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せっちてん移動

1 しょうじ せっちてん移動
    2000/03/30 11:59:30 --- ---
なんどもおせわになります。
生徒達もおせわになりますがよろしくおねがいします。
さて、解説のなかで、接地点の移動で、フェイントのときは
片方の足を後ろに下げ、そのあしでける?とかいてあったとおもうんですが
足を交互にするんでしたら、前に足をだすではだめでしょうか?
お願いします。

2 たれいらん(管理人) これはわかりにくいので、表現をいろいろ変えて説明します
    2000/03/30 21:11:48 --- ---
 前に移動するためには床を後ろに蹴る必要があります。そして床を後ろに
蹴るためには、足が重心より後方になければならないのです。
 従来、拇指球に体重をかければ前にも動けると考えられてきたのは、
物理的には間違っています。というか正確ではないのです。
 しょうじさんのおっしゃるように構えの状態からいきなり足を前に出す
方法を私は「重心移動法」と呼び、接地点移動法と区別しているわけです。
つまり、従来の重心移動法では、スパイクが打たれた瞬間、重心は両足より
前にあるのです。
 接地点移動法は、スパイクの瞬間には重心は両足にしっかりかけた体勢
をつくり、なおかつフェイントも上げようと言うスタイルなのです。
 表現力不足で申し訳ありませんが、わからなければもう一度聞いて下さい。

3 しょうじ よくわかりました。
    2000/03/31 08:39:41 --- ---
どうもありがとうございます。
大変よく理解できました。
申し遅れましたが、あつしは我がチームのキャプテンです。
監督と選手の間柄ですが、あつしはとっても勉強家で
いつも議論?(けんか 笑い)しています。
のんべえさんにもおせわになっています。
これからちょくちょくお伺いしますが、こりずに
お願いします。

4 たれいらん(管理人) これからも宜しくお願いします
    2000/03/31 12:31:52 --- ---
しょうじさんこんにちは。
理解された様で良かったです。
さっそく上記の記述を本文に反映させたいと思います。
今後もわかりにくい点などございましたらご指摘下さい。

5 よこかわ 異議あり
    2000/04/03 16:22:23 --- ---
あの図のように斜めに構えれば、左前には出られないけど右前には
スムーズに出られます。まず右足を右前に踏み出してから方向を
変更した方が絶対に速いです。

6 たれいらん(管理人) 解答します
    2000/04/03 18:31:51 --- ---
 よこかわさんこんにちは。
 もちろん真正面に速く移動することだけを考えるなら、足を前後にずらし
よこかわさんのおっしゃるような移動法をやった方が速くなると思います。
 しかし、それでは結局左前と言う弱点が残ってしまいます。
 わたしが「根本的な解決にならない」と本文に書いたのは、この弱点が
残ってしまうという意味です。
 そして、その弱点をカバーすると言う意味では、「重心移動法」や
「接地点移動法」はかなり良いと思うのですがどうでしょうか?

7 よこかわ 否定しないがそれが全てではない
    2000/04/03 19:19:50 --- ---
もちろん、斜めに構えるだけでは全てのボールは拾えません。
左前に行きたければ重心移動か接地点移動を使うことが必要です。
でも、正面付近への強打と前へのフェイントをとるだけならこれでいいと思います。
どういうボールを拾いたいかで構える方向をかえればいい思います。
あと、水平方向へのすばやい移動についての私なりの認識は以下のようになっています。

8 よこかわ 水平方向への移動について
    2000/04/03 19:20:32 --- ---
制止状態から水平方向に動くためには重心に水平方向の力を加えて水平方向
への加速度を得る必要がある。
人間の場合、蹴り足の接地点から重心方向への力だけが水平方向へ動くための
加速度となりうる(この他の方向への力を得ることはできない)。
蹴り足の接地点から重心方向への力は鉛直方向の分力が重力と釣り合うだけの
大きさまでしか出すことはできない。残りの水平成分が水平方向への加速度
となる。

9 よこかわ 水平方向への移動について(続き)
    2000/04/03 19:20:55 --- ---
従って重心を低くすれば低くするほど接地点と重心を結ぶ線と水平方向のなす角度が
小さくなり、水平方向への分力を大きくすることができる。
しかし、接地点と重心を結ぶ線と水平方向のなす角度がある程度以上小さくなると
重力と釣り合うだけの力を出すことができないため、この角度には限界がある。
また、蹴り足の接地点から重心方向へ大きな力を出すためには膝を内側に絞って
低く構えるのが有利。

