さいお前らが長身チームに勝つにはどうしなければならない？」と「イチローが世界で活躍（成功）できるのはなぜか？」といわれました。
色々考えたのですが、もしよろしければみなさんの考えも伺いたいです。
ちなみに監督は各地で有名な監督で全国にも出場経験のある先生です。
みなさんよろしくお願いします。

ミハルさん今晩は　勿論　『小さい者が長身チームに勝つ』　ということは　私たち特別な選手（？）がいないチームにとって　いわゆる強豪チームに勝つと言うことですから、永遠の課題でもあります　私ももう何十年もこの課題に取り組んでいます。
私も皆さんのご意見を伺いたいのですが・・ミハルさんの監督さんはまずあなたの考えを聞きたいのではないですか？　ミハルさん自身はどう思うのか　がまず必要だと思うのですがどうでしょうか。

僕は身長が高いチームに勝つためには高さで負けるのだったらブロック、レシーブをがんばります。僕らも小さいチームなので（平均１６１，４）よくわかります！

レシーブをどう頑張ればいいのでしょうか？みんなそれを知りたいのではないでしょうか？
　また、勝つことの意味やどのレベルで勝つといったことも重要なのではないでしょうか？

　先生方のずっと追われている問いにすぐ答えを出せるのかどうか。僕も同じ課題を持っています。６年目のチームですが、未だ大型と呼ばれるチームを持ったことがありません。

・「チームの現在位置」を知る
　その小さなチームが地区を抜けれるのか、全国にいけるのか、全国でどこまでいけそうなのか。決してあきらめるわけではありませんが、正確な現在位置を把握して、練習の計画やゲームの相手と練習した方がいいと思います。
・「サーブの効果」
　小さなチームでサーブで光るものがないチームは勝てないと思います。個人のサーブの技量と特性に応じた６人のサーブ順の配列の工夫があります。速遅、球質、長短、８秒の使い方、いろんなバリエーションの組み合わせがあると思います。
・個人の「サーブレシーブ」
　個人のスキルも大切ですが、フォーメーション、３人で４人でのレシーブが機能するかも重要です。ですが、小さいチームであればより一人ひとりのスキルが間違いないことが求められます。個人が適正にボールを処理できるかどうか、まずはそれを見たいと思っています。

これでもまだ曖昧で漠然としていますね。
すみません、自分はこれ以上まとめられません。
でもどのチームにもまず考えなければならないことだと思います。
ミハルさんはもっといろんなこと考えられてるかもしれません。
よかったら聞かせてください。

そこから先は、自分たちがどういうチームを相手に勝負するかによって課題が変わってくると思います。一言にレシーブをがんばるといっても、考え切れないくらいいろんなことがあります。

＞「勝つことの意味」・・・重い課題だと思っています。
やっぱり高さにはかなわないのか・・・でもがんばりたいです。でも日本一にならない限りどこかで負けます。どの段階かはそれぞれですが、そのそれぞれの負けをどう受け止めるのか。逆にそれぞれの段階での１勝に
どれだけの価値を持たせるのか。僕も気合入りまくりさんのようなチームで全国で戦ってみて撃沈してきました（涙）まだまだですね。

みなさんの貴重な意見を伺うことができてとてもうれしく思っております。みなさんの意見を活用させていただき監督に考えを伝えますね。本当にありがとうございました！！まだまだ、意見のある方、どんどん教えてください。お願いします。

芭麗人さんへ→自分の意見ですか・・・。そうですね、人に頼ってばかりではいけませんね。私の考えでは長身チームに勝つために私は、いかにレシーブで拾ってつないで、ミスを少なくするかだと思います。長身でも長身なりに穴ができると思います。例えば、相手ブロックが出る分、ブロックアウトを狙うなど色々あるのかなぁ〜？と思いました。
てつさんへ→私の考えはたいしたものではありません。私は選手であり、バレーに関しての知識も浅いので、てつさんのような考えがおもいつきません↓もっとバレーを知って今以上にバレーが楽しくなるといいです。