図で説明できるといいんですが…。
低く構える意義は、すばやく動くためです。

10 たれいらん(管理人) Re.否定しないがそれが全てではない
    2000/04/04 00:34:51 --- ---
 私も状況に合わせて使うなら、このテクニックはとても有効だと思います。
 例えば、マンダウンフォーメーションでレフトオープンに対処する時、通常なら
インナーのレシーバーは右足を前にして構え、フェイントもケアすべきでしょう。
 しかし、上のような場合でも、ブロッカーがストレートを押さえに行ってインナーの
コースが広いときは、両足は前後させずに構えるべきだと思います。なぜならこの場合は
インナーに強打が来る可能性が高く、また強打をレシーブすべき範囲が広いからです。
 強打をレシーブすべき範囲が広い場合、何故足を前後させないほうが良いのか?と疑問に
思う方もいらっしゃるかもしれませんが、要はサッカーのPK時のゴールキーパーと
同じです。PKの時足を前後にずらすキーパーはいないのです。

11 たれいらん(管理人) Re.水平方向への移動について
    2000/04/04 00:41:18 --- ---
よこかわさんありがとうございます。かなりわかりやすい説明だと思います。
そこで、あとで私のほうで図もつけてHPにアップしようと思うのですが
よろしいでしょうか?

12 よこかわ Re.水平方向への移動について
    2000/04/04 10:16:04 --- ---
是非使ってください。

13 よこかわ Re.否定しないがそれが全てではない
    2000/04/04 10:18:46 --- ---
説得されそうですが、サッカーのPKとは違いますよ。
守る範囲が全然違います。PKよりはよっぽど狭いです。
相手が打ってから反応するのも違います。

上の状況はブロックがストレートを閉めているのでストレートレシーバが
フェイントをケアしてくれるので、インナーのレシーバーは強打レシーブ
に専念できますね。この場合は足を前後にせずに構えればいいでしょう。
でも、これは相手が強く打てるところをノーガードでレシーブするという
ことになってますね。私はブロックは相手の一番強く打てるところを抑える
ものだと思っているので、こういう状況は想定しません。そもそもがら空き
のコースに強く打たれたら上がりません。

14 よこかわ Re.否定しないがそれが全てではない(続き)
    2000/04/04 10:19:23 --- ---
コースレシーブは強打の来る範囲が限られているのが前提です。クロスの
レシーバーだったらセンターブロッカーの左手の脇に構えていれば正面か
やや左に強いボールが抜けてくるのです。右には強打は来ません。
従って左足を前にして左前と正面に強い構えを作れば良いのです。これは
同時に右後にも強い構えになっていて、ワンタッチは右後に来るので反応
しやすくなります。

15 たれいらん(管理人) インナーのレシーブ
    2000/04/05 18:44:20 --- ---
 そうですね。私のはスパイクのコースをブロックによって上手く限定
できなかった場合の話です。しかし、意外と試合で遭遇する場面では
ないでしょうか。そして、その場合でもレシーブで上げる可能性を
数パーセントでも高めるべく、足は平行に構えた方が良いと思うのです。

 それからPKについては、よこかわさんのおっしゃるような違いは
ありますが、左右に素早く動けることを第一に考えるべきという点で
比較的範囲の広い強打レシーブと共通します。構えたところより前に
落とされる強打は拾えませんから、左右(やや遠く)への強打はキーパーと
同じように横っ飛びで、前への軟打は接地点移動法などで対処すると良いのでは。

16 たれいらん(管理人) センターブロッカーの左手の脇に構えることについて
    2000/04/05 19:00:32 --- ---
 センターブロッカーのすぐ脇のコースは普通最も強いスパイクが来るところ
ですから、よこかわさんのレシーブ方法はかなり合理的だと思います。
 ただ、その場合コート中央への軟打にはかなり反応しづらいですから、
そのようなボールはバックセンターの守備範囲に含めておくなど、チームとして
対策を練っておくべきでしょうね。
 ちなみに『セリンジャーのパワーバレーボール』によると、コート中央への
軟打をバックセンターが処理する方法を「センターレシーバー重点法」と言って
いたと思います。クロスレシーバーが処理する方法は「平行移動法」です。

 最後になりましたが、HP掲載許可の件、どうもありがとうございます。

17 たれいらん(管理人) 訂正
    2000/04/08 13:47:58 --- ---
 『セリンジャーのパワーバレーボール』で確認したところ、上の名称が
間違っていました。コート中央付近への軟打をバックセンターが処理する方法は
「後衛センター重点法」です。クロスレシーバーが処理する方法は上記の
「平行移動法」と「クロスレシーバー重点法」の二種類に分類されていました。
詳しくは上記の本を御覧下さい。大きな図書館なら大抵置いてあると思います。