芭麗人先生は以下のようにおっしゃられています．

＞ミハルさんの監督さんはまずあなたの考えを聞きたいのではないですか？　ミハルさん自身はどう思うのか　がまず必要だと思うのですがどうでしょうか。

私は芭麗人先生のように人間ができておりませんので自分の考えをべらべらと書いてしまいます．ミハルさんが「よし自分で考えてみよう」と思っていらっしゃるなら個々から下は思い出したときにでも見られることをお勧めします．

＞「小さいお前らが長身チームに勝つにはどうしなければならない？」

低身長バレーボーラーの永遠のテーマであり「夢」であると思います．
未来あるミハルさんの「夢」壊してしまうようで申し訳ないですが【究極は勝てない】というのが私の結論です．

HP（ttp://www.volleyball-u.com/kaityourensai.htm
）で市川先生がおっしゃられているように『バレーボールは不平等なスポーツ』だからです．いやバレーボールだけではなくてスポーツなんてそもそも全て不平等なものですし，もっと言うと人生そのものも不平等なんですよね．

仮に6人全員の身長が180cmのチームAと，160cmのチームBがあるとします．A・Bチームそれぞれの選手が全く同じ身体能力とバレーボール技術を持ち，チーム力も全く同じだったらどちらのチームが勝つと思いますか？そんなのAに決まっています．

ただしこれはあくまでも究極の話です．現実はそうではない場合もあるわけです，事実，私はこれまで何度となく低身長チーム（B）が高身長チーム（A）に勝つ場面を見てきましたし私自身も経験してきました．ミハルさんはご存じないかもしれませんがビーチの西村選手やVリーグ松下の小糸選手は高校時代平均身長170cm台のチームで全国制覇しております．

当たり前のことですがBがAに勝つためには「個々人の能力×チーム力」がAより上回っていることが必要最低条件となると思います．個々人の能力とは例えば身体能力，ボールコントロール技術，経験などが挙げられるでしょうし，チーム力は戦略，戦術，連携技術などが挙げられることと思います．こういったことをさらに細分化したものが個々の能力では例えばジャンプ力等であったり，チーム力では例えばコンビ等になってくる訳です．

上で「バレーボールは不平等だ」ということを言いましたが，バレーボールもスポーツも人生も確かに「不平等」ではあると思いますが，決して「不公平」ではありません．頑張った人にも頑張らなかった人にも同じ分の配当が与えられるのが平等．頑張った人には頑張った分，頑張らなかった人にはそれ相応の配当が与えられるのが公平です．

じゃあ今の自分はどれくらいの力があって頑張ればどれくらいの目標を達成することができるのか？逆に目標を達成する為にはどれぐらい頑張ればいいのか？これを考えることが第一歩だと思います．「現状分析→目標設定→具体的対策→実行→再度現状分析→・・・」なんにおいてもこのプロセスは重要だと思うのですがこのうち「現状分析→目標設定」を簡単におっしゃられているのがヒデヨシ先生の

＞また、勝つことの意味やどのレベルで勝つといったことも重要なのではないでしょうか？

ということだと思いますし，ミハルさんの監督さんが「小さいお前らが長身チームに勝つにはどうしなければならない？」ということを言ったのは，このプロセスをスタートするきっかけを与えていらっしゃることだと思います．

9×9mのコートやボールはどのチームにも平等ですが，それをどう使うかという選択肢は各チームに公平に与えられています．いかに自陣のコートにボールを落とさず相手のコートにボールを落とすのかというのがバレーボールですから．

余談：「イチローが世界で活躍（成功）できるのはなぜか？」

彼自身が私達一般人にとっては「不平等な」才能の持ち主であることは疑う余地はありませんが，「現状分析→目標設定→具体的対策→実行→再度現状分析→・・・」の能力に長けているからだと思います．例えばイチローがホームランバッターに憧れて，もりもり筋肉をつけ，打撃フォームも長距離ヒッターを目指したフォームだったら今のようにメジャーで活躍できていると思いますか？彼はベースボールをこよなく愛し，その中で自分はどうやったら活躍できるのか．それを考え実行したのだと思います．

あくまでも「ミハルさんと監督さんとの関係」、ならびに
「なぜイチローの話を…」という点で話に参加させてください。
引用：
…ということは、現状ではその長身チームよりもレシーブが上がらない、
ミスも多い、そしてブロックアウトをねらうようなプレーもできていない、
…ということですよね？（失礼な言い方で申し訳ありません）

でなければ、監督さんが突然そのようなことを言わないと思います。
もし本当にそう感じているなら、まずはそこから挑戦すべきです。

でもミハルさん一人が挑戦しても駄目ですよね。
あえてキャプテンに言っているのは、チームとしてできること、
つまり心を一つにして戦うことが必要なのではないでしょうか？
例えばブロックカバーに誰も入っていない…など、
身長に関係なくチームとして取り組めるもの、
そのあたりに期待しているものがあるのではないでしょうか？

また、イチローについて私が尊敬するのは、
誰よりも野球のことをよく知っていて、
自分がどのようなプレーをすれば相手がどのようにプレーするか、
…ということまでよくわかっているところです。

それと、最後まであきらめないという姿勢です。
先日のＷＢＣでも見せた一塁への全力疾走などを見ると、
とても心を打たれます。
例えばそのようなところを少しは見習え！
…という意味もあるのではないでしょうか？

もちろん、監督の真意はそれだけではないと思いますが、
難しい話を抜きにして、「例えば…」という話で書かせていただきました。
（失礼な表現があればお許しください）

自分のチーム指導状況を棚にあげて言えることではないですが、「こだわり」をもてるかっていうのも１つあるのではないでしょうか？みなさん頭では５０％くらいの理解をされてるんですよね。サーブでとかつなぎとかでも、それだけでは駄目かもしれないと思って別のことにも手をつけてしまってたりもするんですよね・・・。表現は難しいですがあるレベルまで達したならそこからは自分たちのカラーを出していくことが必須なのではないでしょうか？

その一瞬に心技体のすべてを出せるこだわりっていうんですかね？？？弱輩者の永遠のテーマでもあるんですけど・・・。

みなさんの貴重なご意見をいただいて本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
私のチームはバレーを深く知らなく経験不足な人ばかりです。高体連まで時間がありませんが、みなさんのご意見を参考に今後とも目標を持ちがんばろうと思います。本当にありがとうございます。また、他にも書き込みお願いします。少しでもいいので、アドバイスをいただけたらなぁと思います。

コヤックさんへ→コヤックさんのご意見、私にとってとても勉強になりました。もう少し自分でも考えてみますね。
新NO.10さんへ→書き込みを見て、すごく納得することばかりでした。チームのみんなに今回のことを話してみようと思います。そして、みんなで目標に向かって頑張っていけるようにしたいです。

　ミハルさんこんばんは。
コヤックさんが素晴らしいレスをされているので、違う視点からお話をさせて頂きます。

　いつも我が家の話で申し訳ないのですが、昨年は高身長の選手が１人だけですがおりました。選手層、経験、試合結果・・・どれをとっても昨年の方が優れていたと思います。

　しかし昨日、練習試合をしている相手の先生から、「今年の方がレシーブ・つなぎ共に良いのでは？」と言われました。一番の長身者は１５８cmで、表・裏エース共にまだ１年生です。

　家に帰ってから考えました！！その中でデータを見ると、昨年とは明らかに違う部分が発見できました。それはラリーの回数です。昨年は１点を取るのに１〜３ラリーが圧倒的に多かったのですが、今年は決定打がない分５ラリー以上のプレーが１セットの中に数多くあるのです。

　決定力のないチームは必然的にラリー回数が増えます。その中で彼女たちは自然とレシーブ、二段トスを繰り返し、いつの間にか実戦でのプレーが上手くなっていたのです。

　私は常日頃ラリーで学べ、その中に課題はたくさん落ちているはず・・・と選手に言っています。

　「小さいのだからブロックにかかって当たり前、それをマイナスに考えるのではなく、せっかくブロックしてくれたのだからカバーから逆サイドで速く攻めて点数を取ろう」そんな考え方が出来ると、小さいチームでやるべき事が見えてくるのかな？と考えるようになりました。頑張って自分たちのバレーを見つけて下さい。

じゅんさん書き込みありがとうございます。
ラリーですか。今までラリーについて考えたこともなかったです。
私達もラリーになることが多いです。
１人も決定力があるエースがいなくてねばってチャンスを待つばかりです。確かにラリーは少しのミスでも失点につながりますよね。
そこから正確さがくるのでしょうか？
このことをみんなに話してみます。本当にありがとうございました。